■成果が出て当たり前

こんばんは、行動強化コンサルタントの石田久二です。


4月末からスタートした「目標を確実に達成する行動強化コーチング」の成果がかなり早い段階で出始めています。しかし、成果が出るのは至極当たり前。なぜなら、「行動」をしているから。


「行動強化」をテーマとしているため、とことん「行動」つまり「何をするか」に焦点を絞っています。そして一度決めた「行動」については、まずは一ヶ月間、必ずやり通して頂きます。そのためには、まずは自らの「行動」をマネージメントすることであり、それは一日一日の「行動」を3つから10こほど決めて、やったら「○」、やらなかったら「×」を付けて管理するだけです。


もちろん不可抗力的にできないケースもあるでしょうが、それでも100%を目指していると、結果的に8割から9割は達成できるようになり、それだけでも生活は一変します。これは、もう一度言いますが、「当たり前」なのです。今までやってこなかった「行動」を継続しながら、変化が起こらないことは物理法則に反することですし。


そのように「行動」を継続しながら、二週間に一回のセッションがあるのですが、ここではいわゆる「箱」の中から出るための日となります。毎日、「潜在意識」の抵抗と闘いながら「行動」を続けていると、ちょっとすればガンジガラメのヤケクソになることがあります。私たちはつねに「潜在意識」と言う名の「箱」に入っており、そこで飼われているような毎日を送っています。


しかし、時にはその「箱」の中から出て「視点」を変えてみる。すると、視野が広がり、新たな気づきや発見があります。それからまた「行動」を改めてスタート。するといつの間にか「潜在意識」の抵抗も弱くなり、前よりもスムーズに行動が継続できるようになります。


だから「成果」が出て当たり前なのです。


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【書評】「90日で商工会議所からよばれる講師になる方法」東川仁著

ここ数年、最も実用的に使えた一冊。本書との出会いは、その約半年前、著者の友人であるコンサルタントの方と個人的に知り合えたことがきっかけ。本書の出版キャンペーンではその二人の対談音声がプレゼントされており、それ欲しさに購入したのが本当のところ。それ以後、音声は何度も聞いたが、本書はパラ読み程度だった(そもそも私は読むより聞く派)。
それからさらに半年後、ひょんなことから某中核都市の商工会議所より講演の依頼を受け、それに弾みをつけようと著者を思い出し、ホームページを検索。すると「商工会議所からよばれる講師オーディション」なる企画が目に入り即参加。それから何度も本書を読み、企画書を磨き、オーディションでは無事に本戦に進んだことから、現在、本当に商工会議所からよばれる講師になったしまった。
その現実からして、本書そして著者との出会いがなければ、今の状況は絶対になかったであろう。さて、肝心の本書の中身であるが、タイトル通り「商工会議所からよばれる講師」になるための手順が、これでもかとばかり微に入り細に入り示されている。私自身も本書を手引書として、やったことやってないことをチェックしながら、確実に自らを完成品へと作り上げていった。
特にプロフィール、そして企画書のタイトル作りについては、非常に役立つ部分が多かった。使えるセミナーネタ一覧も、自分の企画を立ち上げるのに非常に参考になった。
私自身、自主開催セミナーについては、すでに100回以上開催し延べで3,000人以上動員してきたので、まったくの初心者ではなかった。しかし「商工会議所からよばれる」という目的に対しては、それなりのアプローチがある。内容や実績はもちろんだが、言ってしまえばその「見せ方」が極めて重要となる。その点においては、それまでのセミナーの「見せ方」ではまずよばれることはなかったであろうが、それを少し(または大幅に)変えるだけで、見事に「よばれる講師」へと変貌できたのだから、まさに本書さまさまである。
世の中、ビジネス上の「ブランディング」を指南する本は山ほどにある。もちろん良書もあろうが、それこそ玉石混合である。しかし本書は講師を「商工会議所」からよばれる領域までブランド化する意味で、極めて実用的であり、なおかつ類書は他にない。
ブランディングとは何か。フェイスブックやツイッターのフォロアが多ければブランドなのか。アメブロの読者が多ければブランドなのか。著書を出していればブランドなのか。もちろん、それらは結果論としてはアリだろう。しかし、そのような細々した見た目がブランドの着地では決してない。ブランドとは自分で見せるものではない。誰かに認められて初めてブランドとなりうるのだ。
その意味において、商工会議所から認められる(よばれる)ことは立派なブランドであり、そのための道筋を明瞭に示している点において、これぞ真のブランディング本であろう。セミナー講師としてのブランド力を身につけたいと思っている人にとっては必読の一冊である。
90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 (DO BOOKS)/東川 仁 著

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人生を変える100日ブログ:79日目


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■「アナログだから~」の罠

こんばんは、行動強化コンサルタントの石田久二です。


今の時代はインターネットがあるので、誰にでもそれなり以上の収入を得ることが可能です。ブログを更新するだけでサラリーマン以上の収入を得る人も珍しくないし、それこそ実業に対してもネットはかなりの相乗効果を発揮します。例えばお店の集客など。


ですので、今はお金をかけずに収益を上げる方法として、ブログ、アメブロ、フェイスブック、ツイッターなどが活用され、その方法を専門的にコンサルする人も増えてきました。ですので、例えばダンス教室などを主催されている人なども、ブログやSNSを通して集客することは十分可能ですし、むしろしていないとおかしい時代でもあります。


そこで、そのような人たちにまずはブログを書くことを進めると、とても多くのケースにおいて次のような言葉が返ってきます。

「わたし、アナログだから~」

つまり「アナログ」だからブログは「できない」と言うのです。しかしおかしな話です。ブログを更新するのに、何も高度なプログラムの知識は必要ないし、ハードに詳しい必要もありません。実を言うと、私だってアナログはアナログです。大学は文系ですし、機械にも決して強くはありません。いまだに録画したビデオをDVDに焼くことさえできません。ですので、ブログを更新するのに「デジタル」である必要はまったくなく、むしろ「アナログ」の方が向いてるとさえ思います。


しかし、ここで話題にしたいのは、この「アナログ」と言う言葉。そもそも「アナログ」ってなんでしょうか。おそらく機械に弱いとか、専門用語に詳しくないとか、その辺のことを総称して言うのでしょうが、問題は「アナログ」と言う言葉に一般化(名詞化)していること。


今言ったように、「アナログ」には本来いろんな意味が含まれます。ポジティブな側面を取れば、

「杓子定規で測れない人間の機微を知っている」
「多くの人を魅了するデザイン能力がある」
「知らない人とでも一瞬で仲良くなれるコミュ力がある」
「人を説得できるような文章力を持っている」
「雰囲気で人を和やかにできる」

などがあり、一方でネガティブな側面を取れば、

「機械に弱い」
「計算が苦手」
「数字に弱い」
「論理的に考えるのが苦手」
「英語やカタカナの表記が苦手」

などがあげられます。つまり「アナログ」には、上記にようないろいろな意味が含まれているにも関わらず、自分の経験や主観で勝手に意味を「削除」してしまい、とりわけ「アナログ」にネガティブな面を強調してしまう傾向があります。


例えば機械に弱い人がいたとして(私もそうですが)、それを一部分として「アナログ」という言葉を使ったとしましょう。だけど、ブログを書くことについて言えば、機械に強い必要はまったくありません。むしろ「アナログ」のポジティブな側面である「人間の機微」だとか、「文章力」の方がはるかに重要です。


だけど「アナログだから~」と言う人の多くは、そのようなポジティブな側面を「削除」して、

「アナログ=機械に弱い、ブログは機械だ、よってブログは書けない」

わけのわからない定式を勝手に作り、そのように勝手に思い込んでいるものなのです。このような様々な意味や要素を削除し、一つの単語に一般してしまう作用は「名詞化」と呼ばれています。そしてこの「名詞化」は様々な思い込みや偏見をもたらす元となります。もちろんいいように作用することもあるのですが、時として、自分に制限をかける原因にもなります。

こんなとき、いわゆる「メタモデル」による「質問」が効果的。

「ところで『アナログ』って何ですか?」

と。すると、質問された人は、「アナログ」の意味を考え始めます。そこで「機械に弱いんです」と答えたとしましょう。しかし、このケースで言うと、機械に弱いことはブログを書くことに何の関係もありません。ですので、この場合「アナログ」と言う「名詞」を使うことで制限されていた可能性が、「質問」によって解放されることもあるのです。


コーチングのセッションなどでも、漠然と「幸せになりたい」とだけ言う人がいますが、この「幸せ」もまた単なる「名詞」であって、様々な情報が削除されています。この場合は、

「あなたにとって『幸せ』とは何ですか?」

と質問してあげれば、その人の中で削除されていた「幸せ」の意味が浮き出てきますので、本当に求めている「幸せ」へと近づいて行くことになります。


「アナログ」の話に戻しますが、もしも「アナログ=機械に弱い」と一般化していたら、それはただちに取り除く必要があります。その取り除く手段が「質問」です。その一方で、「機械に弱いけど、文章は書ける」という情報が出てきたら、そんな人こそブログ向けでしょう。


つまり、自分自身の言語パターンに「名詞」がたくさん入っているようだと、そこにはたくさんの削除された情報があり、自分自身を不当に制限している結果につながります。そんなときはそん「名詞」の削除された情報に光を当て、改めて意味を問い直す習慣をつけると、自分自身の可能性はもっともっと広がることと思います。


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【書評】「空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法」 小飼弾著

ブログは素晴らしいのだが。。。
小飼氏の著書自体はこれが初めてであるが、ちょっと拍子抜けしてしまった。著者は恐るべし速読法の持ち主と知られているが、例えば「一時間で10冊読む超速読法」については、著者が実際にそのようにしているか言及はないが、要するに目次を読んで気になる個所だけ読めばいい。それなら言われずとも、たいていの読書家はやっているのではないか。
ちなみに本書は速読で読めば5分とかからず読める。本書にはノンフィクションであれば、いい本ほど早く読めると書かれてある。と言うことであれば、本書はかなりいい本の部類かもしれず、まるでサブリミナル効果のように「これはいい本です」と刷り込んでるのではないかとさえ思われた。
エロ本やマンガの章などもご愛敬であり、本書はいったい何を読めばいいのかさっぱりわからなかった。そんな私はきっと悪い読者なのかもしれない。図書館にあってよかったと思った。正直、小飼氏のブログの一記事分の内容にもなかった。読みどころを探すのが最大に難しかったが、結局見つけられなかった。
いや、一つあった。巻末のブックリストである。人の頭の中を見るには、その人が読んだ本を読めばいい。ビジネス書はもちろん、自然科学からマンガまで、いかにも小飼氏らしくヴァラエティに飛んだラインナップである。そこから気になる本を改めてブログ書評で楽しめばいい。その意味では、本書は著者のブログ解説本なのであろうか。
空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)/小飼 弾

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人生を変える100日ブログ:78日目


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■成功者が絶対やらないこと

こんばんは、行動強化コンサルタントの石田久二です。


ここ数年、フリーランスのビジネスマンと交流する機会が増えているのですが、成功するビジネスマンは、ほぼ確実に「今流行りのあること」をしていません。その「あること」をするのは一部のサラリーマン、学生、主婦などに限ります。フリーランスのビジネスマンや経営者がこれをやっては終わりです。その「あること」とは、、、

「携帯ゲーム」

です。正確な名称はわかりませんが、グリーとかモバゲーなどがその代表。私は当然やったことはありませんが、その多くは無料だそうです。ですので、ゲームをする方とすれば、無料で遊べるのだから得した気分になります。その何割かが課金サービスに手を出し、それもかなり依存してしまうので、グリーもモバゲーも大儲け。ただ、最近、部分的に法的規制がかけられるようにはなったそうですが。


と言いながらも、私もまったくゲームをしなかったわけではなく、iPhoneをお持ちの方はご存じと思いますが、「支払いゲーム」に一時期ハマったことがありました。また、「ソリティア」などカードゲームにハマる人もいるようです。それ、やり始めると一気に時間がなくなります。


これはいかんと思い、5月から一切やらないようにしました。もしやってしまったらカレンダーに「×」を付けて意識付けするほどに。それだけのことで見事にやらなくなったのですが、その時間に何をしてるかと言うと、読書です。ビックリしました。ゲームをする時間に、見事に一冊読めるのです。そしてゲームで時間をつぶすよりも、読書の方がはるかに脳にいいことにも気づきました。


ゲームとは、実は心理学です。グリーにせよモバゲーにせよ、人を依存させる心理学を熟知した上で開発しています。なので、形としては自分の意思でゲームをしているように見えても、それらはすべて「させられている」のです。一種の麻薬のようなもの。パチンコなどギャンブルもそう。それらは大儲けするための心理学なのです。


幸い私がやっていたのは、依存性の低い携帯ゲームでしたが、それでもやらないと決めるだけで、時間がどんどん有効活用できます。ですので、読書も進み、ブログもガンガン書けます。もし今、この記事を読んで「図星だ~」と思われたら、この機会に自覚した方がいいでしょう。


まず、携帯ゲームをして何が得られるのか。無料であっても貴重な時間は奪われます。有料ならなおのこと。暇つぶしができる、と言う人もいるかもしれませんが、携帯ゲームに費やすほど人生は長くはありません。ゲームで気分転換やリラックスができる。もし、「気分転換やリラックス」などの肯定的意図を自覚しているのなら、携帯ゲーム以外の何かで満たした方がいいでしょう。瞑想でもいいし、体操や筋トレでもいい。


いずれにせよ、携帯ゲームに時間を費やして得することは、およそタバコ以上にありません。グリーやモバゲーには悪いですが、まともな生活を送りたいなら、一切関わらない方がいいでしょう。私がここで書いたくらいで会社はビクともしないでしょうが、もし、この記事を読んで「図星」と思う人が2人でも3人でもいれば、この記事を書くのに費やした時間だけのことはありました。


もう一度言いますが、成功者は絶対に携帯ゲームをしません。潜在意識の奴隷になってはなりません。


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