■天才をモデリングするとどうなるか

こんばんは、行動強化コンサルタントの石田久二です。
最近、「写経」にハマっています。「般若心経」を写経するのもそうですが、実はいわゆるセールスレターや、有名ブロガーの文章の「写経」にハマっているのです。「写経」と言っても、筆で書くのではなく(般若心経は筆ですが)、レターやブログなどは普通にパソコンで丸写しして、エバーノートなどに保管しておきます。
これに何がいいか。普通に読む10倍以上の気づきがあるのです。私たち読み手は、単に読むだけでは、書き手以上にはなれません。もちろん以上になる必要もないのですが、もしもリスペクトしている書き手で、できればそのようになりたいと思う人であれば、ただ、単純に文章を書き写してみると面白いです。
その人は、ただの読み手のように「読む」だけでなく、当然、その文章を「書く」ことをしました。と言うことは、文章を写すことによって、その人と同じような「動作」を再現することができるのです。
成功したければ成功者の「モデリング」をしろと言われることがありますが、何事もまずは単純にコピーすることからスタート。「モデリング」と言いながら、ほとんどの人は自己流に解釈したモデリングであることが多い。これは言わば「顕在意識」のモデリング。もしも本当のモデリング、つまり「潜在意識」レベルのモデリングがしたいのであれば、「身体」を使ってそのまんまに真似することからスターとしてみればいい。
わかりにくい例かもしれませんが、ジャズミュージシャンはアドリブが身上ですが、実は誰一人アドリブなどしていません。天才はのぞいて。やっていることは、ストックしたフレーズのつなぎ合わせです。だけど、そのつなぎ方にその奏者のセンスが問われるのであり、だけど、元はチャーリー・パーカーなど天才のフレーズをそのまんまになぞること。
それによって天才の息吹が乗り移り、その稽古が多ければ多いほど、潜在意識に天才がインプットされることになります。もしも、「文章」で何らかの仕事をしたいのであれば、これもまた天才の文章を丸写しすればいいだけ。もちろん大量に写すことが求められますが、頭を使う必要ないだけ楽です。
とにかく最初は「身体」を使うこと。「身体=潜在意識」なのですから、まずはとことん身体を使って叩き込むことが大切です。私も今、天才の文章を丸写ししながら、その息吹に感動しています。


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■天才をモデリングするとどうなるか への1件のフィードバック

  1. Rika のコメント:

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    書き写してみる・・・いいですね。ブログの記事で2つほどやってみました。凄く自分の中に入ってくる気がします。
    興味有るんだけど、難しいモノや理解しずらいモノはやってみると凄く理解できるんだろうなぁ~。と想います。
    チマチマやってみます。

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