■キャリアのVSOP

こんにちは、行動強化コンサルタントの石田久二です。
Chikirinの日記」に「キャリアのVSOP」なる興味深い記事がありましたのでご紹介します。詳しくは元記事を読んで頂ければと思いますが、私の言葉でも書かせて頂きますね。
<V:20代はヴァラエティ>
20代はとにかくいろんな経験をしとけってこと。正直、20代から天命や使命など考えちゃダメ。とにかく与えられた仕事は何でもする。もちろんやりたいことが明確なら別ですよ。それしっかりすればいい。だけど、20代なんて自分の好きなことだけはできないし、無理できるのも20代の特権。上からゴミ扱いされても、40代になってゴミ扱いされるよりはよっぽどいいでしょ。20代でどんだけゴミになれるかが30代の生き方につながるんです。
その点で言えば私はどうだったか。大学卒業したら世界一周したいと思ったので、半年ほど工場でバイトして金貯めたのもいい経験でした。世界もよかったし、あと、哲学書なども割と読んだ。バイトもたくさんした。ニートもした。大学院にも行った。無駄だったけど。そして会社員になってゴミ扱いされた。私の20代はかなりヴァラエティに富んでるので満足です。
<S:30代はスペシャリティ>
「専門性」のこと。これは見つけるのがなかなか大変でした。会社辞めたのは32歳。それまでのキャリアはすべてなくなり、ゼロからスタートしましたから。だけど、そっから自分の向き不向きもわかり、やいたいことも見つかった。それがブログやセミナー講師。企業や商工会議所から呼ばれるのも、私がその道の「専門家」だと見られているから。その点においても、今は39歳ですが、よき30代だったと思っています。出足は遅れたけどね。
ただ、私の場合は20代と30代とでは、何か有機的つながりがあるのかと言うと、決してそうでもない。今やってることなど、20代のキャリアとほとんど関係ないから。それでも世界一周したり、哲学書読んだり、どん底を経験したのは、かなりつながっています。やっぱり20代大切ですね。もし今、20代ならばまだまだこれから。だけど、30代なら、40代なら、ちょっと考える必要があるかも。
<O:40代はオリジナリティ>
さあ、こっからが私にとっては未知の世界。確かにセミナーなりコーチングなり、私のオリジナルかというと決してそうではない。だけど、30代で培った専門性がなければオリジナリティも出てこない。穴を深く深く掘れ、すると勝手に広がる、、、と言われますが、こっからはまさに深堀の時期なんでしょう。
ある人に言わせると、人生は44歳で転機を迎え、人生逆転するのもその時期。それはまさにオリジナリティが開花する年齢なのかもしれません。正直、今の私はまだまだ攻めの姿勢で、どんどん出て行くしかない。なぜならオンリーワンの商品を持っているとは限らないから。だけど、オンリーワンが出てきてしまうと、それだけで営業せずとも注文が入る。40代後半で成功している人見ると、やっぱりそうだな~と感じます。
私の専門性もまだまだそこが浅いかもしれませんが、これからは掘りまくる時期。掘って掘って掘りまくる。そんな40代をスタートしたいと思います。
<P:50代はパーソナリティ>
つまりキャラですね。キャラで引きつける。この人から買いたい、この人だから頼みたい、この人と仕事したい。若くしてそんな人もいるでしょうが、こればかりは年の功が大切な場合も多い。ぶっちゃけ、コーチングやセミナーなどの、いわゆる「先生業」は若いよりもある程度、年齢がある方が有利だろうから、個人的には歳取るのがますます楽しみ。だけど、惨めな50代になる人も決して少なくないので、パーソナリティの50代を最大限に活用できるよう、今からガンガン掘りまくります。
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こんな風にキャリアを意識しながら、今の年代を生きていくのは得策ですね。


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