■超意識へのアクセス法

こんばんは、石田久二です。


今年になってほぼ毎日、こちらのブログも更新しています。1月に3日ほど更新せず、2月からは毎日です。日中、ふと「あ、この話書こ」と思うことがあるのですが、いざ書く時になると忘れていることが多い。あまり「記憶」をあてにしない方がいいですよね。やっぱり紙でも携帯でもメモの習慣はあってこしたことがないです。


ただ、それを言うなら「ブログ」ってのは、ある意味、壮大なメモとも言えます。こちらは割と先に内容を決めてから書くことが多いですが、もう一つの「宇宙となかよし」のブログは何も決めずに書くことがほとんど。その日のことを最初に2~3行書いてしますと、それからどんどん言葉が出てくる。内容はともかく。


だけど「大量に書く」ってのは、潜在意識的にとても理にかなってる気がします。「意識」ってのは、一番表面に「顕在意識」があって、これは基本的に最初から「言葉」になってるもの。「今朝は何食べましたか?」と聞かれると、思い出して「パン」と答える。この「パン」は「顕在意識」から。


では、この質問の答えはどうでしょう。

「一番好きな食べ物は何ですか?」


私なら「寿司」って答えると思いますが、これもまた「顕在意識」にある情報。では、この質問だとどうでしょう。

「三番目に好きな食べ物は何ですか?」


突然これ聞かれると「え??」ってなりません? 一番目、二番目と聞かれたあとに三番目を聞かれるならわかりますが、いきなり三番目だと即答はできないですよね。では、さらに五番目とか十番目になるとどうでしょう。どんどん答えにくくなる。


これはいわば「意識の深層」にどんどん入っていくことに他ならず、その領域のことを通常「潜在意識」って呼んでるのです。ただ、このような「食べ物」ならば順番に片づけていけばいいですが、例えば「やりたいことを100個教えてください」と言われると、ほとんどの人が途中でギブアップ。だけど、頑張って頑張って100個を紡ぎ出す、つまりそれだけ深い「潜在意識」に入って行くと、日頃思ってもないようなことが出てくることも。


そしてそんなのこそが「本当にやりたいこと」だったりすることもある。つまり「潜在意識」に深く入って行くには、それだけの時間や量が基本的には必要。瞬時に入るには、それまた訓練が必要となったりします。特殊なドラッグ類は別として。


ブログもそうで、文章量を重ねるとそれだけ深いインスピレーションが出ることだってある。私にしても、確かにいつもいつもではありませんが、月に2~3くらいは自分でも「いい記事」が書けることがあります。中でも年に数回あるかどうか出色の記事なんかだと、もはや「受け取った」としか思えないようなこともあります。それは「顕在意識」から「潜在意識」へと深く入って、その先の「超意識」にアクセスできた実感をもたらします。


最後に質問します。

「100番目に好きな食べ物は何ですか?」

これに即答できる人はまずいないと思いますが、もしいたとすれば、その人は「食べ物」に対して並々ならぬ愛を持っている人でしょう。そんな人は「食べ物」に対置した時、神の声を聞くことがある。野球選手は「野球の神」と言い、ミュージシャンは「音楽の神」などの言い方をしますが、ここでの「神」とはまさに「超意識」のこと。


「超意識」に到達するまで、深く深く意識を潜って行くには、やっぱりそれなりの「努力(時間、労力、量など)」が必要なのです。


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