■ベテルギウスの話

こんばんは、石田久二です。広島出張以来の久々の更新です。アクセス的には元からやってる「宇宙となかよし」の方が多いのですが、こちらのブログをメインに読んでいらっしゃる方もいると聞き、できるだけ毎日更新したいな~と思っています。
ところで先ほど、ふと「ベテルギウス」なる言葉が頭に浮かんできました。少年時代、宇宙図巻を見るのが好きで、その中でベテルギウスなるバカでかい星に魅かれていました。太陽でさえこんなに大きいのに、その800倍もする星がこの宇宙にあるなんて。
$「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ
何となく気になったので、ネットで調べていると、面白い事実を知ることができました。実はベテルギウスなる星、でかすぎて寿命が短いのですが、実はすでにこの宇宙には存在しないそうなんです。もちろん今もオリオン座の右肩(左上)に光る、あの星がベテルギウスには違いありません。ちょっと赤く光るのがそれ。
しかし言うまでもなく、光が私たちの目に届くまでには時間がかかります。ベテルギウスはここから640光年先にあるので、今見ているベテルギウスは640年前の姿と言うことになります640年前と言うと、室町時代初期で足利義満の時代。
しかし、今、そのベテルギウスは爆発してこの宇宙に存在しないことがわかっています。640年前と言うと人間スケールでは、確かに大昔ですが、宇宙スケールではごく最近のこと。そして星が爆発すると100倍に輝くと言われており、もしかすると私が生きている間にでも、ベテルギウスの爆発を観測することができるかもしれないのです。
そして一説によると、それは来年2012年であるとも言われています。星が爆発するとそこから強力な放射能が降り注ぎ、もしもそれが地球を直撃したら人類は間違いなく絶滅しますが、幸いにも確度がずれていてその可能性はないでそうです。
ちなみに星の爆発ってのは、そんなに珍しいことではなく、超新星と呼ばれるものがそれで、今まで何度も観測されており、肉眼でも見えるもの。しかし、星の爆発はその近くの星に対して何らかの影響があるのも事実であり、これまで恐竜や三葉虫などが絶滅したのも、その影響であるとの説があります。
いずれにせよ、ベテルギウスの爆発が観測されるのは、来年かどうかはともかくとして、そんなに遠い将来のことではなさそう。そうなると、満月と同じくらいの明るさの超新星が空に輝くことになり、日中は二つの太陽、夜は満月のごとく煌々と照らし続けることになります。
いくら放射能の影響がないとは言え、異常現象であることには変わりなく、かなり大きな規模で人間社会に影響を及ぼすことは間違いないでしょう。その現象をどうとらえるかは人それぞれでしょうが、実のところ、アセンションだとかフォトンベルトなんかよりも、ずっとインパクトがあり、そして現実的なイベントがもうすぐ起ることは事実です。
だけど、私は割と楽しみにしています。だって、なんだか楽しいじゃないですか。そしてそんなレアな瞬間に生きていられるなんて嬉しいじゃないですか。少年時代にベテルギウスに魅かれたのは、そんな予感があったからかもしれません。
とにかく何かが起りそう。だけど、そんな話を肴に酒を飲むのもいとおかしじゃないでしょうか。少なくとも私はそんな話が大好きです。


カテゴリー: |―覚醒・悟り パーマリンク