■潜在意識で病気を治すとは

こんばんは、石田久二です。
ここ数日、あっちでもこっちでも医療系の話が続いていますが、「願望実現の専門家・実践家」としても、やはり「健康」のことは大きなテーマの一つとなります。特に今までも「潜在意識を活用して病気を治すことは可能ですか?」などと何度か質問を頂いたことがあります。
お断りしておきますが、私は医者ではありません。医療行為はもちろんできませんし、健康や病気について口出しさえできない立場です。健康と言うと範囲は広くなるので、一概にすべてダメとは言えませんが、「病気」について口出しできるのは、基本的に医師免許を持った医者だけです。
もちろんケースバイケースで看護師や薬剤師など医療従事者が、簡単なアドバイスを行うくらいは許される範囲かもしれませんが、深刻度の高い疾病等については、必ず医師の診断を仰ぐことが最優先です。間違っても健康食品販売員やホメオパス、素人医療マニアなどに聞いてはいけません。時々その手の非資格者がしたり顔でアドバイスを送っているシーンを見ることがありますが、極端な言い方を承知で、あれは殺人行為に等しいと言えます。仮に非資格者がアドバイスを求められて言えることは一つだけ。それは「病院に行け」です。
ですので、私に対して潜在意識云々と言われたところで、いかなる病気も治せません。もちろん精神疾患も含みます。まずは主治医か最寄りの病院に行ってください。
ただし、あくまできちんと医師の診断を仰いだ上で、私なりに病気や健康に対して考えていることはあります。それは、いかなる「病気」であっても、そこには必ず「肯定的意図」があると言うことです。
例えばそれは生活習慣を見直すためのきっかけだったり、大切な何かを見つけるためのシグナルだったり、さらにはビジネス上のアイデアを得るための準備時間であったり、「意図」はそれぞれですが、必ず何か大切な「気づき」につながるものなのです。
もちろんこれは科学ではなく、一つの考え方です。しかし、人生の質と「考え方の質」とはほぼイコールであると言えるため、人生に対してより豊かな実りをもらたすような「考え方」を持つ方ことをとても大切なこと。
いかなり病気にも必ず肯定的意図がある。そこで「潜在意識の活用」を導入するのであれば、その「意図」を知ることが最大の解決法となります。そこで用いられる方法がまさに「質問」です。潜在意識はどんな質問にも律義に答えてくれます。
もしも「なんでこんな病気になってしまったんだよ~」と病気を恨み、悔やむような質問ばかりしていると、結局、ネガティブな答えが導かれるだけ。まさに精神衛生上よくないです。では、どのような「質問」を心がければいいのでしょうか。それは、
「この病気(←できれば具体的な症状)によってどんな学びや気づきが得られるのだろうか?」
という質問です。ストレートに肯定的意図、つまり学びや気づきを導くための質問をするのです。すると潜在意識は勝手にその答えを検索してきます。そしてその答えは必ず「肯定的意図」に結びつくものとなるため、心に自然とわき上がってくる感情は「感謝」でしかなくなります。
実のところ「病気」に「感謝」することが、最も病気を癒やすのです。末期癌から奇跡的に完治した稀なケースにおいて、その共通することは、誰もが病気に感謝していること。感謝以上に自らの免疫力を上げる感情は他にありません。
ただし、このようなことを聞いて、「じゃあ、感謝で病気を治すから、病院に行く必要はないですね」と考えるのは、大きな間違い。願望実現のセオリーでもしばしば「感謝」の力に言及されますが、願望を実現させるための感謝という考え方は、本当の感謝とは言えません。感謝とはあくまで自然とわき上がってくるものであり、与えれるものなのだから。
ですので、何度も言うように、病気になったら病院に行く。医者の言うことをよく聞く。それが大前提であり、その上で病気の「肯定的意図」について「質問」することが極めて重要なのです。



<○×計画31>5/7(×早起き、執筆)
<愛>人々の幸せを真剣に祈らせたて頂きました
<感謝>楽しい10月を過ごさせて頂きました


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