こんばんは、石田久二です。
私はいつも車の中で音楽か音声セミナーを聞いています。その割合は3:7くらい。音楽の時はジャズかラジオのクラシック。音声セミナーは大量のMP3音源をCDに落として、それをランダムに聞くことが多いです。今日はナポレオン・ヒルの「巨富を築く13の条件」という本を音声にしたCDを聞きました。
この本自体は名著「思考は現実化する」の焼き直しのようではあるのですが、ともに他のビジネス書にはあまり見られない項目があります。
それは「性エネルギーの転換」について。人間にとって最も強い情動は性衝動であり、成功者は例外なくこの情動を他の創造的なエネルギーに転換し活用しているのがここの趣旨。極端な言い方になるかもしれませんが、成功者の特徴はまず「性欲が強い」ということ。そしてそれを創造的に活用している。
確かに、特に男性の性衝動の強さは、他のいかなる衝動を上回る、最大のモチベーションであると言えます。特に若い頃は、寝るよりも、食べるよりも、性の衝動の方が遥かに強い場合があります。ナポレオン・ヒルが言うには、世の中で成功した人の多くは、40歳を過ぎてからであり、その理由として、若い頃に比べて衝動をコントロールすることができるからだと。
もちろん若くして成功する天才も数多くいますが、「普通の人が創造力を大債に発揮できる」のは、40歳以降であるとのこと。これは確かに「実感」としても理解できます。
今の世の中、性衝動を満たすことは非常に簡単です。パートナーがおらずとも、そのような衝動を処理するサービスはあふれているし、さらに自己処理するメディアも発達しています(インターネットなど)。
しかし、その湧きあがった性衝動を、俄かにも処理してしまうと、満たされた気持ちで、しばらくは何もする気が起らなくなります。若い頃は頻繁に湧き上がる衝動を、すぐに処理してしまう。ナポレオン・ヒルはそれをエネルギーの浪費と言っています。
恥ずかしながら、私自身も10代から20代、30代になってからも、しばしば性衝動を浪費することがありました。言い訳するなら、それは自然の摂理であり、私だけに限らないとは思いますが。そしてその頃はごく普通のサラリーマンでした。
そして、そのような浪費癖を制御するきっかけとなったのは、今から6年前のこと。趣味で始めた「滝行」も修行が深めると一定期間の「行」に入ることが許されます。それは7日間、21日間、100日間、1000日間など段階があり、私が33歳に入る直前、サラリーマンでありながら21日間の「行」に入りました。
その間は毎朝の滝行に加え、肉、酒、そして一切の性行動が禁止されます。つまり一人で処理することも禁止なのです。思春期に処理方法(いわゆるマス〇ーベ〇ション・オ〇〇ー)を覚えて以来、21日間もの禁欲をしたことはありませんでした。
そしていざ、やって見ると3日もすれば煩悩の嵐がやってきます。仕事も徹夜続きで猛烈に忙しいにもかかわらず、考えることはそのことばかり。同時にいかに自分は性衝動に支配されていたかを知るようになります。そしてそのような状況が続きながらも、21日間の行を終わらすことができ、その数日後、会社を辞める決意をしました。
さらにその翌年、21日間から100日間の「行」にも挑戦。しかし、初めての21日間では最後の最後まで煩悩・衝動に悩まされていたのに、100日間の際、30日も過ぎる頃になると、それも収まり、次第に自分自身でコントロールしている実感が出るようになったのです。
そしてその後も7日、21日の行を繰り返し、年間100日程度の「行」をするようになって7年。今では性衝動をコントロールすることにも慣れ、気が付くと、確かにビジネスやその他のことへエネルギーを向けることができるようになっています。
ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」では、「性エネルギーの転換」を強調しながらも、その具体的な方法については一切説明されていないのですが、一つ言うと、ようするに「ほどほどに」ってことなのでしょう。そして時には意識的に「禁欲」してみることも必要。
ただ、私の場合は21日間の禁欲であっても、滝行とセットなので続けられるのであって、何もない状態で続けられる自信はあまりありません。しかし、ナポレオン・ヒルの言うように、成功者は誰もがその方法を自分のものしている、と言うように、それぞれのやり方で、そして自分自身で気づき実践するものであれば、私にとってそれは「滝行」だってことかもしれません。
そして今、10月1日からスタートした「21日行」も半分を過ぎました。満行は22日になりますが、エネルギーがどのように転換されているのか楽しみです。
<○×計画13>4/7(×早起き、体重測定、腕立・腹筋)
<愛>(常に考えて入るのですが)あまりでてませんでした
<感謝>セミナーのお申込みを次々頂いています
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でも、確かにすごい重要なことだと思いました。なかなかビジネス書に書いてないですよね。
私も浪費しないように気をつけます。
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>【日本一の成長バカ】麻井克幸さん
いえいえ、どんどん浪費してください(笑)