■脱・Facebook宣言

おはようございます、石田久二です。
こちらは一週間ほどご無沙汰していますが、この間、実はFacebookに入れ込んでおりました。正確にはこの3~4日のことですが、今週末にFacebookの話もするセミナーに参加するので、ちょっといじってみたのです。
Facebookのアカウント自体は一年以上前から持っていたのですが、とりあえず放置して傍観。ですが、今年になって電通の仕掛けもあったためか、急激に盛り上がりを見せ始め、Facebook関連の本も軒並みベストセラー。特にビジネスマンにとっては名刺代わりのような必須携帯となろうとしていました。
私も何となく煽られるがままに、この一週間ほどいじってみたところ、確かに面白い。これはハマる。中毒になる。特にこの3~4日は完全にFacebookに入り浸りで、起きている時間のほとんどをFacebookと向き合ったいたように思います。
しかし気が付いてみると、、、この一週間ほど、私に何かプラスされたものがあったかと言うと、それが驚くほどないのです。ブログの更新は遅れ、こちらのブログは滞り、本も読まず、当然、執筆や勉強など将来的な活動も進まず。
なにもすべてをFacebookのせいにするわけでもありませんが、少なくとも私のようなハマり症にとって、Facebookのメリット以上にデメリットの方が遥かに大きく感じしまったのです。ですので、取るべき選択肢は二つ。
それは、Facebookに時間を取られないようにタイムマネージメントする。もう一つはFacebookそれ自体をやめてしまう。正直、今の私にはタイムマネージメントを徹底するだけの自制力が働いておらず、Facebookが動いている以上、どうしても気にしてしまうのです。
ですので、最終的に下した結論が、Facebookをやめてしまうことでした。
よくよく考えてみると、私にとってFacebookはどんな恩恵があったのでしょうか。まず最大の恩恵は「昔の知り合いとつながることができた」ってことでしょうか。特にアメリカでホームステイしていたファミリーから、震災後に見つけて連絡を頂けたことは感激しました。
それ以外にも高校や大学の友達など、何年ぶり何十年ぶりかの再会を喜んだものです。ただ、、、もしも本当に出会うべき必要性があるのであれば、私の場合、Facebookである必要もありません。私の方から用事があれば、なんとかして探すでしょうし、誰かが私に用事があるのであれば、私の場合、本名を検索すれば一発です。メールアドレスも電話番号もありますので、すぐに連絡は取れますから。
それに対してデメリットとなるものは、先ほど言ったように時間があまりにも取られ過ぎること。さらに、よくよく見てみるとFacebook上に必要な情報がほとんど見当たらないこと。誰からが食べた料理メニューなんか見せられても仕方ない。また、「友達」になったビジネスマンからセミナーやイベントの案内が急増したのですが、正直、東京のランチ会とか誘わないで欲しいものです。
Facebookがこれほどまでに普及した理由としては、やっぱりその魅力に尽きるのでしょうが、別の側面を見ると、中毒にしてしまうだけの仕掛けが巧妙になされているわけです。その代表が「いいね!(I like)」です。
何かの記事を書いたり、写真をアップしたりすると、即座に「いいね!」がつくわけですが、それが段々と「快感」になってしまい、さらにそれがネットワーク上にどんどん広がってしまう仕掛けにもなっています。これがFacebookの最大の魅力なんでしょうが、それは同時に欠点でもあります。
誰かがランチの写真をアップしたとします。すると即座に誰かががそこに「いいね!」をつけます。ただ、それだけのようなことが、ひたすら画面に流れてくる。そもそも自分が食べたランチの写真をアップするメリットはどこにあるのか。あるとすればそれがまさに「いいね!」の承認なのです。
とにかくアップする方も「いいね!」をつける方も、あまりにも手軽です。その手軽さがかえって「中毒」を引き起こし、この有限なる「時間」を食いつぶしてしまうのです。
そのような点から、私はここに「脱・Facebook宣言」をし、今後、もう活用することはないと宣言いたします。


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■脱・Facebook宣言 への4件のフィードバック

  1. 滝川雅弘 のコメント:

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    そうだったのですが。。なにか私の対応が原因で登録抹消されたのかと懸念していました。いつの日かお目にかかれる事を楽しみにしています。

  2. 石田久二 のコメント:

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    >滝川雅弘さん
    うわ~!滝川さん、すいません。いろんな方とお知り合いになれて楽しかったのですが、あまりにハマり過ぎるがゆえに決断を下さざるを得なくなりました。。。改めて滝川さんのサイトにメッセージさせて頂きますね。わざわざありがとうございました!

  3. 道上 のコメント:

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    なるほど了解しました。理由はよくわかりました。やるのも本人の自由、やらないのも本人の自由ですね。僕はやめないですけど。お仕事も頑張ってください。陰ながら応援しています。

  4. 石田久二 のコメント:

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    >道上さん
    ありがとうございます。

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