■親に頼らず他人に頼れ?

こんにちは、石田久二です。
大阪セミナー後、期間が空きましたが今日からまたこっちも更新していきますね。
ところで先日、大阪に規制している時、母親から面白い話を聞きました。ある同級生の話なんですが、その親の教育方針について。どうやらその親は子に対して「親に頼らず他人に頼れ」なる主張をしていたそうです。それも中学高校生くらいの時期から。
「親に頼らず他人に頼れ」
確かにこれは社会人としてまっとうな意見です。だけど、これをまだ社会に出ていない高校生に言うのはどうか、、、という母親の意見ですが、それは賛成。
もちろん子どもの資質にもよりますが、私は親から次のようなことを言われてきました。
「最後にどうしようもなくなったら親に頼れ」
多くの人は、友達に迷惑をかけることはあっても、親にだけは迷惑をかけたくないと思うもの。正直、親に頼るってのは文字通り「最後の手段」だと思うのです。さんざん脛をかじってきた私が言うのもなんですが。でもどうだろう。今、もしもお金が必要になったとして、手元にないとなると、、、親とサラ金とどっちを選ぶだろうか。
今の私には判断できませんが、私の友人には実際に「サラ金」に借りた人がいました。10万円程度でしたが、確かにその程度なら私もそうするかもしれません。つまり、親に頼るってのは、すなわち「親に心配かける」ってことにつながるわけです。
10万円程度で親に心配かけるくらいなら、2万の利息を払ってでもそれを回避したいと思うの人は決して少なくないでしょう。だけど、、、本当に最後の最後にどうしようもなくなった時、、、「最後の砦」があるってだけでも安心できます。
よく保険のことを「セーフティネット」と呼ぶことがありますが、特に社会保険の場合、その意味するところは「弱者救済」ではなく、実のところ「強者救済」なのです。つまり保護を前提として張っているのではなく、落ちても安心なように大胆に経済活動をせよ、、、との意味があるのです。
「親に頼らず他人に頼れ」
「最後にどうしようもなくなったら親に頼れ」
という相反する二つの言葉ですが、どちらの方が子どもは大胆になれるでしょうか。言うまでもなく後者だと私は思います。そして実際、そのように今でも思っているところがあるので、フリーランスでも大胆にやっていけてる気がします。


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■親に頼らず他人に頼れ? への6件のフィードバック

  1. ブルーシー のコメント:

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    本日アメンバー登録ありがとうございました。毎日の精力的な更新、感服しております。毎回楽しみにしてます。

  2. 石田久二 のコメント:

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    >ブルーシーさん
    こちらこそどうぞよろしくお願いいたします!

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    石田さま
    共感のおblogでした。
    最後の最後のとき
    命の危険までを考えた時
    そこに居て受け止めきる、
    その気配を察しきって、有形無形に共に苦悩を分かち合える親で在りたいと思います。
       グランマ・ぴよ拝

  4. 石田久二 のコメント:

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    >誕生数秘学マイスター★グランマ・ぴよ★のごめんあそばせさん
    ほんとですね。親はありがたいです。

  5. 玉尾 のコメント:

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    親に頼らず、他人に頭を下げるってのも
    仕事に気合い入りますけどね(笑)

  6. 石田久二 のコメント:

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    >玉尾さん
    そうですね。

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