「残り97%の脳の使い方」苫米地英人著

数多くの苫米地本の「まとめ」のような一冊であり、その分、内容は幾分薄くはなっているがCDが付いているのがよい。CDではもっぱら「スコトーマ(盲点)」についての話が中心であり、当然、本書における主要概念となっている。

その他のキーワードとしては、

・変性意識

・内部表現

・ホメオスタシス

・コンフォートゾーン

・エフィカシー

など、他の苫米地本に多様される概念が整理されている。これらの概念を用いて、例えば「年収を上げる」などの願望を可能とする。

年収500万円の人にとっては「年収500万円」がコンフォートゾーンであり、2000万円の稼ぎ方の部分がスコトーマとなる。通常、コンフォートゾーンはホメオスタシスにより維持されやすいため、年収を上げるためには、コンフォートゾーンをずらす必要がある。

そのための方法がエフィカシーを変えることである。エフィカシーとは自己評価(セルフイメージ)のことであり、それを変えるための簡単なエクササイズが巻末で紹介されてある。

苫米地式の願望実現に関心のある人は、とりあえず読んでみてもいいだろうが、やはり繰り返し聞けるCDに価値を感じた。

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残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~/苫米地 英人

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