話が「弱者の戦略」まで行きませんね。続けます。
ですので、私が今まで一貫して言ってきていることが、この「信念」を持つこと。
私がまさに「信念」だけで乗り切って、おまけに著書も出版してアマゾン総合一位。
能力なんてのは後からついてくる。
では、どうすればその「信念」を持つことができるのか。
私流の言い方をすれば、「信念」をインストールすることができるのか。
それがまさに私がやっていきたいことであり、さらにできること。やってきたこと。
それを一言で言ったのが、「独立起業メンタルコーチ」なのです。
私はテニスで勝つためのコーチはできません。
投資で稼ぐためのコーチもできません。
美しくなるコーチもできません。
しかし「独立起業」をしたいと思っている人の、そのための「信念」をインストールすることはできます。
なぜならそれは私の実体験でもあるし、これまでそのことだけを考えて過ごしてきたじゃないですか!って。
もちろんそれを理論的にも体系化しています。
ですので、この「公式ブログ」でもいかに独立起業して成功できるかの「信念」にフォーカスしてこれからも書いていこうと思っています。
ここでようやく「弱者の戦略」の話になるのですが、これは一言で言うと、「強者」に勝つ戦略のこと。
「強者」とは大手、エリート系で、規模や数量に任せて勝負している人たちのこと。
大企業がそうですよね。大企業サラリーマンも強者です。
一方、「弱者」とは何かと言うと、一言で「強者以外」です。
つまり中小零細個人など世の中のほとんどが「弱者」なのです。
一般に強者のやり方は、マス(大衆)を相手に数に物を言わせてバラマクやり方。
CM、新聞などのマス広告を用いるなど、とにかく大衆に受け入れられることが第一。
一見、それって普通のことじゃん、、と思うかもしれませんが、実は普通の人がこれをやると撃沈します。
「なんでもできます」は「何もできません」と同じ意味。
強者がそれを言うのはわかりますが、弱者は絶対に言ってはなりません。
弱者が勝には、強者のやらないことに徹するしかないのです。
2つほど例を挙げますと、テレビ番組「エチカの鏡」でもお馴染の「読書のすすめ」という本屋さんがあります。
本屋業界で言うと、強者は紀伊国屋や丸善。
なんでも売ってるし、いろんな人がやってきます。
一方、「読書のすすめ」が扱っているのは、いわゆる「成功本」の類ばかり。
そして店長の清水さんは、それらの本をすべて読み、自らポップを書き、場合によってはお客さんにアドバイスをしたりして、本を一冊一冊売ってます。
紀伊国屋の店長がやるでしょうか? もちろんやりません。
もしも自分にあう「成功本」が欲しければ、行くべきは紀伊国屋ではなく「読書のすすめ」です。
もうひとつの例は「地球探検隊」という旅行会社。
目的地が海外であろうが、現地までは自分で飛行機手配してやってきなさい(要望があれば手配しますけど)。
その旅行会社のウリはいわゆる現地ツアー。それも徹底した非日常のアドベンチャーツアー。
そして社長(隊長)の中村さんは、いくつかのツアーには自ら乗り出して、一緒にトイレの穴を掘っています。
JTBがそんなことやるでしょうか? もちろんやりません。
しかし、「地球探検隊」には決してJTBが扱わないような魅力的なツアーがあるのです。
アドベンチャーを体験したければ、JTBではなく「地球探検隊」です。
以上の二つの例は、いずれも「弱者の戦略」で成功した典型例です。
(つづきます)