今度こそ話を進めようと思います。
やっぱり誰もが独立して成功したいと思うでしょ。
ただ、独立するにおいて、ブレーキとなるのがアレがない、コレがないってこと。
自分には技術も、資格も、コネもない。
だから独立できない。本当はしたいのだけど。
ただ、今だから言えることですが、「信念」はいかなる技術や資格、コネにもまさるリソース(資源)なんです。
NLP(神経言語プログラム)の中に、「ニューロロジカルレベル」という体系があるのですが、下がその概念図。
このモデルの特徴は、下位概念は上位概念に対して影響することはあっても絶対じゃない。
ただし、上位概念は下位概念に対して、絶対的な影響を与えるってこと。
よく例に出すのがピアニスト。
ピアノがある「環境」であっても、その人がピアニストとは限らない。
ピアノを弾く「行動」をしても、その人がピアニストとは限らない。
ピアノを上手に弾けるという「能力」があっても、その人がピアニストとは限らない。
しかし逆に、その人がピアニストという「アイデンティティ」を持っていると、その人はピアノがあるし、弾くし、上手に弾ける。
自分でピアニストだという「信念」を持っているだけでもそう。
ここで大切なのは、「アイデンティティ」は変えられない(変えにくい)けど、「信念」は何かの拍子にすぐ変わるし、変えることは十分可能であること。
独立起業に話を戻しますが、このモデルによると、何がなくとも(環境、行動、能力)、「信念」があれば、下位概念である独立起業する上での「能力」などは自然に身に着くということ。
その例が私なのです。
もちろん「信念」だけにアプローチしても、それを固めることは容易ではないので、同時進行で行動や能力アップをしていくととは大切。
しかし、行動はするものの、もっと言えば、名刺に資格をいくつも書いてはいるものの、まったく仕事にならない人は世の中に五万といます。
それは何が欠けているのか?
技術や経験ではありません。
やっていくという「信念」が足りないだけなのです。
(続きます)