何かにつけてぺらぺらとめくりたくなる本。はじめから読む必要もなく、何気なく開いたページにこそ必要なメッセージがある。そんな本。
本書はアメリカ・インディアン(ネイティブ・アメリカン)の種族に伝わる言葉を「13の月」の順番にまとめて、そこに短いエッセイを綴ったスタイル。目の覚めるような言葉が大切なことに気付かせてくれる。たとえば一月目の「人生の高み月」から。
・こころが曇ったら、晴れた空や輝く星を見る。
・ひとも自然。すべては関わりあっている。
・地球人として、宇宙人として生きる。
・日はまた昇り、季節は巡る。また始めればよい。
この本に対してはレビューなど無意味。常に携帯して、導きに応じて開いてみるとよい。必ず必要なメッセージが授けられるであろう。
- アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 (扶桑社文庫)/エリコロウ
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