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SPのおかげで、何もしなくても月々の収入がサラリーマン時代を超える。
それはそれで不思議なことでした。
ここではアメンバー限定記事にして、その辺の事実関係をお話したいと思います。
私が会社を辞めるにあたって、いつも相談してくれたり、励まされたり、時には物的な面においてもお世話になっている、ある友人(ご夫婦)がいました。
前世からも付き合いがあるんじゃないかと、それこそ魂のつながりを感じるお付き合いだったと思っていました。
私が会社を辞めるにあたって、友人は私をネットワークビジネスへと招待し、さらにSPを紹介してくれたのも、その友人でした。
本当にその友人なくして、今の私はありません。
しかし、その友人との付き合いは、私が独立してから次第にギクシャクし始め、2007年末にはほぼ冷却状態。
そして2009年には完全になくなりました。
「決別」という言葉がふさわしいかどうかわかりませんが、とにかくあれほど付き合いの深かった人間関係も、こんなに簡単になくなるものかと、振り返って考えると背筋が寒くなる思いです。
実のところ、独立してから、本当に様々な出会いと別れを繰り返してきました。
飲み会で熱く語り合ったり、時には一緒に旅行に行ったりするほどの仲間になったとしても、何かに拍子にスッパリと切れてしまう。
人間関係ってのは、かくもはかないものなのか。
それとも、私自身が特別そうなのか。
時として、そんな自分を責め、すごく悩んでしまうこともしばしば。
しかし、ある時、ふと気がつくのです。
実は「人間関係」が変わるときってのは、自らのステージが変わる時なのであると。
しかも、それはどっちが正しい、どっちが悪いというものでもなく、きっかけは何であれ、大きな視点から見たら、異なるステージにいる人間同士が、心からの付き合いをするのは不可能なことだ、と。
独立前からお世話になっていた友人とは、ステージの上下もなく、単に住む世界が変わったからこそ
必然的に縁がなくなったのでしょう。
それに伴って、もう一つ、完全に決別したものがあります。
それがネットワークビジネスです。
しばしばネットワークビジネスはこの世に必要か、または必要悪か、それとも完全に無くなるべきかという論議を聞くことがあります。
独立当初に少し関わった立場からすると、今までは必要(悪)だったかもしれないけど、これから先はわからない(・・・なくなってもいい)と言うのが正直なところです。
私が思うに、ネットワークビジネスのメリットは、人生を逆転する唯一の手段であること。いや、であったこと(過去形)。
35歳を超えると、一般的に再就職は難しくなります。
何らかのスキルがあれば受け皿もあるでしょうが、そうでなければ、その後の人生は決して明るいものにはなりにくいでしょう。
そのような、ある意味、底を見た人間にとって、人生逆転するためにはネットワークビジネスか飛び込み営業くらいしか手段が残されていないのです。
必要なのはまさに「信念」だけ。
しかし、もしかすると、それは過去の遺物なのかもしれません。
なぜなら、今は、インターネットと登場によって、ネットワークや飛び込みでなくとも、人生逆転する手段がいくらでも転がっているからです。
一例を言えば、オークションを使った稼ぎ術などがそうでしょう。
日本のヤフーオークションで仕入れたものを、海外のイーベイで転売する。もしくはその逆。
それによってちょっとした手間と工夫ににより、ほとんどリスクもなく、確実に現金を手にすることができるのですから。
あとは量稽古によって、目利きとレター能力を磨くだけ。
それ以外にも手段は無数にあります。
アメブロを使って月収90万円も、決して絵空事ではありません。
そのような時代の潮流にあって、ネットワークビジネスは今後本当になくなるかもしれません。
話を戻しますが、その友人とのご縁が切れたきっかけもネットワークビジネスでのこじれでした。
毎日電話がかかってくる、時として夜中もかかってくる。出なかったら翌日は説教。
今日はどうだった?何人に声をかけた?いつ会わせてくれるんだ?
私が思い通りの動きを見せなかったら、こんこんと責められる。
飲み会よりも滝行を優先すると、それでも延々と説教(行中は肉・酒がNGなので)。
私は何のために会社を辞めたのか。
自由に、自分らしく生きていくためではなかったのか。
これならば、安定した給料で仕事しながら、適当に立ち回る方がよかったのではないか。
次第に友人のことが疎ましくなってくるのですが、ここで縁を切ってしまっては、生活を支えているSPを捨てることになる。
しかし私は決断をします。
もしも次のステージに行きたいのであれば、目先の収入にしがみつくべきではない!
オマエは何がやりたいのだ? オマエは何がやりたいのだ? オマエは何がやりたいのだ?
何度も何度も自問します。
そこで最終的に出てきた答えが、、、、まさに「決別」だったのです。
おそらく人生において最も大きな「決別」だったかもしれません。
しかし、それは私の人生において最も大きな、そして偉大な決断となったのです。