■風水の本質

こんばんは、行動強化コンサルタントの石田久二です。


西に黄色をおくとお金が貯まる。「風水」の一般書でよく見る話です。しかし、結論から言うと、「風水」の本に書かれてあることのほとんどは根拠のないデタラメです。ここまで言い切ってしまえるには根拠があります。あえて参照はしませんが、例えば風水の本が3冊あれば、どれも違うことが書かれてあるからです。



もちろんそれぞれの本の立場からは、すべて正しい視点で書かれているのでしょう。ですので、特定の一冊のみに依拠している限り、その人にとってはデタラメとは言えないことは認めます。しかし、大きく「風水」というジャンルに乗せた場合、同じ内容に対して矛盾・拮抗する主張があれば、風水そのものはデタラメとなってしまうのです。


その点、自然科学は違います。仮に拮抗する主張があったとしても、それは実験や論証によって決着が付くものだし、そうすることを科学者自身が一番望んでいます。それに対して、風水は違います。そもそも客観的根拠もないのだから、自分が正しいと言い合うだけで、交わることも、もちろん決着が付くこともありません。


しかし、そんな風水でも、たった一つ、意見のすれ違わない主張があります。10人の風水があれば、10人全員が認めるセオリー。それは、

「掃除」

です。「掃除」を否定する風水師はまずいません。いたとしたら、その人は元々風水のジャンルにない人なのでしょう。と言うことは、ここに風水の本質が見て取れます。風水とは実は、掃除の言い換えだったのです。つまりは「掃除」さえきちんとしておけば、風水で得られる効果がきちんと現れることになるのです。


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