こんばんは、行動強化コンサルタントの石田久二です。
本日、メルマガを配信しました。タイトルは「大失敗を告白します」であり、文字通り「大失敗」をしでかしました。それに対して、経営コンサルタントの栢野克己さんから返信メールが。
『エライ!こういうの恥ずかしいね。が、「イノベーションの機会は、予期せぬ成功、予期せぬ失敗、、」とドラッカーが。』
いや~、勇気出ました。そこでさっそく「ドラッガー 予期せぬ失敗」で検索すると、いろいろ出てきます。例えば以下のごとし。
予期せぬ失敗が要求することは、外へ出て、見、聞くことである。競争相手の予期せぬ失敗も意味をもつ。予期せぬ失敗は、イノベーションの機会の兆候として受け止めなければならない。分析するだけでは不十分である。調べるために出かけなければならない。たしかに、予期せぬ失敗の多くは、間違い、物真似、無能の結果である。しかし、緻密に計画し、設計し、実行したものが失敗したときには、失敗そのものが、環境の変化すなわち機会の存在を示すことが多い。
予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化を示す。製品、サービス、市場、戦略が前提としているものは、あっという間に陳腐化する。顧客が価値観を変える。同じものを異なる価値観で買うようになる。フォード社は、新型車エドセルの失敗によって、自動車市場がもはや所得によって細分化できなくなったことを知った。ユーザーは、所得ではなくライフスタイルに合った車を選ぶようになっていた。
(『イノベーションと起業家精神』より)
ただ、ちょっと待てよ。今回の失敗はもしかしたら単なる「間違い、物真似、無能の結果」でないとも限らない。いや、むしろそうだろう。それも含めて、イノベーションのきっかけにしたいと思います。ありがとうございました。