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加賀田式セールスと出会って、もう大丈夫だ!と意気揚々としているとき、常日頃から世話になっている友人から電話がかかってきました。
「すごいモノが手に入った」
最も信頼する人の言葉であったし、それ以前に「すごいモノ」の正体が知りたくて、その日のうちにその人の元へ駆けつけます。
それがかつてブログ界を席巻したアレです。
正式名称はあえて書きませんが、一種のパワーグッズであり、通称「SP」とさせて頂きます。
SPはなんでもアメリカの物理学者が開発し、、、音の量子を光に還元し、それを情報として・・・・
説明はともかく、さっそくSPを見せてもらうことにし、手にとり、さらに身につけてみます。
すると何かが走りました。
びびびび~
「これ何すか?すごいっすね!今一気に視界が広がった気がしました!(チャクラが開いたとも言ったような・・・)」
その感想は正直な私の実感でした。
とにかく直感的にこれは身につけておくべきだと思い、値段を聞いてみると、、、35,000円。
当時の私にとってはすぐに出せる金額ではありません。
しかし友人のよしみで、月々5,000円の利息なしの分割にしてもらうことにします。
SPの衝撃について、早速その日のブログに書きました。
その頃、私のブログ(宇宙となかよし)は、アクセスの多いブロガーから取り上げられるなど、徐々に徐々に知名度を増しているところ。
そんな時、SPのことを書いたら、当然、興味を持つ読者さんが出てきます。
問い合わせを受けるも、私にはどうしようもない。
ところがその2週間後、SPの開発者が日本に来ることになり、私も同席することになったのです。
そしてその場で、正式ではないが「販売店」をしないかと言われます。
なぜ正式ではないかと言うと、まだ日本に着いたばかりで、販売体制など確立していないからで、まずはご縁のある人から身につけてもらうことになりました。
そして再び、SPのことをブログ記事にし、販売することになった旨も書きます。
すると立て続けに注文が入ってきたのです。
さらに、それを手にした人が、自分自身のブログでも書くようになり、それを読んだ人からも注文が入るようになりました。
さらには大量のアクセスを持つパワーブロガーたちのブログ(スピ系)でも話題となり、メールを開くたびに問い合わせや注文が入るようになっていたのです。
ネットの世界でSPを扱っているのは私のみ。つまり独占販売体制がにわかに確立されたのです。
その波は2007年をピークに、とにかく何もせずとも、注文だけが入り、その分の収入が預金に刻み込まれるのです。
もしもこれを不労所得と言えばそうかもしれません。
私は単にブログを書いているだけ。
なのに勝手に注文が入り、一時期はサラリーマン時代の倍以上の収入をも稼ぎ出したのです。
しかしそのような好調とは裏腹に、売れれば売れるほど、私の心中は穏やかではなくなってきました。
なぜなら、この波が永遠に続く保証はどこにもなかったから。
もしもSPの販売店資格がなくなったらどうしよう、そもそもSP自体がなくなったらどうしよう、このままいけば確実にSPの販売店が増えるため、今のような独立体制はなくなるに決まっている。
そうなると、またあの不安な日々が始まるのか。
ここで、一つ説明しなければならないことがあります。
そもそもSPは本物なのか?・・・・①
そして私はなぜにSPの販売店を辞めることになったのか?・・・・②
この2点については、ブログではもちろん、まだ公にしたことはありませんでした。
まず①ですが、私の知る限り「本物」です。
言われているような効果は確かにあるし、それはブラシーボ効果とは明らかに異なる、客観的な証拠がいくつもあったからです。
しかしこれ以上のことは、販売店でなくなった私が言うことはできません。
隠しているわけでもなく、最新の情報も知らないし、そもそも言う資格がないから言えないだけです。
次に②ですが、この理由は簡単です。
一言で言うと、SPを紹介してくれた人との「縁」が切れたから。
さらには、私自身の望む方向性とSPの販売店をし続けることとの間に齟齬を感じるようになったいたから。
まず「縁」が切れたことですが、様々なボタンの掛け違いによるとしか言いようがありません。
それについては、また別の機会にアメンバー記事にて書こうと思います。
そして私の望む方向性との違和感ですが、まず、私が「これでやっていくんだ!」と方向性が見えてきたのが2007年の年末辺りであり、それがセミナー講師や講演家としてやってく決意だったのです。
しかし、SPはあくまで一企業の一商品であり、セミナーや講演で自分自身を売っていく方向性とは明らかに異なるものでした。
つまりは、私が行うセミナーや講演会も、結局のところ、SPを売るための手段に過ぎないじゃないか、と言われるのをどうしても避けたかったのです。
実はその辺りが、紹介してくれた人との「縁」が切れる理由の一つだったようにも思います。
そして次第にSPとも距離を置くようになり、2009年には正式に販売店を辞めることになりました(正式な契約は2007年1月のこと)。
それによって、私の中の生活の糧が確実になくなり、それはダイレクトに家計を圧迫するかに見えました。
しかし、ここがまさに「信念が人生を創る!」なのです。
SPそしてその紹介者との縁が切れたことは、確実に私を次のステージへと誘ってくれるきっかけとなりました。
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読ませて頂きました。
とっても興味深いお話しばかりです。
こんなに夢中になって、何かのメンバーとかになったのは久しぶりです。
引き続き、楽しく、また有り難い気持ちで読ませて頂きます。