■わざと噛む

おはようございます、行動強化コンサルタントの石田久二です。
関西で活躍する芸能レポーター、タージンは時々全国ネットにも顔を見せることがあります。例えば「人志松本の◯◯な話」がそう。
タージンはとにかく話がうまい。プロ。ただ、千原ジュニアいわく、「流ちょう過ぎて(頭に)入って来ない!」とのこと。
言われてみれば確かにそうかもしれない。例えばアナウンサー。アナウンサーも流ちょうですが、話す内容はもっぱらニュースなど事実を伝えるのが中心。子どもにすると、アナウンサーの話は面白くない。頭に入って来ない。
そこから「流ちょう=頭に入って来ない」と言う条件付けがなされてるのであれば、ジュニアが言うこともうなずけます。
そう言えば、営業の神様、加賀田晃氏もトークは驚くほど流ちょう。しかし、時折噛む。後から聞いたのですが、あれは「わざと噛む」のだとか。
実は加賀田氏も流ちょう過ぎるトークの欠点を知っていて、「相手に伝える」という効果を最大化するために、「噛む」ところまで計算しているのです。プロと言わずしてなんと言う。
最近、バラエティ番組など見ていると、芸人が噛むとやたらと指摘するシーンを見ることがありますが、あれを見ると噛むことがまるで悪のよう。
しかし、相手に話を伝えるのが目的であれば、噛むことにそこまで神経質になることもないかもしれませんね。


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