■ちょっと独白

こんばんは、石田久二です。

昨日、もう一つのブログ(宇宙となかよし)にて、毎年12月に行ってる札幌セミナーも今年で5年目になる、と書きました。そして改めてつくづく思いました。よく続けてるよな~、と。

傍から見たら順調に思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。何度も挫折しかけました。現にセミナーを意図的に中断した時期も二度ほどありました。理由は続ける自信がなくなったから。

それはやはり、参加者の減少であったり、時として厳しいご意見だったり。自分にはセミナーを続ける能力がないのかと、いろいろ悩んだ時期もありました。しかし、それでも前に進むしかなく、同時に進むだけの原動力を頂くこともあり、やっていると、そんな時こそ追い風が吹いたりします。

例えばセミナーの値段を思いきって倍にしたにもかかわらず、いつもの倍の人数が集まったり、または、影響力のある人から絶賛して頂いたりなど。つまりやっていると、それなりに「波」があるものなのです。そして正直に言うと、悩んでいる時間の方が長いと思います。
これはすごく寂しいです。誰にも相談する人がおらず、ただ、目の前の壁を見つめながらぼんやり考えるしかない時間。私が滝に打たれたくなる気持ちもお分かりでしょう。そうでもしなければ、気がまぎれないし、頭がショートしそうになるから。

でも、何だかんだ言って続けてられるし、気がつけば、確かに昨年よりは進歩しています。そして何より嬉しいのが「開催してくださってありがとうございました」との声。それはいくら貰っても代えがたい勇気になります。

そしておそらくは、これからも続けていくのでしょう。当然、いろんな壁にもぶつかるだろうし、規模が大きくなるにつれて風当たりも強くなる。でも、これって今、ずっと先を進んでいる人のすべてが経験してきたことなんだろう。

そんな幾多の困難に負けずに、頑張ってこれた人だけが知る世界がある。私の目の前はまだまだ暗黒。光がさしたと思ったら、またすぐに暗黒に戻る。いつになったら、本当の「光」を見ることができるのだろうか。きっと永遠にないんだと思う。せいぜい時折さす光に息を吹き返しながら、相変わらず暗闇を進むしかない。そんなもんだろう。

だけど、最近、思うこともあります。本当のところ、私って自分でやってる気もしない。何か大いなる存在にやらされてる気がする時があるのです。「やらされてる」と言うと否定的なニュアンスがありますが、決してそうではありません。最初からこの道が用意されてて、私はただその道を一歩一歩歩いてるだけ。自分で造った道では決してなく。

そう考えると気持ちも楽になります。とにかくやるしかないんだと。やめようと思っても、なぜかやめさせない力がどこかで働いている。こんなのって、本当は自分で決めることじゃないのかもしれません。とにかくこれからも頑張っていきたいと思います。


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