■キン肉マンは実在するか?

こんにちは、石田久二です。
11月28日は記念すべき日となりました。なんとあの「キン肉マン」が週刊プレイボーイ誌上で24年ぶりに再スタートしたのです。私のキン肉マンフリークぶりは周囲から嫌がられるほど。興奮せずにはいられません。
ところで、こんなこと言うと頭おかしい思われるでしょうが、キン肉マンってもしかしたら実在するかもしれません。キン肉マンだけでなく、ロビンマスクも、テリーーマンも、ウォーズマンも、プリプリマンも。
なぜ、こんな風に思うかと言うと、それは「宇宙が広大だから」です。
これは「宇宙人実在論」の話につながるのですが、どうでしょう。宇宙人ならいると思いますか? それなら多くの人が「いる」と答えるのではないでしょうか? しかしちょっと待ってください。その根拠はなんでしょうか? 有史以来、これまで知的生命体としての宇宙人はおろか、バクテリアのような原始生命さえ見つかってないのですよ。
そこで、その根拠として持ち出されるのが「宇宙が広大だから」です。中には「見たから、会ったから」という人もいますが、それまた客観的に確認される材料がないのも不思議なことです。
実のところ、私自身はしばしば「宇宙人不存在論」を提唱することがあります。もちろんバクテリア程度であればいても不思議はありませんが、地球人並の知的生命体に関してはどうでしょうか。これは残念ながら、限りなく可能性は低いと言わざるを得ない。
実際、ドレイク方程式のように「宇宙人が存在する可能性はある」と言った見解もあるが、であればなぜに今まで見つからないのかと言う「フェルミのパラドックス」という問題もまた同時にあるわけです。
私自身の結論としては、これだけ宇宙は広いのだからどっかにはいるだろう、と思いながらも、お互いが接見する可能性は限りなくゼロとしか言いようがないわけです。また、仮に会っていたとしても、私たち人間の「認識(概念)」の範囲内でなければ、その存在を認めることにはなりません。
そんなことを時々言うものだから、私について「想像力が乏しい」とか「考え方が単純だ」などの評価をする人も無きにしも非ずですが、それならばその存在の可能性を示して欲しいもの。「見た、会った」などの客観性のない根拠ではもちろんなく。
そう言うと、最初の話に戻ります。つまり「宇宙が広大だから」の根拠です。確かに宇宙人が存在しないことを証明することはできません。それは悪魔の証明となり、論証不可能だから。となると、キン肉マンが存在しないことを証明することもまたできません。
もし宇宙人が、「宇宙が広大だから」という理由で存在すると言うならば、キン肉マンだって同じこと。これだけ広い宇宙なのだから、どっかにキン肉星もあるだろうし、キン肉マンだっていていいのです。そしてそれがいないことを証明することもできないわけですから。
確かに、キン肉マンはゆでたまごというマンガ家による架空の登場人物です。しかし「架空=存在しない」とも決して言えません。携帯電話でさえも、一昔前は架空の想像物でしたし、さらに言えばニュートリノだって、仮説の域を超えるものでなかったものが、実際に確認されています。ブラックホールもしかり、今のところ理論上のものでしかなく、その存在はまだ確認されていません。
ですので、キン肉マンだってどこかにいるかもしれない。または、今後、生まれるかもしれない。もし「宇宙人は存在する」と言うのなら、私だって言わせて頂きます。キン肉マンは存在します!


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■キン肉マンは実在するか? への2件のフィードバック

  1. めぐみ のコメント:

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    うちの息子が小さい時に息子の友達に「パワーレンジャー(とアメリカではいっていました)はテレビだけで本当にはいないんだよ」と言ってしまい、その子が「絶対にいる」と怒ったことを思い出しました(笑)。
    私は宇宙生物学の専門家ではありませんが、一応科学者ではあるため、宇宙の気の遠くなるような広大さは左脳では分かっているつもりです。その上高次元まで観念を広げたら、まあ、なんでもありかなーと思えてきます。考えるだけですけど楽しいですね。

  2. 石田久二 のコメント:

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    >めぐみさん
    パワーレンジャーもきっといると思います(笑)

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