■しゃべりのプロの条件

こんばんは、石田久二です。

私は商売柄、人前で話をすることがさほど苦ではありません。もちろん敵対心むき出しのアウェーの場としたら状況も違ってくるでしょうが、そのような機会にはまだ入ったことがありません。ただ、私のことを誰も知らない意味でのアウェーの場であれば、むしろいいプレゼンテーションができる自信があります。

また、突然話をふられても、それなりの返答はできるだろうし、今から一時間フリーでしゃべれと言われても大丈夫です。下手したら三時間くらいはぶっ通しでしゃべれるのでしょうが、時間制限があれば、きっちり守るのもプロの条件。

「1分で」と言われて5分以上しゃべる人もいますが、しゃべりのプロの一番の条件は、私は何より「時間厳守」であると考えています。話をしてお金をもらう場合、多くはそこに主催者がいます。私は、聞いて頂けるお客さん以上に、依頼主である主催者の条件を満たすことがプロの条件だと考えています。そしてお客さんの満足を満たすことと主催者の満足を満たすことはリンクしていますが、一点、「時間」については違うケースがあります。

話が弾んで、お客さんの反応も良い場合、プレゼンターはちょっといい気持ちになって時間を超過しがち。しかしその裏では、タイムキーピングをしている主催者がハラハラしていることが多いです。主催者をそんな気持ちにさせてしまうのはプロ失格。

ちなみに、お客さんの方は、どんなに話が面白くとも、時間を超過して喜ぶ人はほとんどいません。次の予定がある人だっているし、「あと5分我慢すればトイレに行ける」と思っている人もいるでしょうから。

ですので、いかに反応がよかろうとも、時間を超過してしまうより、きっちりに終わらせる方が講演としての質は高まり、次の依頼をもらいやすくなります。ただ、皮肉なことに、内容がつまらないほど時間も超過しやすい傾向もあるようです。反応を引き出そうと超過しても逆効果。すっと下がった方が印象はずっといいです。

ですので、セミナー講師や講演家、スピーカーを目指すのであれば、内容を高めるのはもちろんですが、それ以上に「時間」に気を配ることは絶対に忘れてはいけません。




<○×計画23>4/7(×早起き、お菓子、執筆)
<愛>ちびQを博多に連れて行って、気が付いたゴミ拾いなどもしました
<感謝>3時間もちびQと一緒に遊ぶことができた楽しかったです


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