■心に響く伝え方

こんばんは、石田久二です。
いわゆる占い師さんや、チャネラーさんのしゃべり方を聞いていると、一つの特徴があることに気づかされます。それは、、、
「伝聞調」
であること。例えば、、、
「今好きな人がいるんですが、その人と上手くやっていけるでしょうか?」
という質問をしたとします。そんな時、、、
「う~ん、、、決して簡単ではないけど、脈はあるって言ってるよ」
みたいな言い方をするのです。つまり自分が言うのではなく、何か目に見えない超越的な存在(神とか天使とか)が「言ってるみたい」、、、などと伝聞調にすれば、なぜか無条件に説得力を感じてしまう。
これと同じような原理に「褒め方」ってのもあります。例えば次の二つの文章のどちらが言われて嬉しいでしょうか?
「A:君は仕事がよくできるようになったよね」
「B:君は仕事がよくできるようになったと部長が言ってたよ」

どうでしょう。もちろん言う人によるでしょうが、会社の身近な先輩から言われたとしたら、AよりもBの方が嬉しいじゃないかな、、、と思います。それ以外にも、
「A:とてもきれいですね~」
「B:とてもきれいですね~って隣の課の田中君が言ってたよ」

みたいなケースでもBの方が嬉しいんじゃないでしょうか。つまり、人は直接言われるよりも、間接的に言われた方が心に響くってわけです。人を褒める時は、時にはこんなやり方もありますので参考までに。


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