がんばらなくっちゃ

こんにちは、石田久二です。
6月4日・5日の東京セミナー(超意識ワークス2日間セミナー)から早一週間過ぎましたが、今週末は大阪でセミナーです。実は東京ではセミナー当日に「満員」となりましたが、今回は集客にやや苦戦していました。正直な話。ですが、初めての内容ですし、一人でも多くの方にご参加頂きたいと思い、できる限り「満員」を目指して頑張ってきました。
その甲斐あってか、最終日に満員となったわけですが、これもひとえにご参加頂いた皆さんのおかげです。そもそも「願望」なんてものは、自分一人では決して実現できない。すべて自分以外の誰かや何かによって実現させて頂いているもの。
だからと言って誤解してはならいのですが、「なにもしなくていい」ってわけではありません。スピリチュアル系の人に多いのですが、「あるがまま」や「おかげさま」などのキレイな言葉を並べて、自分の努力を放棄してかかる傾向が時にあるようです。
例えば「努力」を「奴隷の力」だと言って否定したり、「がぎぐげご」を避けよう、などと言って。ちなみに「がぎぐげご」とは「頑張る、義務・義理、愚痴、原理原則、ごまかし」だそうです。例えば「愚痴」や「ごまかし」を減らそうというのは共感できるのですが、それ以外は場合によっては必要なことも多いです。
人生、頑張る時があってもいいし、義務や義理を果たさなければならない時だってある。原理原則にしても、物事をきちんと成し遂げるには、王道(原理原則)に従うことだって必要。もちろんその辺のさじ加減が大切ですが、「がぎぐげご」をスローガンにして、その内容をすべて避けるって発想には共感できません。そもそも「がぎぐげご」を避けようってこと自体が強制的な気もしますし。
私が言いたいことは、やっぱりバランスなのです。頑張ってばかりはだめだけど、時にはうんと頑張る時があってもいい。世の中で成功している人、幸せをつかんでいる人、みんな頑張ってきたわけです。でも、どうせなら楽しく頑張りたい。
「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ
そんな時思い出すのが、ちばあきお氏の野球漫画「キャプテン」です。主人公である初代キャプテン谷口タカオは、転校早々ちょっとした行き違いから、本当はど下手なのに、名門出身の名選手であると誤解されます。
でも、谷口キャプテンはそこから逃げることなく、必死の努力によって周囲の期待に答えることができるまでに成長します。同世代であれば、誰もが一度は谷口タカオにあこがれたことはあるでしょう。そんな姿はとても美しい。これが素直な感受性だと思うのです。
そんなわけで、、、週末の大阪セミナーに向けて、最後まで頑張りたいと思います。


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