納得してから辞める!?

おはようございます、石田久二です。ただ今、神保町のホテルです。最近はどのホテルでもLANが付いてるので、ネットカフェに行く回数が減りました。


今、ニュースを見ていたのですが、菅さんが辞める辞めないの話で持ち切り。国民はそんなことには興味がない。これからの日本をどうするのか。今になって小沢一郎の露出が目立ち始めてますが、そろそろ小沢がやれよ!と言いたくなる。今の日本は誰がやっても叩かれる。だからこそ小沢にやって欲しい。裏で人を操らずに矢面に立て!


それはともかく、先ほど、菅さんの言葉に奇妙なフレーズがありました。

「責務を果たしてから・・・」

ようするにしっかり責務を果たしてから辞めると言いたかったのでしょうか。実はこのようなフレーズは日常でもよく聞くことがあります。


例えばインターネットでアフィリエイト収入を目指していた人がいたとします。正直、アフィリエイトなんて儲かりません。一生懸命やってもせいぜい月に一万円程度。もちろんうまくいってる人もいますが、そんなのは本当に一握り。


例えば半年もやって儲からないのであれば辞めた方がいい。アフィリなんて才能もあるのだから。だけど、そこにしがみついている人はこのように言います。

「とりあえず目標金額に達するまではやってみたいのです」

ん??目標金額に達したら辞める必要ないじゃん。似たようなセリフは至るところで聞かれます。

「もう一度自分の相撲ととってから」

「黒字化することで赤字決算の責任をとってから」

「皆さまにご迷惑をかけた汚名を返上してから」

「もう一度ホームランを打ってから」

「セミナーを満員御礼にしてから」

すいません。自分の相撲がとれたら辞める必要ないじゃん。黒字化したら辞める必要ないじゃん。汚名返上できたら辞める必要ないじゃん。ホームラン打てるのなら辞める必要じゃん。セミナー満員御礼にできるのなら辞める必要ないじゃん。


つまりこの手のセリフってのは意地になってるだけ。むきになってるだけ。ようは、自分のためであって、他人のためではない。他人のためにならないようなことは辞めるべき。


菅さんのセリフもちゃんと聞いてたわけじゃないのではっきりはわかりませんが、もしもそのようなニュアンスのことを言われたのであれば、すぐに辞めるべきでしょう。誰のための政治か。自分が無能であることの汚名を返上しただけ。そんな政治家は必要ないです。


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