やればできる

学生時代は家庭教師のアルバイトをよくやっていました。そこで親御さんからよく言われた言葉がこれ。
「この子はやればできるんです」
確かにその通り。と言うか、中学生の勉強なんか、誰だって「やれば」できるもんです。それは大学生になってよくわかりました。
しかし、その「やれば」をできる生徒が少ないのであって、その「やれば」を引き出すことが家庭教師の本当の仕事だと思ってやっていました。
ただ、よく考えると「やればできる」ってのは、なにも子どもにだけ向けられる言葉じゃないってことを今になって思います。
大人だっていろんなチャレンジをしていいし、誰だってそのチャレンジをすれば、それだけの結果を得られるもの。
なのに多くの大人は、その「やれば」を勝手に放棄して、自分自身にブレーキをかけてしまっている。子どもに「やればできる」という前に、親であり大人である自分からまず「やれば」を実践して見せればいい。そしたら子どもだって「やればできる」を実感すると思うのです。
子どもがもし親から「あんたはやればできるんだから」と言われたら、「お母さんだってやればできるよ」と言い返してあげるといいかもしれないですね。
そう生徒に言わせなかったことが悔やまれます、、、とまでは言いませんが、それが今になってわかった本音です。
さあ、オレも「やればできる」んだからがんばろっと!


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