2007年6月9日にスタートした、私の全国セミナー行脚もそろそろ丸一年になろうとします。
これまで開催した都市は、東京、福岡、大阪、名古屋、札幌。内容もますます充実しつつあります。
3月の東京セミナーの翌日、出版社を訪問して撃沈。ですが、その直後にあの加賀田晃氏とのコネクションができるなど、確実に動きは高まっていました。
そう言えば、この直前、こんなことがありました。
2008年の私は34歳。その年の10月27日に「35歳8カ月」を迎えるわけですが、その日は知る人ぞ知る、「お釈迦様が悟りを開いた年月」となります。
ですので、一部の人たち(・・・ようするに小林正観さんのファンの人たち)の間では「358」という数字に聖なる意味を込めており、電話番号、暗証番号、車のナンバーなどにも、その数字を当てはめる信者も多いと聞きます。
確かに時々ですが、「358」のナンバーの入った車を見かけることがあります。それはほぼ間違いなく、小林正観氏のファンでしょう。
それはともかく、2008年4月の段階で、いよいよ「358」まで残り数カ月。つまり「悟り」まで秒読み体制に入ったある日のこと。知人の若い男性からこんなことを言われました。
「Qさんにとっての『悟り』とは加賀田先生に会うことですよね!」
それを聞いて正直思いました。
「え!!何!それが悟り?そんなもんなの、オレの悟りって?」
もちろんその男性に悪気があって言ったわけではありません。私がどれほどに加賀田氏のことをリスペクトし、邂逅することを何よりも望んでいたことをよく知っての言葉でした。
しかし、加賀田氏がいかにスポット営業の世界で伝説的な人物であろうと、一人の人間であり、一個人です。
そんな一個人に会うことが「35歳8カ月を迎えた一生に一回の悟り」とは、決して思いたくありません。
その瞬間、「別にどうでもええやん」って気持ちが芽生えたのです。
つまり、会おうが会うまいが、そんなことは私の人生の重要な部分に何の関係もない、と思ったのです。
その直後のこと。加賀田氏をマネージメントする会社から連絡が入ったのは。
つまりこれも「願望実現」のセオリーそのままで、
「願いは手放した時に実現する」
のです。
その意味において、あのような発言をしてくれた若い男性には感謝です。
ただ、その後、その男性はご自身のブログに「Qさんと加賀田先生のキューピットとなったのはボクだ」みたいなことを書いて調子に乗られてましたけど。
それはともかく、「願望実現」の秘訣はこれ。
まずは強く強く念じて、とことんまで執着すること。やれる限りのことをやる。
そしてすっかり忘れる。
島田紳助氏はこうも言っています。
「夢を叶える最大の方法は、強く強く念じ、強く強くイメージする事 そして酒を飲み語ること」
とにかく秘訣は力を抜くことなんですね。