「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」ひろゆき著

いろんな意味で興味深い人物「ひろゆき」こと西村博之氏。勝間和代氏との対談等を見てもわかる通り、正直、いけすかない奴ではあるが、理路整然と頭は切れるし、言ってることも至ってまとも。

本書には前作(2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?)があるようだが、読まずにこちらのみ読了。一般的なメディア論に終始しており、後半では「電波少年」等の伝説的な番組をプルデュースした土屋敏男氏との対談となっている。

前半後半共に内容は違うがメディアを取り巻く状況をある程度「正確(と思える)」に知るには手っ取り早く読めた。例えば「WEB2.0の本当の意味」、「日本の携帯市場の現状」、「ネットはメディアではなくツールだ」など。結局、「2ちゃんねる」の話はどこかに飛んでしまったようだが、それはそれでいいか。

後半の土屋氏との対談でもわかる通り、何だかんだと言われながら、やはりネットの存在は既存メディアに対して影響を与えているが、必ずしもマイナスではないということ。ネット派にも既存メディア派にも、どちらかに偏らずに上手くメディアを活用していこうという内容か。

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