独立奮闘記(18) ~願いを叶える欲張り天使(後編の前編)~ (2007)

「願いを叶える欲張り天使」の後編で、これが最後になります。

天使が弓矢を持っている理由は「趣味」だから。

弓矢を持っているのは天使じゃなく、キューピットだという説もありますが、そんなのも含めて「どうでもいい」のだと思います。

ようするに持ちたいから持つ。持ちたくないものは持たない。

それが天使の世界。

それに対して、人間の世界はどうしても何かの「理由」が必要となります。

あなたはなぜ山に登るのですか?

「そこに山があるから」

ととある著名な登山家が答えた話は有名ですよね。

こだわりなく、ただ、やりたいからやる。

理由などいらない。

そんな世界に生きてみたいと思いませんか?

話を進めます。

Kさんは天使の答えに「深い!」と思ったらしく、さらに質問を続けます。

「天使って何の仕事してるんですか?」

「はい、人を幸せにする仕事をしています」

「・・・じゃあ、なんで世の中には幸せじゃない人が多いのですか?」

そこでの天使の答えがまた奮ってました。

「幸せは人の心にある」

・・・ではないです。そんなもっともらしいことを、この天使が言うはずありません。

どう答えたかと言うと、

「頼まれないから」

つまり、不幸な人は、自分に何も頼んで来ないって言ってるのです。

確かにそうかもしれません。

不幸な人の特徴は、、、「なぜ、こんなに不幸なのか」の答えを探し求めている。

または「この不幸な状況から脱するにはどうすればいいのか?」ということが願いになり、「じゃあ、どうなりたいの?」に関する具体的なイメージがありません。

この天使の話を一種のメタファー(比喩)として考えると、つまりは「明確な目標(イメージ)」が大切ということ。

そう考えると、「なるほど」とは思いますが、それで終わると身も蓋もありません。

単純な私は、ここでどうしたか。

結婚式の話に戻りますが、あと100万円ほどあればいいな~と思った時、この天使の話を思いだいました。

そして車の運転中だったのですが、こうお願いしてみました。

「天使さん、100万円ください」

と。

するとその10秒後、ある人から電話がかかってきます。

そのある人のことはさすがに書くわけにはいきませんが、預金通帳の口座番号を教えてくれと。

後日、100万円が振り込まれていました。

ちなみに、こういうことってなぜかあるんです。

以前、それとは別の人から、同じように、ミクシィメッセージで「口座番号を教えてください」という連絡を頂いたことがあります。

お会いしたことはある人だし、だからと言って、よく知っている方でもないのですが、いろいろ考え、相談もした上で、教えることにしました。

すると、その翌日に10万円が振り込まれていました。

その方からは、同じことが2回ありました。

さすがに勘ぐってしまうのですが、よくよく聞いてみると、こういうこと。

以前、余裕資金で買った「株」が、私と会ったその日(か翌日)に急騰して、何もせずともあぶく銭がでてきてしまったと。

それを自分のことのために使おうと思って銀行に行った時、ふと、私のことを思い出したそうなんです。

「昨日からずっとハッピーなのはQさんのおかげだ。やっぱりQさんに使ってもらいたい」

そうやって一方的に振り込まれてきたのですが、その時は正直助かりました。

友達の結婚式が続き、祝儀貧乏になっていから。

それはともかく、私と会ったり、セミナーに参加したりすると、なぜか「運」が良くなるって話をしばしば聞きます。

でも、大切なのは「素直さ」なんだと思います。

話を戻しますが、やっぱりここは素直に天使にお願いしてみるといいのです。

するときちんと必要なだけのことを授けてくれるのですから。

それでは、誰もが天使にお願いすると、そのまま叶えてくれるのか。

そうとも限りません。

私とその話を教えてくれたKさんと考えます。

するとわかりました。

そのカラクリが。

なぜ、天使にお願いしても、叶えてくれる場合と、そうでない場合があるのか

長くなりましたので、続きは「後編の後篇」にて。

次回こそ本当に最後にします。

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