「義理と人情」みのもんた著

 「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」としてギネスにも登録されている、おなじみ、みのもんた氏の著書。

 しばしば「嫌いな男ランキング」の上位にも選ばれることもあるが私は好き。

 朝から「みのもんた」もクドイとは思いながらも、意外と目覚めによかったりする。

 昔からお茶の間ではおなじみの顔であるが、ここまで忙しくなったのは、そんなに昔の話ではないと記憶する。ある意味、日本有数の「成功者」だと思う。

 とにかく仕事はある、金はある、健康、女にもモテル(だろう)、多少のケチはついても(会社の談合事件など)、タレントとしてはキレイな方だろう。

 そんな「みのもんた」が語る「人生哲学」「成功哲学」とはどんなものだろう。興味深く読んだ。

 いくつか印象的だった言葉を紹介すると、、

・楽しいから働く

・人の心を打つのは「本気」だけ

・仕事は選ぶのではなく選ばれる

・人のいいところしか見ない

・「名刺置きっぱなし」の無礼

・石の上にも10年

・惚れたら最後まで面倒をみるのが筋

・客に金の心配をさせない

・一円玉を拾え

・本当のお金持ち

・情報を制するものが事業を制する

・勉強しない大学生はいらない

・採用の決め手は素直さ

・男の幸せは女しだい

・女房は釈迦、男は孫悟空

 仕事の仕方、遊び方、お金の儲け方、人の選び方・使い方、そして夫婦のあり方に至るまで、さすがに「それなりの人」だけに、説得力がある。

 

生半可ではない、成功哲学だ。時々は読み返してみたくなる。

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)/みの もんた
¥756
Amazon.co.jp


カテゴリー: |―人生哲学 パーマリンク