セミナー。
2007年6月9日の初めてのセミナーは、ふたを開けてみると、大成功だった。
会場費、交通費を差し引き、幸せまんと折半しても、十分な黒字でスタートしたのです。
私のセミナーのネタは、前年に学んだNLPがベースとなっているのですが、この頃から、
「オリジナル」
を目指し、こだわっていました。
セミナーとは何か?
私にとってそれは、私の生き方そのものだったのです。
NLPを、コーチングを、コミュニケーションを教えたいのではなく、私の「生き方」から何かを学んで欲しい。
おこがましくも、最初のセミナーから今まで、ずっとそのスタンスできました。
だからこそ、一回一回のセミナーに全エネルギーを注ぎ込む。
そのせいか、セミナー後の懇親会中にぶっ倒れたこともあります。
一晩寝たら回復しましたが、おそらく熱は40度近くあったかもしれません。
でも、それでいいと思っています。
いや、むしろそうでなかったら参加者に申し訳ないくらい。
もちろんぶっ倒れてセミナー自体ができなくなったら、元も子もありませんけど。
その辺は最適バランスをとるつもりですが、明日がないなら、その日に全エネルギーをぶつける。
・・・今ならそう言えるのですが、当時はまだ始めたばかりで、気持ちばかりが先回りして、しかも他人のセミナーでいいと思ったものは、何の流れもなしにパクったりなど揺れ動きまくりでした。
記念すべき69セミナーの次は地元福岡で。
7~8名の少人数セミナーでしたが、その参加者の中からすぐにコーチングのお申込みを頂くなど、やっぱり手ごたえを新たにするのでした。
その次は東京での単独セミナー。
定員30名が4日で満員御礼。これまた素晴らしい成果でした。
しかも、参加者の中には、いわゆる企業研修のマネージメントをされている方が来られて、
「石田さんの研修なら、2日で7万円の価値がありますよ」
と言われて、またまた調子に乗る私でした。
(ただ、今思うと、私の聞き間違いで、私の一日のギャラが7万円相当だって解釈もできるのですが、その辺はいいように受け取っておきたいと思います)
そんな風に、いわゆる「天職」に目覚めたと見えた、私のセミナー業ですが、すぐに最初の大きな障壁にぶち当たるのでした。
それはボクシングフライ級世界マッチで、チャンピオン内藤大助選手と挑戦者亀田大樹選手との一戦の直後のセミナー。
その話は後ほどしたいと思いますが、実はこの年、プライベートでも大きな出来事がありました。
そう、結婚です。
結婚には当然、まとまった費用が必要となります。
結婚式、新婚旅行、その他もろもろ。
その前年、勢いで式場を予約したはいいもの、その一年後のめどなどありませんでした。
率直に言って、8月の段階ですでに資金が足りないのです。
そんなん時、ある話を聞きました。
それは「天使に願いをすれば叶えてくれる」という話でした。
その話を聞いて、ある日、突然、天使がやってきた気がしたので、ちょっと願ってみました。
車の運転中だったのですが、その10秒後、、、携帯が鳴ります。
その携帯を取ると、100万円が・・・
ちなみにこの話を聞いた大阪の女性は、その2週間後に54万円が・・・
別のある男性は、その直後に、就職が・・・
その前に、その話を私に教えてくれた方には、奇妙な形で200万円が・・・
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