2月の急場をしのいで、4月には晴れて「100日滝行」が満行。
感無量でした。
人生には「信念」が大切。
では、どうすればその「信念」をインストールすることとができるのか?
一番の方法は「退路を断つ」ことですが、いきなり「会社辞めろ」と言うのも確かに酷。
ですので、その手前で自らの「信念」をまずは試してみるステップがあってもいい。
それが私の提案する「期間限定法」というやり方です。
まず期間を決めます。
キリがいいのが、21日間。
「習慣は21日間で作られ、21日間で破られる」という古い格言があるそうです。
(あなたの人生を変える催眠療法―リンダ・ローズ博士の「潜在意識」活用マニュアル/リンダ・ジョイ ローズ より)
なぜ「21日間」なのかは、ここでは考えないとして、とりあえず素直に「21日間」を設定します。
その間に少なくとも一つ、今までやったことがないことを決めます。
それは行動でもいいし、何かを断つでもいい。
例えば、
・酒を飲まない
・タバコを吸わない
・お菓子を食べない
・毎日腕立て100回する
・毎日一時間の瞑想をする
・毎日10人に「ありがとう」を言う
・毎日名刺を100枚配るまで帰社しない
・毎日10キロのウォーキングをする
・ネットサーフィンをしない
・カフェインを飲まない
・毎日ブログを書く
・願いを紙に書く
・Hしない
など。
私がおススメするのは「行動+禁止」を一つ設けること。
その際、自らに負荷を与えるものであれば、あるほどいいのですが、「21日間寝ない」などは現実的じゃないので、その辺のさじ加減は各自で考えるところです。
「できそうだ」ではなく、「ちょっときついかな」くらいの方がいいでしょう。
私にとって言えば、毎日の滝行は「できそうだ」と「ちょっときついかな」の間くらいでしたが、H禁止は「かなりきついかな」の部類に入るものでした。
しかし、最初の「21日行」ではそれを貫徹し、翌年の「100日行」も見事に満行。
するとなぜか「奇跡」が起こるのです。
考えてみれば当然のこと。
「今までと違うこと」をするのですから。
世の中には「今までと同じこと」をしながら「違う結果」を求める人があまりにも多いのですが、そのような結果を手にすることはまずありません。
だとすれば「今までと違うこと」をすればいいだけ。
ならば「違う結果」が得られる。
それが「原因と結果の法則」であり「宇宙の法則」なのですから。
ですので、フリーランスであれ、サラリーマンであれ、時代は刻々と変化している中、「今までと同じこと」ばかりしているのではダメ。
常に「今までと違うこと」を求め続ける必要があるのです。
その一種の「予行演習」として、「21日間」があると私は考えています。
話を進めますが、「100日滝行」を満行してから、私の身に、大きく2つの変化がありました。
一つが「コーチングの有料化」であり、もう一つが「全国行脚のスタート」です。
まず、コーチングについてですが、コーチングとの出会いは2005年の1月。
知人から一般の市民講座のお誘いを受けたこと。
しかし、ある意味、まともに勉強したのは、その時ばかりで、いわゆる資格も持ってなければ、コースに通ったこともありませんでした。
ですが、何かやってみたいと思い、2005年10月から「無料コーチング」なるものを開始したのです。
結局、半年で20人ばかりが私のコーチングを受けたのですが、徐々に「無料」であることへの無理が生じてきます。
それは私自身と言うより、周囲の声として。
価値あるものを提供しているのだから、報酬を受け取って当然。それを受け取らないのは、責任逃れではないか。
そのような声を頂いたり、中には私のコーチングが有料化するのを待ってから受けたいとおっしゃる方もいらっしゃいました。
そこで2006年4月からコーチングの有料化に踏み切ったのですが、正直、初めてコーチングフィーが振り込まれた時、それを見て心が震えました。泣きました。
なぜならそれは、私にとってみれば、人生のコペルニクス的転回に等しいことだから。
つまり、それまでは会社から給料をもらったり、何か商品を売ることで生計を立てていたのが、コーチングになると、商品はそのまま「私自身」だからです。
つまり「私自身」そのものに「価値」が与えられた、その瞬間を見た時、目の前の何かがガラガラと音を立てて変化していきました。
二つ目の「全国行脚のスタート」ですが、いわゆるブロガーの集いのようなものが始まったのです。
まずは5月の大阪。
全国的に有名な人気ブロガーや、その人の周辺に集うブロガーが、一同の大阪に集まって、オフ会を開いたのです。
これは非常に感動的に楽しい会でした。
これはまさに、後年の「セミナーによる全国行脚」を予見させるものだったと言えるでしょう。
ネットワークビジネスを誘った知人の「全国を周ろう」と言う言葉が、別の形で実現する。
そんな前兆がここにありました。