「競わなくていい」ってことを言う人が結構いますし、精神世界系の本を中心に、そのような内容のものを割と多く見かけます。そして私個人的には、それは「真実」だと思っています。
しかし同時に「競う」ことも大切だ思っています。なぜなら「競う」ことによって初めて「競わなくていい」ってことを本当に理解することができるから。
「競わなくていい」って本に共感する人は考えてみて欲しい。自分はそもそも競うことが嫌いなのでは、と。もしも嫌いなのであれば、それは単なる慰みであって、自分を成長させることにはならない。人は何のために生きているのか。私は成長するためだと考えていますし、さらに言えば成長によって宇宙の進化に同調すること。
それはともかく何を言いたいのかと言うと、時には共感できない本を読むのも重要だってこと。それはブログでも同じこと。「競わなくていい」という話を聞きたくて、そればかりを読むのではなく、その手の話が好きな人ほど、ガンガンにガンバロウ的な話を聞くのがいいってこと。
具体的に言えば小林正観さんの本ばかり読んでいる人は、時には勝間和代さんや古市幸雄さんの本を読むことも大切。逆に勝間さんの本ばかり読んでいる人は、正観さんの本もバカにせずに読んで実践してみること。
私は2003年12月に「がんばれ社長」の武沢さんのセミナーに初めて出て、そこで目標設定なる言葉を知りました。そして素直に目標設定して実践し始めたのですが、今考えるとそれが人生のターニングポイントだったように思います。
しかしもっと大きなポイントがあったとすれば、それは斎藤一人さんの本に出会ったこと。「ツイてる」と言えば運がよくなる。ある意味、目標設定的なアプローチとは真逆だと思いますが、私はどちらにも共感。
つまり重要なのはバランスってこと。「競わなくていい」ってのも真実だし、「競っていい」ってのも真実。どちらも正しいんです。ようはバランス。
なので「競わなくていい」って本に共感を覚える人は、その逆の本も読んで実践してみる。そしてその逆もまたしかり。バランスってことを言いたいのです。
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私は 「人とは競わずともよい。 でも、自分とは大いに競いたい。」 と思っています。^^