質問のベクトル

いろんな人と話をしていて、しばしば耳につくのが、

なんで?

どうして?

って言葉。

例えば四月に異動した先の部署に、口うるさい上司がいたとします。

小さなことにネチネチと口出ししてきて、うるさいったらありゃしない!

そこで言いたくなるのが、

「あの人はなんであんなに口うるさいのか!」

ってセリフ。

ただ、そこであの人の口うるさい原因を突き止めて、事態が好転するなら、いくらでも言ってよし。

でも、それがわかったところでどうにもならないだろうし、そもそも他人のことわかりっこない。

「なんで!どうして!」

これが接頭につく質問のほとんどが

「どうでもいい話」

だったりします。

それより、自分はどうしたいのか?

その人の口うるささを改善することに人生を費やすならそれもよし。

でも、そうじゃないでしょ。

よりより職場環境を作って、仕事の能率を上げて、収入もアップしたいってのが目的でしょ。

だったら、口うるさい人は、それはそれとして、、、

「どうしたら口うるさい人とよりより仕事環境を作ることができるのだろうか?」

って考えた方が、よっぽど建設的。

つまり、「なんで!どうして!」を

「どうすれば?」

に変えること。

潜在意識はいかなる質問にもきちんと答えようとします

しかし、「なんで!どうして!」に代表される「どうでもいい質問」にも律儀に答えようと考えるものだから、重要な「答え」が入りにくくなるんですね。

そこで「質問」のベクトルをちょっと変えるだけで、潜在意識が導く答えもガラリと変わる。

そして気がつけば、現実が変わっている。

つまりどうでもいい質問から、良質な質問へと直ちに切り替えること。

それが人生をよりよくする秘訣なんです。

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質問のベクトル への1件のフィードバック

  1. はっはっは のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    うわっ!!
    痛っ!!
    うち、たぶん、くせで、「なんで?」ってやっぱり言ってしまうんやわ・・・。
    反省。。。

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