「洗脳支配」苫米地英人著

オウム信者の「脱洗脳」を施した「洗脳」のエキスパートである苫米地英人氏による一冊だが、他の類書が「どのようにして洗脳が行われるか」といった機能的な側面が主であったのに対し、本書は「どのような洗脳に支配されているか」といった実体的側面が強く押し出されている。

ただ、「都市伝説」や「陰謀論」めいた黒幕暴き的な記述が目立ち、本書に書かれてあることをすべて鵜呑みにするべきはないと思うが、それでも社会のメタに立って、世の中を俯瞰するにはいい材料だと思われる。

例えば私たちはある「階層」に常に洗脳的に支配されていると主張するが、それはなんと明治維新にまでさかのぼる。つまりは、幕府を倒した「薩長」の末裔が今でも世の中を牛耳っており、そればかりでなく、明治維新で倒されたはずの徳川の家系までも、以前とその階層におかれたままであり、それらの階層は政財界にて圧倒的な支配力を持つと言う。

数年前、ライブドアやグッドウィルなどのベンチャー企業が「経団連」に名を連ねたことがあったが、ちょっとした経済不祥事によってすぐに除籍されているのに対し、丸紅や三菱などの昔からの大企業は裏表様々な不祥事があったにも関わらず、いつの間にかお咎めなしで、当然、除籍されることもない。

これはまさに「薩長」など倒幕に携わった支配層であるが故の実体なのだと指摘する。そしてそれらの支配層を「勝ち組」だとすれば、それ以外の「平民」は政権を取ったことがないばかりでなく、「国民」として認められていないと言う。それは年金未払い問題での開き直りを見ても明らかだと言う。

そしてそれらの「洗脳」の一例として「資本主義」なるシステムがある。成果主義などもそうであり、一定の成果を上げると褒美をもらえることを受け入れることなど、まさに「奴隷」を育て上げているのと同じであり、その点で言えば年収1000万円も300万円も質的には何ら変わらない。

そして日本における「勝ち組」たる支配層の上には、アメリカによる徹底的な支配がかぶさっている。日本はアメリカの奴隷であり、さらに私たち平民もまた、奴隷の奴隷なのである。昨今の「ゆとり教育」やテレビ番組でやたらと字幕テロップを流す風潮も、平民(奴隷)に考えさせないための洗脳手法の一つなのだと言う。

本書にはこのような「事実・実体」に依拠した驚きの情報が満載であり、もちろん苫米地氏の推測が入っている部部もあるのだろうが、私たちは少なくとも「何らかの洗脳を受けている」という事実からは目をそらすべきではなく、その点で本書のような過激な本に目を通すことは重要であろう。

それ以外にもいわゆる「話のネタ」として魅力的な記述も多いので、面白く読めるし、まずは読んで損はないだろう。

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洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて/苫米地 英人

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「日本人の源流 幻のルーツをたどる」小田静夫著

私たち日本人はどこから来たのか。その民族の一員である以上、興味深いテーマであろう。

もともと、人類アフリカ起源説によると、日本人の源流もアフリカにあることになるが、その後、どのようにして「日本人」なるものが形成されたのか。よくよく見てみると、日本人の顔つきも人は地方によって随分と違う印象を受ける。

どちらかと言うと色黒で二重瞼、堀の深い顔立ちを特徴とする、いわゆる「濃い顔」の日本人。それに対してどちらかと言うと色白で一重瞼、のっぺりした顔立ちを特徴とする、いわゆる「薄い顔」の日本人。

これには明確な起源があり、元々アフリカからやってきた旧日本人は、北と南のそれぞれから流入し、この日本列島に定住するようになった。その時代がいわゆる「縄文時代」である。

その後、大陸から新たな「薄い顔」の人たちがやってきたの時代が、いわゆる「弥生時代」である。その人たちは寒冷を逃れて、北アジアから朝鮮半島をへて日本の中国地方や北九州へとやってきた。そしてそれらがの混血が現代の「日本人」につながるわけだ。同じ日本人でも「濃い顔」と「薄い顔」があるのは、このような理由によるものである。

確かに沖縄や鹿児島など南方系の人たちと、アイヌの人たちの顔つきはよく似ているおり「濃い顔」であるのに対し、それ以外の地域はどちらかと言うと「薄い顔」が多い。遺伝子的には、いわゆる薄い顔の日本人と韓国人は関係は、南方系・アイヌ系の関係よりも近いのだそうだ。

最終章では「日本語の起源」についても触れられており、極めて興味深いテーマではあるが、いかんせん不十分な感じは否めない。ただ、興味深い知識としては、確かに日本語には「ラリルレロ」で始まる和語(外来語ではなく)がほとんどないが(苗字となるともっとない)、これは朝鮮語、満州語、蒙古語も同じらしい。

ただ、語族的(ウラルアルタイ語族)にはあまりにも広範であるため、ひとくくりにするには無理がある。それに日本列島には北海道のアイヌ、本州の本土日本人、南方の琉球人が、別ルートから定住しているため、元々違う言葉であった可能性は高い。

そう考えると、同じ「日本語」と言えど、地方によってあまりにもバラエティ豊かな方言が存在するのもうなずける。アイヌ語や琉球語はあまりにも日本語と離れている事実もあるのだから。

いずれにせよ、実のところ「日本人の源流」も「日本語の源流」も定説はないそうで、今後、もしかしたら明らかになるかもしれないが、そういうことである。

ただ、日本人のアイデンティティを確認する上でも、様々な説に接することは示唆に富むし、本書は専門書程のボリュームも説得性もないのだろうが、それでも私たち日本人とはそもそも何かを考えるきっかけにはなる。とにかく興味深いテーマには違いない。

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日本人の源流―幻のツールをたどる (プレイブックス・インテリジェンスシリーズ)/小田静夫

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「億万長者脳 大富豪に聞いた富の心理とお金の稼ぎ方」ポール・マッケンナ著

「7日間で人生を変えよう」、「45分で強い自分になろう」に引き続き、ポール・マッケンナの願望実現本。中身は要するにNLP(神経言語プログラム)、潜在意識のプログラムをお金持ちになるように書き換えること。

本書を通じて言えることは、リッチもプアも心の「内面」が決めているということ。リッチな「内面」を作るために、NLPで言う「アンカリング」や「サブモダリティ」、「スウィッシュパターン」などが用いられる。ワークも具体的で実践しやすい。

とにかく良く出来た一冊だ。章の間には「Q&A」が挿入されてあり、「お金」に関する疑問に次々と答えている。例えば、

「この本の中身は確かなのですか?あなたは本代をわたしからだまし取ろうとしているだけではないのですか?」

のような質問に対しては、「なんとプアな考え方だろう!」と一蹴している。内面の自分がお金に反映している。つまり「お金」とは「自分自身」であることを、一貫して主張する。そもそも「リッチな人」などいなければ、「プアな人」もいない。存在するのは「リッチに考える人」と「プアに考える人」だけだ。そして当然、「リッチに考える人」はお金はどんどん引き寄せられてくる。

本書にはCDが付属しており、特に「7日間で人生を変えよう」と同様、素晴らしい内容であると感じる。ただ、このCDを聞いている「だけ」でお金持ちになることは決してないであろう。本当の「リッチな考え方」を身につけたいのであれば、CDを聞いたり、前半を読むだけではなく、後半のエクササイズもしっかり実践するべきだ。しかし、なかなか腰が上がらないのではないか。実際。

例えばお金持ちになるためにはマスターマインド(仲間)を結成することが手っ取り早い。しかし、仲間から価値を求めるだけではなく、価値を共有できるような人間になる必要がある。そんな仲間が身近にいるだろうか。

それからプランも重要で、次のような手順でしっかりと埋めていく必要がある。

1.目的、価値観、ビジョン

2.現状

3.一年後の成果

4.戦略

5.行動プラン

単なる夢見ではない。例えば何を提供するのか、顧客は誰か、競争相手は、採算性は、、、などお金を稼ぐのに当たり前のことを考える必要がある。単に読んだり聞いたりするだけで、天からお金が降ってくるものでは決してない。

ただし、本書を読み、一通りエクササイズをすれば、必ず何かが変わるであろう。ある意味、幾多の成功本と差別化できる特色があるわけではないが、それだけ実直であることの証だろう。と言いながら、読んでいて気づきの多い一冊でもあった。

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億万長者脳 大富豪に聞いた富の心理とお金の稼ぎ方/ポール・マッケンナ

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【9月18日(土)・19日(日)・20日(月):九州】GSJセミナー2010(Q州ツアー)

 いよいよ今年もやってきました。昨年に引き続き、あのGSJセミナー(Q州ツアー)を今年も開催することになりました。日程は9月の連休。そして今年は何が起こるか分からない、ミステリアスなまさに「非日常」を満喫できる3日間となるでしょう。(GSJ:The Greatest Soul Journey’s Seminar:偉大なる魂の冒険セミナー)

 昨年は16名もの魂の同士たちが、全国から集結し、生涯の思い出に残る3日間となりました。2台のワゴンに分乗しながら九州各地を周遊し、そして連夜の熱き語らいの中から、何か忘れていたあの日のことを思い出したかもしれません。まるで大人の修学旅行のような。

 昨年は初日にセミナー、そして初めての滝行と宿坊。2日目は奇跡の運試しと言える「輪葉葉」の後、UFOの発着点とも言われている「押戸石」でエネルギーをチャージ。その後は阿蘇のパワースポットを周遊し、豪華ディナーのペンション。最終日は人生を変える超能力喫茶「あんでるせん」。。。

 しかし今年は、初日の滝行・宿坊、2日目の阿蘇ペンションだけ決めておき、それ以外は参加者が積極的に旅づくりに参加し、まさに自分たちの旅を楽しもうという趣旨となります。その際のツールが専用掲示板(BSS)であり、9月18日を待たずして、その場で交流を図って仲間意識を温めておくのです。

 正直言って、何が起こるかわかりません。しかし、何かが起こるのは間違いないでしょう。それが何になるのか、まさに神と参加者のみぞ知る

 皆さんで生涯の思い出に残る、最高の3日間を過ごしたいと思います。

<昨年のレポート>

「魂の冒険」へ出発!! 2009.8.1

非日常体験は料理も非日常! 2009.8.2

GSJセミナーが感動的に終了! 2009.8.3

◆GSJセミナーまでの流れ

1.申込フォームよりエントリー


2.口座へお振込


3.掲示板への書き込み(9月からスタート)

  -自らをPRする3つの質問に答えて頂くことから


4.GSJセミナーの内容が決まっていく


5.9月18日に集合

◆GSJセミナーとは何か?

 このセミナーは2泊3日の旅を通して、自分の「魂」の求めに応じた「本来の自分」へと立ちかえるための「自己変革・自己発見」を目指すものです。

 
 神話学者のジョセフ・キャンベル博士は、世界の神話伝説を丹念に研究し続けた結果、ある特定のプロセスがあることを見出しました。そこには地域、文化、宗教、年代、性別を超えて共通する普遍的な法則があり、それを「英雄の旅」になぞらえて、その中で起こってくる出来事を段階別に示しました。

 そしてこれはまさに人生の縮図とも言え、このパターンを知ることで、人生の変化や分岐点に事前に備えることができ、人生をより客観的に、そして創造的に生きることを可能とするのです。キャンベル博士は「英雄の旅」で起こるステップを次のように示しました。

ステップ1.天命を聞く 

 いわゆる自らの「天命(使命)」に気づく段階であり、人はそれに従って進み始めます。

ステップ2.分岐点を越える

 「天命」に従って進むために、これまで生きてきた世界(生活)から、まったく新しい世界へと踏み出す段階となります。言わば人生の「分岐点」を経験します。

ステップ3.守護者(メンター、スポンサー)を見つける

 「分岐点」を超えると、自然と自らの助けとなる指導者や仲間が登場します。

ステップ4.試練(悪魔)に遭う

 いわゆるハードルです。おそらく、生まれてこの方、試練やハードルに出会わずに生きてきた人は一人もいないでしょう。例えば試験に不合格する、失恋する、仕事に失敗する、財産を失う、人間関係に悩む、など。

ステップ5.守護者や自らのリソースの力を借りて、試練を乗り越える

 そして誰もが試練に遭いながらも、いつの間にかそれを乗り越えていることに気がつきます。その際、守護者の力を借りることもあれば、自らのリソースを拡大して乗り越えることもあります。いずれにせよ、試練に打ち勝った瞬間であり、自らが最も成長する瞬間となります。

ステップ6.英雄として帰還する

 試練に打ち勝った自分は「英雄」として、元の世界に戻り、その冒険で得た知識や経験を他の仲間たちにシェアするようになります。

 実際、この「英雄の冒険」のパターンは古今東西のあらゆる物語に見られる共通のプロセスであり、現代でもヒットする映画や観劇においては自然と採用されています。例えば誰もが知っている昔話「桃太郎」もまさしくこのパターンです。

ステップ1:桃から生まれた桃太郎は、ある日、鬼ヶ島に鬼退治に行くという「天命」を授かります。

ステップ2:それまでのおじいさんおばあさんとの暮らしと別れを告げ、外の世界に踏み出します。

ステップ3:イヌ、キジ、サルという仲間と出会い、ともに鬼ヶ島を目指します。

ステップ4:鬼に遭遇します。

ステップ5:仲間たちと力を合わせながら鬼の退治に成功します。

ステップ6:最後に宝を村に持ち帰って平和に暮らします。


 このように、よく知られている昔話やヒットするストーリーなどは、すべてこの「英雄の旅」のパターンにのっとって構成されていると、キャンベル博士は言います。そしてこのパターンは我々の集合意識に組み込まれており、その意味で、宇宙によって決められた黄金パターンであるとも言えます。

 「英雄の旅」では、確かに途中で辛い試練も経験しますが、最終的には必ずハッピーエンドになります。そして我々の人生も、できれば最後はハッピーエンドで終わりたいものですし、それでこそ魂の成長が遂げられるものです。そして「GSJセミナー」ではまさにこれを「3日間の旅」の形式で実践するのです。

 通常のセミナーでは、講師の話を聞き、それにもとづいたワークをする流れですが、ここでは初日をはじめ所々で講義がありながらも、「非日常体験」というリアルなワークをやって頂くことになります。そして「英雄の旅」のステップにあてはめるとこうなります。

ステップ1.天命を聞く


 初日の「超意識セミナー」がこれです。もちろんここで「天命」に目覚めるとは限りませんが、まずは「天命」についての共通認識を持ち、一人一人が今回の3日間のセミナーでのテーマとして頂きます。

ステップ2.分岐点を越える

「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ  このセミナーに参加すること自体が、すでに分岐点を超えたことになります。まったくの「非日常的な空間」に身を置くわけですし、多くの人にとっては勇気の要ることでしょう。しかし、参加の時点で人生の旅は始まっているのです。

 別の言い方をすれば「コンフォトートゾーン」の書き換えとなります。これは苫米地英人氏の概念ですが、年収2千万円の人と500万円の人とでは、このゾーンへの身の置き方が違うと言われています。500万円の人は、どんなにそれ以上を望もうとも、無意識はそのゾーンでの現状維持を希望しているのです。

 同じように「日常」と言うゾーンに甘んじているのであれば、GSJと言う「非日常」へのゾーンへと身を移し、言わば「ゾーン」の書き換えを経験してもらうのです。これはどんな疑似的なワークをやったとしても、3日間の「非日常」というリアルな空間には及ばないでしょう。そして一度「ゾーン」の書き換えを行えば、また別の「ゾーン」へ進むことへの抵抗もなくなります

 そしてこの「分岐点を越える」つまり「ゾーンを書き換える」ことの象徴的な体験が「滝行」となります。

ステップ3.守護者(メンター、スポンサー)を見つける

 これはまさしく同じくして旅を共にする仲間であり、ガイド役である私がそれに相当します。旅の仲間はお互いを承認し、徹底したスポンサーシップの関係で3日間をともに過ごします。ここではどんなことを言ってもいいし、そしてどんなことであっても許可なしに外部に漏らすことはありません。全員がメンターでありスポンサーなのです。

ステップ4.試練(悪魔)に遭う

 ここで言う悪魔(デーモン)とは自分自身の「無意識」のことを言います。NLP創始者のひとりであるロバート・ディルツ博士の言葉を借りると、これは「自分自身の内なる恐怖や影の投影」のことを言います。さらに別の言い方をすれば、「無意識」という「心のブレーキ」のこと。「無意識(潜在意識)」は過去の体験・経験によって様々なプログラミングがなされています。それは「アクセル」の場合もあれば、多くは「ブレーキ」として自らを制限しています。これこそが真に立ち向かうべき「悪魔」なのです。GSJではまさにこの「悪魔」を明確にし、ワクチンの注入を行って頂きます。

ステップ5.守護者や自らのリソースの力を借りて、試練を乗り越える

 これは先の「悪魔」と戦うためのリソースであり、別の言い方をすればUSPとなります。「悪魔」と戦うには武器が必要。しかし、多くの人はその武器の存在に気づいてさえいません。しかし、誰もが「天命」を持ち、持って生まれた「魂」に刻印された武器を持っているのです。人が本当に変化する時は、まさに自らのミッションに目覚めたとき。「魂」が求める真の役割に目覚めたとき、人は変身します。それがまさに「魂の冒険(Soul Journey)」なのです。

ステップ6.英雄として帰還する

 3日間の旅(セミナー)を終え、それぞれ帰路に向かいます。3日間をともにした仲間ともしばしの別れ。しかし、「魂」は常に共鳴し合っています。この旅(セミナー)に参加する前と、参加した後の自分は明らかに別人です。いや、本来の自分に戻っているのです。

 このセミナーでは、キャンベル博士の「神話の法則」をもとにロバート・ディルツ博士が構築した「英雄の旅」のモデルがベースとして流れています。そのセミナー・旅では、滝行の体験、宿坊やペンションでの宿泊、パワースポット訪問など、徹底した非日常な空間に身を置くことで、新たな、そして最も純粋な自分を発見することになるでしょう。

◆GSJセミナーの流れ?

<1日目>


 12:30 篠栗町会場に集合(篠栗町‐博多駅から20分) 
 13:00 セミナー開始(~15:00→移動)

      ・無意識活性化、瞑想NLP、他

 16:30 滝行(北九州市「畑観音」or「菅生の滝」)
 19:00 宿坊チェックイン、入浴、夕食(込)、

      ・本堂で坐禅(40分間) 

      ・語り、就寝

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<2日目>

  6:00 起床、勤行
  7:00 チェックアウト→熊本方面へ(朝食、昼食は道の駅などで食べ歩き)

      ・幣立神宮 → 龍神様にご挨拶

     ・免の石 → 落ちそうで落ちない石があるパワースポット

     (雨天は天岩戸神社方面)

     ・阿蘇周辺

 18:30 ペンション・チェックイン、入浴、夕食、語り、就寝

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<3日目>

  6:00 起床、散歩
  7:30 朝食(込)
  8:30 チェックアウト、出発
     ・輪葉葉

     ・湯布院(昼食)、のんびりまったり

 18:00 喫茶店等にてシェアリングタイム、解散

     (帰りの飛行機・新幹線の時間が迫っている方はすぐに解散して頂いても結構です)

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◆GSJセミナーの概要

日 程:9月18日(土)・19日(日)・20日(月・祭)

集 合:福岡県篠栗町に集合(場所は参加者にメールします)

     (福岡空港-5分-博多駅-15分-篠栗駅)

参加費:50,000円
    <参加費に含まれるもの>
     セミナー代、滝行諸費用、宿坊(夕食込)、ペンション(夕・朝食込)

     場所間移動費(レンタカー・ガソリン・高速料金)
    <参加費に含まれないもの>
     会場までの各自移動費、その他食事・雑費等

内 容:セミナーと旅をミックスさせた「自己変革・自己発見プログラム」

定 員:15名

締 切:9月10日(宿坊、ペンションなどのの予約がございますのでお早めにお申し込みください)

お申込みフォーム

(お申し込み後、自動返信メールにて詳細をお知らせします)

◆FAQ

1.GSJセミナーとはそもそも何ですか?

「旅」と「セミナー」をミックスさせた、石田のオリジナル企画であり、見知らぬもの同士が2泊3日の「非日常」を体験しながら、お互いを認め合い、次第に「自己発見」を促していく内容となっています。

「非日常」と言う意味では、「滝行」「宿坊」「坐禅・瞑想」「パワースポット巡り」「ペンション」など「場」による非日常感はもちろんのこと、初めて会うもの同士で2泊3日を過ごすと言う意味でも、かなり日常からかけ離れた体験になると思われます。

「自己発見」のプログラムとしては、これまで自己啓発セミナーやビジョンクエストセミナーなどが引き受けてきたと思われますが、セミナーという密閉された空間では、どうしてもそれが「擬似的な」ものにならざるを得ない側面があります。

例えば「無意識」との対話と言うテーマがあったとしても、ファシリテーター等の誘導による作為的なワークとなってしまうところ、GSJセミナーでは、例えば「滝行」というダイレクトな体験によって、明確な形で「無意識」と対話することができます。この点について言えば、「滝行」によってどのような反応があるか。それがまさに「無意識」との対話となり、無意識を活性化することにつながるものです。

もちろん最初のオリエンテーション時には、通常のようなルームでのセミナーを行うため、「体験」がきちんと「学び」として落としこまれるようになっています。

2.単独で参加しても大丈夫ですか?

昨年から改めてスタートしたGSJセミナーですが、半分以上の方が「単独」で参加されており、一応、知る人間は私のみという状態でスタートしました。

しかし、そもそも私(石田)のブログや考え方に「共感」したという「価値観の共有」があるため、通常のセミナーにおいても、驚くほどにお互いが仲良くなることが普通です(中には結婚されたカップルも出てきました)。

ですので、これまでの経験上の話で言えば、「単独」であっても心配はないし、むしろ単独ならではの刺激が楽しめるのではないかと思われます。

3.昨年よりも値上がりしてるのはなぜですか?

昨年は39,000円でしたが、これには3日間の交通費(レンタカー、ガソリン、高速代)が含まれていませんでした。今年はそれらの費用も含む上に、ペンションの質もグレードアップし、「免の石」など新たなスポットも加わっています。

ついでながら内訳を明示しますと、

・滝行:2,000円(指導料、滝着レンタル料)

・宿坊:6,000円(夕食付)

・免の石:2,000円(ガイド料・保険料)

・ペンション:9,000円(朝夕食付)

・レンタカー代:約4,000円(/1名) ※レンタカー・高速・ガソリンについては昨年は別途徴収

・高速代:約3,000円(/1名)

・ガソリン代:約4,000円(/1名)

・手配料・セミナー代:20,000円(3日間で)   ※石田の行う通常のセミナーでは一日で15,000円~20,000円

となっており、手配料・セミナー代以外の実費としては、昨年よりも高くなっている状況です。それだけ質的にもグレードも上がった内容になっています。

4.集合場所の「篠栗駅」はどの辺にあり、解散はどこで何時頃になりますか?

「篠栗駅」までは「博多駅」から「JR福北ゆたか線」にて約20分で到着します。約10~20分間隔で運行しています。

また、福岡空港からだと、「福岡空港」-「博多駅」は10分で到着し、これも5~10分間隔で運行していますので、たいへん便利です。

解散は9月20日の18時過ぎに「福岡空港」か「博多駅」を想定しています(人数の多い方で)

5.GSJセミナーで何が得られるのですか?

まず、通常の「旅」として考えても、絶対にパッケージ化されない、日本でただ一つの非日常的な体験をすることができます。

その意味でプライスレスな価値があると思って頂いて結構ですし、これまで通り必ず満足のいく3日間になると思います。

「セミナー」として考えた場合は、石田によるNLPをベースとしたオリジナルセミナーが最初にありますので、「無意識」や「潜在意識」を活性化し、願望実現などに活かせる知識・方法論を学ぶことができます。

また、密教、坐禅、瞑想などのメソッドについても、現実生活に活かせる形で実践・体験することができます。

しかし、何よりも大切なのは、参加者同士の「語り合い」です。

ビジョンクエストというセミナーがありますが、それは1週間から10日程度、まったく誰とも接することのない環境で、ひたすら自分を見つめて「自己発見」を促すプログラムですが、それと同じことをするのは、日本ではまず無理ですし、本場アメリカなどでは一回200万円くらいの高額な費用がかかります。

しかし、それに代わるもの、むしろそれ以上に「自己発見」を促せるのが、価値観を共有した、まったく新しい人たちとの「語り合い」になるものと実感しています。

そればかりは日常的な友達同士の旅行や、会社での旅行では体験できない、GSJセミナーならではの魅力だと考えています。

(質問があり次第、随時、付け足していきます)

■その他、お問い合わせはメール でも電話でも気軽に頂ければと思います

 TEL 090-2083-2423(石田携帯)


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「アー・ユー・ハッピー?」矢沢永吉著

「成りあがり」から四半世紀を経て、51歳になった矢沢永吉が再び糸井重里とのコンビで書き下ろす。

「成りあがり」では、矢沢の貧しい少年時代から、夢を追って上京し(実際には横浜で下車)。キャバレーでのドさ周りをへてキャロルで大ブレイク。その解散までを描いている。

本書はそれ以降の続編になるのだが、すでに一流芸能人として成功しながらも、35億円もの借金を押しつけられたり、たび重なる身内からの裏切り、離婚など、まさに波乱万丈の、いかにも「永ちゃんらしい」ストーリーを洗いざらい語り明かしている。

とにかくスピード感のある文章に何度読んでも心が晴れ晴れとする。読む清涼剤のようだ。誰もが永ちゃんのように生きたいと思うかもしれない。だが、永ちゃんはこう言う。

「オレの話を聞いているときには、観客席かもしれないけど、そいつのストーリーにおいては、そいつは主役だ。打つのか投げるのか走るのか知らないけれど、選手なんだ。予想なんかしている間に、走れ、だよ。」

その通り。オレハ今、こうやって「主役」として生きている。永ちゃんも「主役」かもしれないけど、オレもまたオレの人生の「主役」には違いない。確かに永ちゃんは先を走っているかもしれない。だけど、それがどうした、と思う。永ちゃんは確かにカッコいい。憧れる。でも、憧れてばかりいちゃダメなんだな。オレがその、憧れられる主役として生きていくことが大事なのだから。

だからこそ、「アー・ユー・ハッピー?」なんだと思う。

それから巻末には、例の35億円事件の顛末が語られている。とにかく巧妙に手のこんだ、悪意に満ちた犯罪だったことはわかる。しかし、取られたものは仕方ない。取った奴らも法律上の罰則を受けるのだろうが、だからと言って、35億円が返ってくるわけでもない。

それでも永ちゃんは言う。

「勉強になった」

と。そしてガムシャラに働いて、生きている間に見事に返し終わった。

それ考えると、オレたちの苦労なんてちっぽけなものだし、永ちゃんは永ちゃんで悩んで苦しんでいたことを知るだけでも、何か勇気につながるもんだ。オレも頑張ろうって思うね。

自分でも言ってるけど、永ちゃんは単なるオヤジであり、いつまでたってもガキなんだな。そしてオレもそうありたいと思っているけど、あくまでオレはオレの人生なので、そこんとこヨロシク!

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アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)/矢沢 永吉
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