誰かが私のために

以前、沖縄の久高島を訪れた時のこと。神人(かみんちゅ)と呼ばれる真栄田苗さんからこんなことを言われました。
久高島の人間は、まず世界のこと、次に日本のこと、そして周りのこと、最後に自分のことを祈ります。あなたは誰かがいつもあなたのことを祈っているんだと考えたことがありますか?
今そのことを思い出しました。誰かのために真剣に祈りたいと思います。


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外国に行かない理由

以前、とある知人としゃべっていた時のこと。その知人は一度外国に旅行に行きたいと言ったいたので、軽い気持ちで促したら、なぜか乗り気じゃありません。行きたい気持ちはあるのだけど、行く気になれない。その理由を聞いて、ちょっと笑いました。

なぜ、外国に行かないのか。それは「外国に行ったことがないから」だそうです。

なんだか落語のオチのように聞こえますが、実は笑えない話かもしれません。私にも、そして私たちにも少なからずこのようなことはありはしないかと。例えば私は路上で女の子をナンパしたことがありません。なぜしないのか。いろんな理由があると思いますが、一番の理由はやっぱり「したことないから」なのかもしれません。

古典を読みたいと思っている人は少なくないと思います。教養その他いろんな意味において。もしも本当に読む気であれば岩波文庫など数えきれないくらい並んでいます。しかし、大学時代の友人はこう言ってました。「多すぎて何から読めばいいのかわからない」、と。

とりあえずマックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理・・・」を勧めたのですが、いざ確定されるとテンションが下がってくるのです。図書館にもあるのだから読めばいいのにと思うのですが、それもやっぱり「読んだことがないから」ってのがブレーキになっているように感じます。

つまり何をやるにしても、「最初に一歩」が大変なわけで、もしもその一歩を進めると、何かが「変化」してしまうことに潜在意識が恐れているのでしょう。潜在意識は「現状」を最も好むわけですから。

でもやってみれば大したことがなかったりもします。外国だって一度行ってしまえば、その次は何の恐れもなくいけることでしょう。とにかく最初ややってみる。それがすべてのスタート。私たちは例外なく、最初にこの世に「生まれてみた」わけで、それ以上に恐ろしい「変化」は死ぬまで訪れないでしょうね。


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花粉症を克服する

花粉症キャリアになって10数年はたとうかと思いますが、毎年、この季節は外に出るのが憂鬱で何かと苦しめられてきました。さらにその症状は年々強くなっていき、しかも今年は昨年の10倍の飛散と言われていたので、すごく恐怖におののいていました。
今年こそは事前に対策をしようと思いながら、いつの間にかオンシーズンとなり、今年も苦しい日々を耐え忍ばなければと身構えていました。
ですが、、、なぜか今年は症状が軽いのです。確かにあるにはあるのですが、マスクもしていないし、両鼻にティッシュを詰めることもない。鼻詰まりで味覚がなくなることもなく、常に鼻は通ったまんま。朝、目ヤニで目が開かないこともない。ティッシュの消費量も心なしか少ないような。
なぜだろうか。やっている対策としては、花粉をガードするための塗り薬を鼻の周りに塗ってるくらい。あと、目の痒い時だけ目薬をさしています。
だけど、今年の花粉症の軽さは異常に思えるほど。願わくばこのままシーズンが終わって欲しいと思うのですが、心配な反面、そうなりそうな気もしてきました。
もしもこの軽さを説明できるとすれば、この2~3年にかけての「潜在意識との対話」が効いているのでは、とも考えています。
花粉症には花粉症なりの意味があるはず。つまり肯定的意図があるはずなのです。それは他のあらゆる感情や反応においても同じこと。それがいかにネガティブな反応であったとしても。
NLPのスキルの一つである「6ステップリフレーミング」やコアトランスフォーメーションなどで扱うのも、潜在意識の肯定的意図について。
潜在意識とひたすら対話を繰り返すことで、その意図に気が付くようになる。そしてその意図を別の形であれ、満たすようすると、ネガティブな反応や感情がなくなっていくという仕組みです。
花粉症も表面的にはネガティブな反応ではあるのですが、その奥には必ず何かを守ったり実現したりといった肯定的意図が潜んているのです。
その意図に気が付くことで、反応つまり症状自体が軽減されていくもの。
今年の症状の軽さもそうであって欲しいと願うばかり。まだまだ油断はできないので、これからもずつと潜在意識との対話は続け、もっともっと潜在意識と仲良くなりたいと思っています。
潜在意識さん、そして花粉症さん、ありがとう。


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【無料】潜在意識の力を活用して7日行で世界が変わる魔法の音声セミナー

5月8日をもちまして終了させて頂きました。ありがとうございました。
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こんにちは、石田久二です。

この度、「潜在意識の力を活用して7日行で世界が変わる魔法の音声セミナー」と称して、文字通り7日間で自己変革するための音声プログラムを配信することになりました。

私はこれまでセミナーやコーチングを通してたくさんの人と接してきましたが、どのような人であれ、何らかの形で「成長」したいとの気持ちを持っていることがわかりました。

人は「ありのまま」が素晴らしいってことも真実であれば、人は「ありのまま」を打ち破って成長するために生きているんだということもまた真実でしょう。この一見矛盾する言葉を説明するには豆腐のメタファーがわかりやすいと思います。

豆腐が豆腐らしくあるためには、味噌汁や冷ややっこへと姿を変えることが必要。それによって初めて豆腐の素晴らしさが引き立つもの。しかし豆腐は豆腐であって牛肉ではありません。どう頑張っても豆腐は牛肉にはなれないのです。

同じように、あなたがあなたらしくあるためには、成長することによってあなたの持ち味を発揮することが必要。それを私は「変化」と呼んでいます。しかしあなたはあなたであって、別の誰かではありません。どう頑張ってもあなたはあなたでしかないのです。

あなたは今のあなたを打ち破ることによって、本当の「あるがまま」のあなたを発見できるもの。そのためにはあなたが思い描いた姿に向かって日々変化していくことが必要な時もあるのです。

この音声セミナーはあなたがあなたらしく「変化」していくことをサポートしたいと思って作成しました。そもそも人はそう簡単には変化できるものではありません。なぜなら、あなたの「意識」は変化したいと思っていても、長年共にしてきた「潜在意識」は変化そのものを頑なに拒もうとするからです。

例えば明日から早起きしようと思っても、三日もすれば元に戻ってしまう。頑張ってダイエットしても、すぐにリバウンドしてしまう。資格の勉強を開始しても、いつのまにか途中で投げ出してしまう。そんな経験をお持ちの人も決して少なくないでしょう。それはあなたの意思とは関係なしに、あなたの潜在意識が変化を避けようとするために起る必然的なメカニズムなのです。

そこで潜在意識の抵抗に負けずに「変化」を受け入れるためは「期間」が必要となります。一定の期間をかけてじっくりと変化していけば、決して元に戻ることはなく、なりたいあなたになり、そしてあるがままの本当のあなたになることができます。

その期間として設けられるのが、3日、7日、21日、30日、100日、300日、1000日、、などと言われています。例えば考え方を変えるには3日間、行動を変えるには7日間から21日間、習慣を変えるには30日間から100日間、そして人生観を変えるには1000日が必要であると言われます。

このプログラムでは「行動」を変えるために最低限必要な「7日間」を通して、毎日、10分~15分程度の音声を聞くことで自己変革を促すことを目的としています。

ところでタイトルを見ると「7日間」ではなく「7日行」となっていますが、これは私自身の体験が大きく反映されています。私はライフワークとして「滝行」を行っており、それも修験の導師に元で本格的に行に勤しんでいます。その際、しばしば7日、21日、100日などの「行」に挑戦することがあり、その間は毎日滝に打たれるほか、食事や生活習慣に関するちょっとした約束事が課されます。

私は今まで、7日、21日、100日のそれぞれに渡って何度も「行」に入っており、そしてその度に新たな自分を発見するという体験を繰り返してきました。ですので、ここで「7日行」となっているのは、まさに「行」に入るような真剣な姿勢で取り組んで頂きたいとの思いがあるからです。

実際、この「行」に参加して、あなたにどのような「変化」が訪れるかは未知数です。しかし、確実に言えるのは、何もしない7日後と、何かに真剣に取り組んだ7日後とでは、確実に「何か」が変化しているということ。何が起こるかわかりません。しかし、だからこそ人生は面白いんだと思っています。

今回のプログラムは「無料」にて提供させて頂くことに決めましたが、決して手を抜いた内容ではありません。どの音声にも私の「本気」が伝わるような、極めて質の高いプログラムをご提供させて頂いております。ですので、冷やかしや様子見のような中途半端な姿勢の方は、どうか参加をご遠慮頂きたいと思います。真剣に自分の可能性に挑戦してみたいとの決意のあるかたのみご参加頂ければ、私としても喜びはこの上ありません。

どうぞよろしくお願いいたします。

【参加方法】

1. エントリーフォーム  より「名前」「メールアドレス」「行動リスト」を記入して送信します

   ※本名と行動リストが記入されていない場合は、

    申し訳ございませんが「本気」でないと判断し、配信をストップさせて頂きます

    言うまでもなく守秘義務は厳守いたします

2. 「行動リスト」には最低1つから最大5つ程度までをリストアップします

例えば、、、

○朝6時に起きる
○寝る前3時間は何も食べない
○夜10時には布団に入る
○禁酒・禁煙等をする
○パチンコに行かない
○筋トレ・ヨガ・ウォーキング等をする
○瞑想をする
○最低3人に対して「ありがとう」と言う
○笑顔トレーニングをする
○未来日記を書く
○30分以上読書をする
○60分以上勉強をする
○ブログを書く

など、各々にとって望ましい「行動」を決めて、毎日、取り組んで頂きます

3. 返信メールにて1日目の「音声セミナー」が配信されます

4.2日目から7日目までは朝5時に音声付メールが配信されますので毎日お聞き頂きます

5.7日目が終了した時点で、もし可能であれば感想をお送りください
  ※ブログ等に掲載させて頂く可能性があります

【音声のテーマ】

この7日行では、毎日、テーマに基づいた音声を聞いて頂きます。例えば初日は「0.2秒で世界を変えるには・・・」というテーマですが、その中で簡単なワークをして頂くこともあります(初日は腕を組むワーク)。

音声自体は10~15分程度ですが、毎日の「行動計画」に加えて簡単なワークや意識付けによって、潜在意識に対する確かな定着を意図しています。毎日の音声をどうぞお楽しみください。

1.0.2秒で世界を変えるには・・・
2.実現率を95%にするには・・・
3.事故を未然に防ぐには・・・
4.共感してはいけない・・・
5.神社に行ってはいけない・・・
6.前世の恋人に会ってはいけない・・・
7.トンネルを抜けても雪国だった・・・

それではたくさんの「本気」の人と出会えることを楽しみにしています。ありがとうございました。

石田久二


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競わなくていい

「競わなくていい」ってことを言う人が結構いますし、精神世界系の本を中心に、そのような内容のものを割と多く見かけます。そして私個人的には、それは「真実」だと思っています。

しかし同時に「競う」ことも大切だ思っています。なぜなら「競う」ことによって初めて「競わなくていい」ってことを本当に理解することができるから。

「競わなくていい」って本に共感する人は考えてみて欲しい。自分はそもそも競うことが嫌いなのでは、と。もしも嫌いなのであれば、それは単なる慰みであって、自分を成長させることにはならない。人は何のために生きているのか。私は成長するためだと考えていますし、さらに言えば成長によって宇宙の進化に同調すること。

それはともかく何を言いたいのかと言うと、時には共感できない本を読むのも重要だってこと。それはブログでも同じこと。「競わなくていい」という話を聞きたくて、そればかりを読むのではなく、その手の話が好きな人ほど、ガンガンにガンバロウ的な話を聞くのがいいってこと。

具体的に言えば小林正観さんの本ばかり読んでいる人は、時には勝間和代さんや古市幸雄さんの本を読むことも大切。逆に勝間さんの本ばかり読んでいる人は、正観さんの本もバカにせずに読んで実践してみること。

私は2003年12月に「がんばれ社長」の武沢さんのセミナーに初めて出て、そこで目標設定なる言葉を知りました。そして素直に目標設定して実践し始めたのですが、今考えるとそれが人生のターニングポイントだったように思います。

しかしもっと大きなポイントがあったとすれば、それは斎藤一人さんの本に出会ったこと。「ツイてる」と言えば運がよくなる。ある意味、目標設定的なアプローチとは真逆だと思いますが、私はどちらにも共感。

つまり重要なのはバランスってこと。「競わなくていい」ってのも真実だし、「競っていい」ってのも真実。どちらも正しいんです。ようはバランス。

なので「競わなくていい」って本に共感を覚える人は、その逆の本も読んで実践してみる。そしてその逆もまたしかり。バランスってことを言いたいのです。


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