ネット販売で失敗するための鉄則(前編)

ネットもリアルも基本は同じ」でも書いたように、営業には鉄則パターンがあります。それが、

1.アプローチ
2.人間関係(ラポール)
3.必要性(喜びと恐怖)
4.商品説明
5.クロージング


という順番。営業の下手な人は、この順番を無視して、いきなり「商品説明」に入ってしまいます。絶対に話を聞いてくれません。ネット販売でも同じこと。まずは「アプローチ」と「人間関係」をしっかり固めることが大切。


では、ネット販売における「アプローチ」とは何か。それは「ページを開いてもらうこと」です。どんなにいい記事を書いていても、ページを開いてもらわなければ、それはこの世の存在しないのと同じこと。では、どうすればページを開いてもらえるのか。いつくか列挙しますね。


1.検索
2.紹介
3.リンク
4.コメント
5.各種ランキングページ
6.ソーシャルメディア経由


まず「検索」はわかりますよね。グーグルなどで検索したキーワードでヒットするケース。このブログで言うなら「石田久二」で来る人は意外と多いのですが、出会い頭としては「勝手にジュンペイ」で来られる人がとても多い。ほとんど意味のないアクセスですが、100人のうち1人でも読者さんになって頂ければ嬉しいですよね。


「紹介」については、他のブログやソーシャルメディアで紹介して頂くケース。この場合、友人を紹介することもありますが、たいていは「記事」を紹介するパターンです。いい記事を書くと、それだけ紹介されることも多くなって、アクセスアップにつながります。これはかなりかたいです。


次に「リンク」ですが、これもわかりますよね。「紹介」ほどはかたくないものの、アクセスのあるブログにリンクをして頂くだけで、かなりのアクセスが望めます。しかし、これも友人かいい記事であることが条件。ただ、アメブロの場合は「読者登録」で記事に関係なく自動的にリンクを貼ることができるので、よりアクセスアップしやすいブログってことが言えますよね。


「コメント」は他のブログにコメントを付ければ、それ経由でアクセスが来ます。特にアクセスの多いブログに印象的なコメントを付けるだけで、かなりアップすることがあります。なぜならそのようなブログはコメント欄自体が読者のコミュニティのようになっているから。以前は「トラックバック」などがありましたが、最近はあまり流行ってないみたいですね。


「各種ランキングページ」については、「人気ブログランキング」「アメーバランキング」に「i2iアクセスランキング」も入れていいのかな。これで上位に入るとかなりアクセスアップするのですが、上位に入ること自体が容易ではありません。これは純粋に、いい記事を書き続けること。


「各種ソーシャルメディア」ですが、これも地道にやればかなりアクセスアップします。具体的にはメルマガ、SNSなどですが、一番いいのがツイッター。フォロアーをたくさん増やして、「twitbackr」などでURLを転送すれば、それなりにアクセスアップできます。私も以前、芸能人っぽい人からRTしてもらった時、かなりアクセスがありました。これは地道にやるしかないですよね。


そんな感じで、いずれにしても「いい記事」を書きながら、地道にやって行くしかない。有名人でもない限り、短期的にたくさんのアクセスを読んだところで定着しませんから。こうやって「アプローチ」の入口を増やしていくしかないんです。
(後編に続く)


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読むと不幸になる話

私はミクシィを今でも愛用して、今でも十分に活用させてもらっているのですが、だいたい一日に一回程度、ミクシィ日記をブログとは別に書いています。日々のことを何となく書きたくなったり、マイミクさんに何かをご案内する時などに書いています。
ミクシィには「足跡」という機能があり、アメブロのようなペタを付けなくても、日記を読んだら誰が読んだかすぐにわかるようになっています。日記を更新するたびに読まれる方もいらっしゃれば、時々、読みに来られる方もいらっしゃいます。
ただ、日記を更新した後の「足跡」の数は、、、実は「タイトル」とものすごく関係があるように思うのです。私のマイミクさんですが、精神世界に興味のある方が多いので、例えば「死後の世界」とか「霊」とか「ヘミシンク」などのキーワードが入っていると読まれやすいです。
一方、読まれにくいのは「阿蘇」とか「おはよう」とか、いかにも日記的なのがそうでしょう。それに対して、圧倒的に読まれやすいタイトルってのは確かにあるようです。それは主に3つ。
・お金(金額)に関するタイトル
・H系や下ネタっぽいタイトル
・ネガティブなタイトル

この3つをタイトルに入れておくと、驚くほどに読まれます。ということは、ミクシィでなくとも、普通のブログでもその傾向はあるでしょう。「お金」もあからさまに「アフィリ!」とか「稼ぐ!」などの話は読みたくなりませんが、「経常利益1千万円」や「ビックリ臨時収入」などのタイトルは読まれやすいです。「H系・下ネタ」はどんなタイトルでもだいたい読まれます(笑)
問題はネガティブなタイトルです。「ダメだ!」「最悪です!」「騙された!」「へこんでます!」「憤りを隠せない!」「ネガティブが嫌な人は読まないでください!」などのタイトルは、ものすごく読まれやすいです。
なぜなのか。人間ってのは、そもそもネガティブが大好きなのです。と言うのも、無意識には「安心・安全」を守ろうとする役割があるから、それを脅かす「危険」に対して敏感である必要があるから。
占いにしても、いいことばかり言う占い師よりも、不吉なことの中にちょっとだけいいことを言ってくれる占いの方が儲かると聞きます。つまり人間ってのは本能的にネガティブに反応しやすい性質があり、キャッチコピーなどを見ていても、目を引くものはちょっとネガティブだったりしますもんね。
例えば「今が買い時」よりも「今は買うな」の方が気になる。「買ってはいけない」って本もベストセラーになりましたよね。そしてそれを批判する形で「『買ってはいけない』は買ってはいけない」もかなりベストセラーになりました。
「健康になる生き方」よりも「病気にならない生き方」の方が遥かに読みたくなるし、実際、ベストセラー。他には例えば「子どもを楽しく学校に行かせる方法」よりも「なぜ、我が子は転向してもイジメにあうのか?」の方が絶対売れるでしょうね。
もちろんネガティブワードばかりを連発しても、そのうち避けられるでしょうが、随所に上手に挟んでおくと、購読率は上がるわけです。ま、この辺もある程度のセンスは必要だと思われますが。


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ネットもリアルも基本は同じ

インターネットでモノやサービスを販売する形式がすっかり当たり前になっていますが、10数年前は「e-コマース」などの言葉で、まだまだ珍しいもの扱いをされていました。
ただ、リアルに売る場合も、ネットで売る場合も基本は同じことだと思われます。実際、インターネットで巨大企業を作った人たちの多くはリアルでも実績を上げてきた人。飛び込み営業などもやってきた人。結局は顧客の心理を理解せずして、何かを売ることは不可能なのです。
私も以前、営業をしていたことがありますが、その時、このようなセリフをよくはいていました。
「商品説明はできるんですが、クロージングが苦手なんですよね」
そして営業テクニックと言うと、すなわち「クロージング」の技術だと思っていました。しかし、加賀田晃氏のDVDを見てから、それはいかに見当違いな悩みかってことを痛感しました。営業には必勝プロセスがあったのです。それが次の手順。
1.アプローチ
2.人間関係(ラポール)
3.必要性(喜びと恐怖)
4.商品説明
5.クロージング

よほど商品力と競争力が突出してない限り、営業で成果を得るには、以上のプロセスが鉄壁です。そして成約の8割は「アプローチ」と「人間関係」で決まってしまうと言われます。そして残り2割が「必要性」です。と言うことは、、、「商品説明」と「クロージング」ほ必要ないのか、と言う話になります。そう、必要ないのです。
つまり、アプローチに成功して、人間関係を作ってしまえば、それで8割の成約。そこに商品の必要性を感じてもらえば、これでほぼ100%なのです。
例えば「保険」の営業をするとします。細かい話はともかく、ほとんどの人が「保険」がどのような商品か知っているでしょう。料金やプランに多少の違いがあれども、「保険」そのものは同じです。ここで重要なのは「保険」をいかにして自分から買って頂くか。その際、突然、飛び込んで、いきなり保険プランの説明に来られたらどうでしょう。
すぐに叩きだされるでしょ。間に合ってるの一言。商品説明さえできないのに、クロージングなどできるはずがありません。まずは「土俵」に立つことが重要。それが「アプローチ」と「人間関係」なのです。
これはネットビジネスだとより顕著です。たまたま何かのきっかけで「商品説明」のページに飛んでしまったとします。ものすごく詳しく書かれています。でも、読みますか? 興味がなければ、絶対読まないでしょ。
でも、商品に興味がなくても読むケースが実際にあります。それは「知ってる人が紹介しているページ」であること。この「知ってる人」ってのは、リアルに知ってる人でなくても構いません。ブログやメルマガを読んでいる、程度でいいのです。
ここで「ブログを読む」ところまで持って行くのが「アプローチ」です。そして毎日ブログを更新して、熱心な読者になって頂きます。これが「人間関係」。そして記事の中で大よその商品の話をしたとします。それで何となく「必要性」を理解するのですが、その時点で読者さんは「申込ページ」が出てくるのを心待ちにする。
すると「商品説明」もそこそこに、一目散に申込フォームに必要事項を書き込み、「クロージング」となり成約します。つまりリアルであれ、ネットであれ、「何を買うか」ではなく「誰から買うか」の方が遥かに重要なのです。
その「誰か」に相当するのが「アプローチ」と「人間関係」です。この部分を固めずして、商品を売ることは絶対にできません。


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ヒーリングはみかん

子どもにみかんの皮をむいて食べさせてる時、ふと思いました。
「これってヒーリングじゃないか!」
って。私などにエネルギーを与えることなどできません。私のエネルギーなどたかがしれています。エネルギーはすでに宇宙に存在しているのです。
そのエネルギーが、みかん。私ができるのは、せいぜいみかんをむいてあげるくらいのこと。食べるのは本人。本人が食べる気がなければ、いくらむいても意味がありません。
ヒーリング行為も同じことで、受け取るのは本人。本人が受け取る気がない、または口を開けて待ってるだけに依存していても、なんの意味もありません。ヒーラーができるのは皮をむいてあげることくらい。食べさせることではありません。
そして何より大切なのが、皮をむいているのを見せること。むき方がわかれば、今度は他人のためにむいてあげることができます。それが、本当の意味での伝授なのです。


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ワクワクは敵だ

スピリチュアル業界における「錦の御旗」の一つに「ワクワク」と言う言葉があります。バシャールと言う名の宇宙人が言ったそうなので、ものすごい権威です。間寛平が「ワクワクしまひょ~」とか言っても誰も聞かないでしょうが、宇宙人が言ったとなると凄味があります。


結論から言うと、これは正しいです。人は喜びのために生まれてきたのですから、確かにワクワクしてナンボです。


しかし、昨今のスピリチュアルブームのなかで、この言葉が妙な方向に独り歩きしすぎている感は確かにあります。時として「ワクワクしないことはしてはならない」などのように。


そして、その「ワクワクしないこと」ってのは、ほとんどの場合、一時的なことが多いです。


例えば「早起き」なんかがそう。朝、日の出とともに起きて散歩したら、めちゃくちゃ気持ちがいいです。それは確かなこと。だけど、目が覚めて起きるまでに、あまりに布団の中が心地よいためなかなか出られません。そこで、こうささやかれます。

「ワクワクしよう」

布団の中であと一時間寝ていられる。こんな楽しいことはありません。バシャールさん、ありがとう。ワクワクします。おやすみなさい。
、、、果たしてこれでいいのでしょうか。なんかしっくりこないですよね。ダイエット中の人がいたとします。目の前に美味しそうなケーキがあります。食べたい。食べたら太る。食べないのは苦しい。そこで、こうささやかれます。

「ワクワクしよう」

そうか、ワクワクすることすればいいんだ。バシャールさん、ありがとう。いただきまーす。

、、、果たしてこれでいいのでしょうか。いいわけないですよね。「ワクワク」は確かに素晴らしいです。しかし、何が自分にとって本当の「ワクワク」かについて知ることは大切。人生レベルにおけるほんとうのワクワクとは何か。


そのためには、思いっきりストレッチすることも大切じゃないでしょうか。か。「ワクワク」という言葉を、単なる逃げ口上に使ってはかえってバシャールさんに失礼だと思うのです。


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