●「小売商業振興フォーラム」(主催:広島商工会議所)

おはようございます、石田久二です。
急なご案内となりますが、11月10日(木)に広島商工会議所主催の「小売商業振興フォーラム」にて講演をさせて頂きます。第一部が基調講演、第二部で地元の有識者・経営者の方とパネルディスカッションに参加させて頂きます。概要は以下の通り。

「小売商業振興フォーラム」
とき:平成23年11月10日[木] 14:00~17:00
ところ:広島商工会議所2 階202号室 ※定員100 名
第1部 基 調 講 演 14:00~15:20
「商いを通じて自己実現するための考え方」
講師:石田 久二 氏(株式会社アンサー 代表取締役)
第2部 パネルディスカッション 15:30~17:00
「社会の変化をチャンスに! 私の自己管理と自己啓発」
コーディネーター:川原 直毅 氏(広島修道大学 商学部 教 授)
パネリスト:石田 久二 氏(株式会社アンサー 代表取締役)
      山本 胖 氏(有限会社カーサ商業建築研究所 代表取締役)
      山田 淳二 氏(株式会社酒商山田 代表取締役)


席はまだあるようですので、希望者はこちら(PDF)をダウンロードの上、FAXまたはお電話にてお申込み願いします。参加費は無料です。どうぞよろしくお願いいたします。
主催:広島商工会議所小売商業部会
お申し込み・お問い合せ:広島商工会議所 中小企業振興部 商業振興チーム[菊地・千同]
            Tel.082-222-6691 Fax.082-222-6006 
            〒730-8510 広島市中区基町5-44
$「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ


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■アラフォーは恋愛適齢期

こんばんは、石田久二です。
最近、私の周りでは「恋」をする人が増えてきました。それもほとんどがアラフォー世代なのです。もっとも、私自身がアラフォーなので、その世代との付き合いが一番多い分、当然のことではありますが。
こんなことを言っては語弊があるかもしれませんが、例えば10代、20代の頃は30歳超えることが信じられませんでした。ましてや40など。だけど、現実に今、アラフォーになってるのですから、そればかりは逆らえません。
だけど、今になって思うのは、歳をとるのも悪くないってこと。私自身、10代より20代、20代より30代の方がはるかに面白いし、このままいけば40代も楽しみでなりません。そして周囲をいろいろ見ていると、実はアラフォーこそが「恋」をする適齢期なんじゃないかと思うのです。
もっとも、私自身は既婚者なので、自ら恋をすることは基本的にありませんが、周囲を冷静に見ているとそう感じるのです。まず、男の側から言えば、10代から20代前半までは、ただやりたい盛り。20代後半になると結婚を意識して、恋愛も多少は大人しくなるようです。もちろん例外もいますけど。
一方、女性の側を見ていると、10代から20代前半までは、実に駆け引きが上手でした。若いことを武器として温存し、まるで研ぎ澄まされた鋭利な刃物のごとく切られまくるのです。もちろん中には鞘におさめたままの人もいますが、たいていの人は「若さ」を武器に男を斬りまくる勢いがありました。
そして20代後半から30代前半にかけては、男性と同じく「結婚」を意識し始め、徐々に切り札を出し始めます。しかし、その切り札を出し損ねた人は、ある程度の開き直りを見せながら、趣味に走ったり、ペットを飼ったりなど、自分だけの生活を大切にし始めます。
しかし、本当のことを言うと、その時期こそが「恋愛適齢期」なのです。もはや「若さ」なる武器を使う必要もなく、本来の自分の魅力を生かすことができる。それは男性も女性も同じこと。さらには、昔ほど見た目にもこだわりがなく、多少の経済力は必要でしょうが、まさしく「人間力」での付き合いができる時期。
歳をとればとるほど楽しくなる理由の一つは、多様性の魅力に目覚めることがあります。思えば、小学生の時は、だいたいクラスで可愛いと言われる一人二人の女子が、多くの男子の初恋を奪っていました。きっと女子側もそうでしょう。
しかし、中学や高校になるにつれ、「実はあいつもいいぞ」みたいに、徐々に恋愛対象が分散化するのです。その後、学生や社会人になると、確かに経済力や将来性などが恋愛の条件になる時期もありますが、それを過ぎると、その人そのものの魅力に気が付くようになります。
それがだいたいアラフォー世代だと考えます。ですので、例えば今、アラフォー独身の方がいれば、あらゆる条件から解放された、まさに「本来の人間」としての付き合いができる絶好のチャンスなのです。その世代は人口も多く、まだまだ独身の男女にあふれています。
経済力もそこそこあり、遊びもよく知っており、セックスもまだまだこれから。結婚や育児の選択肢も開けていますが、いずれにせよ、人生で一番恋愛を楽しめる世代じゃないかと思うのです。ゆえに、私の周辺でもその価値に気が付き、恋愛をするアラフォーが増えてるんじゃないかと。
つまり、言いたいことは一つ。ガンガン恋をしましょうぜ!!!!ってこと。


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■セミナー講師で失敗する方法2

こんにちは、石田久二です。
セミナー講師で失敗する方法ですが、昨日は話がそれてああなったので、今日が本番の話です。セミナーをやっていて一番怖いのが集客できないこと。集客のために、参加費を下げることはご法度だと言いましたが、それと同じくらいやってはならないことがあります。
それは、ジャンルをころころ変えること、です。例えばコーチングの資格を取ったので、コーチングでセミナーを開始したとします。最初の頃は順調だったのが、次第に参加者も減っていきます。そこで、突然、フェイスブックのセミナーをするようなこと。
ジャンルを変えたら、その分、幅も広がるので集客できそうに思います。しかし、コーチングをやっていた人が、突然、フェイスブックのセミナーをしたところで、誰が行きたいと思うでしょうか。逆を考えてみたらわかります。
極端な例ですが、クラシックの世界にフリードリッヒ・グルダ(故人)という天才ピアニストがいました。世界的な名手で、日本でのリサイタルは安くとも一万円は下らないでしょう。そして度の会場でも満席になります。その状況は本場のヨーロッパでも同じ。と同時に、グルダはジャズピアニストでもあります。
しかし、グルダがジャズををやると、チケットは全然売れなかったそうです。耳の肥えた聴衆は正直です(日本ではグルダの名前だけで売れたとは思いますが)。つまり、聴衆が聴きたいのはグルダのベートーベンでありモーツァルトだったのです。
つまり、セミナーをする場合においても、第一に考えることは、「参加者は何を自分に求めているか」であって、「何をすれば集客できるか」ではないのです。この二つは似ているようでいて全然違います。フェイスブックのセミナーであれば、すでにその道の第一人者がおり、その人に勝てるのであればすればいい。だけどそうでなければ、流行りだからとやってみたところで、人は集まりません。
それよりも、例え参加者が減ってきたところで、本当に自分がやりたくて、求めらていることを愚直にやっていると、いつか何かがはじけてブレイクすることもある。そのブレイクを待たずして、流行りにばかり手をしていると、自滅は目に見えています。
以上は私自身が少なからず体験したこと。やっぱり積み重ねが大切なのです。ちなみに今年は震災があり、被災者のメンタルケアが必要と言われていましたが、それを狙ってメンタルトレーナー講座などを開催する人も少なからず目に付きました。
一方で、それまでと変わらずコツコツとセミナーを続けている人も。この先、どちらが市場に残るかは明らかでしょう。流行りに手を出すのは、ある種の誘惑のようなもので、ちょっと危険。それよりも、常に原点に戻って、自分が一番自身のある内容をブラッシュアップして提供する方が、一時的な落ち込みがあれど、必ずブレイクに結びつくものなのです。


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■セミナー講師で失敗する方法1

おはようございます、石田久二です。
2007年に「セミナー」とやらを始めて4年が過ぎました。おかげさまで参加者も、そして参加費も増え、なんとか続けさせて頂いてます。そして最近は企業や商工会議所、団体などから呼ばれることも増えてきました。
一方で、私の周りにもセミナーをする人が増えているのですが、必ずしも皆が皆、順調というわけではないみたいです。実はセミナーを始めて、一番上手くいくのは「初回」である人が大半。それで手ごたえを感じて、二回目、三回目と開催してみるのですが、回を重ねるたびに参加者が減り、そして参加者を増やすために値段を下げ、そのままクローズに向かう人が少なくないようです。
まず、ここに間違いあります。セミナーに限らず、サービスを提供する上での最低限の約束があり、それは「値段を下げない」こと。確かに参加者が減るのは恐怖です。ですので、参加者を増やす努力をすることは大切。だけど、そのための方法として、値段を下げることは絶対にやってはいけません。もちろんイベント的に単発で下げることはあっても、主要サービスの値段を下げるのだけはご法度。
セミナーにとって大切なのは、「参加者数」ではなく「利益」であることを忘れてはなりません。私の経験をお話しすると、私も最初のセミナーは思った以上の成果をおさめ、次々と開催を企画していたのですが、実のところそのままで上手く行ったのは一年が限度でした。
実際、徐々に目減りしていき、半年ほど一度ストップして再開してみたのですが、思ったようには集まらず、最初の半分程度にまで下がっていました。その後も試行錯誤しながら、なんとか続けていたのですが、ある時期、思い切ってみることにしました。
それは「値段を倍にする」ということ。普通なら参加者を増やすために、値段を下げるところですが、私はこの逆をやってみたのです。するとどういうことか、大阪と東京で開催したところ、いずれも定員オーバーとなり、当然、収益も4倍近くになりました。
それからも徐々に値段を上げて行き、なんとかセミナー講師として安定化するようになりました。そうなると、いろんな団体から主催して頂くことも増え、セミナー講師としての基盤がますます強くなるのを実感しています。
もしもプロとしてセミナーをしたいのであれば、決して値段を下げてはなりません。もう一つ言うなら、確かに「初回」は成功しやすいのです。初回と言うだけで、いろんな人から応援してもらえることも多いのだから。だけど、二回目以降は自力でやる。人の応援ばかりあてにしては軌道には乗りません。
やってみてわかりましたが、セミナー業もそんなに楽ではありません。やっぱり何があきらめず、妥協せず、地道にコツコツ続けることが大切なのです。


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■ばいきんまんの本質

こんにちは、石田久二です。
ネット上にこんな画像を見つけてしまいました。
$「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ
なんだか切なくなります。ボロボロになりながらも、まだ笑っていられるばいきんまん。「もう休んでいいだよ・・」と声をかけたくなるような。そんなばいきんまんを3人がかりでボコボコにする。アンパンマンが嫌いになりそうです(笑)
それはそうと、今年になって、子どもと一緒にアンパンマンのアニメを見ることが多くなってきました。パターンはいつも同じ。ばいきんまんがいつも邪魔しに来て、最後はアンパンマンたちに懲らしめられる。単なる勧善懲悪のマンガと思いきや、そんなに浅い話でもないのです。
私の好きな話を紹介します。チビゾウくんのお母さんである「でかこ母さん」が登場する話。ある日、ばいきんまんとドキンちゃんは、村にでかこ母さんが来ることを知ります。どうやら皆にご馳走を振舞いに来るそうです。
それを知ったドキンちゃんは、ばいきんまんにでかこ母さんを連れて来るよう命令します。ばいきんまんは、実はでかこ母さんが大の苦手。だけど、ドキンちゃんの命令に背くこともできず、しぶしぶでかこ母さんを自分たちの家に連れ去ります。
「ご馳走を作れ」と言うばいきんまんに対し、「部屋が汚い!」と言い、ばいきんまん、ドキンちゃん、かびるんるんに掃除するよういいつけます。ばいきんまんたちは為されるがまま。疲れ切ったドキンちゃんは、もうご馳走はいいから、でかこ母さんを追い出してくれと言い、でかこ母さんが眠ってる隙に、村に連れ戻すことに成功。
しかし、そこでアンパンマンたちに見つかり、ひと悶着あって、いつも用に懲らしめられ「バイバイキ~ン」と家に戻され散々な一日となります。お腹ぺこぺこのばいきんまんにドキンちゃん。そこに、かびるんるんが驚いた顔で二人を呼びに来ます。
なんと、でかこ母さんは、ばいきんまんたちのご馳走をちゃんと作ってくれていたのです。「おいし~い」とほっぺたを押さえるドキンちゃん。ナイフとフォークで上手に食べるばいきんまん。かびるんるんのご飯もちゃんと用意してくれてます。村に戻ったでかこ母さんの「ばいきんまんとドキンちゃんも、今日はよく頑張ったわね」とセリフで話が締めくくられます。(こちらに詳しく紹介されてあります)
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実はこの手のパターンも割と多い。散々悪さして、懲らしめられたばいきんまんにも、最後はちゃんと救いが用意されているパターン。
ではそもそも、ばいきんまんとは一体何者なのか。実は「アンパンマン」というアニメは、私たちの「心の中」そのものを描いた物語ではないかと考えます。誰にだって、いたずら心、悪い心、怨む心、嫉妬する心は持っています。どんな善人であっても。
そのような心は時として罰せられる対象になることも。だけど、どんな人だって、本当の心は清らかなもの。自分に素直になれないことは、誰にだってある。その「素直になれない心」こそが「ばいきんまんの本質」なのです。
それでも人は、誰もが許される存在。愛される存在。いつも悪さばかりするばいきんまんだって、それは単に「素直」じゃないだけのこと。この世の中は、本当は「喜び」だけでできている。確かに悪いことは悪いこととして、けじめをつけなきゃならないことはある。
それでも、人は最終的に許される。いや、そもそも最初から許されている。いつもケンカばかりしてるクラスの剛君だって、根はイイ奴なんだよ。映画見れば分かるように。
だから、私たちもどこかで人を「許す心」を持っていたい。そして自分の中の「ばいきんまん」も、決して責めるだけでなく、どこかで許すことをして欲しい。そんなことを思いながら、アンパンマンを子どもと一緒に見ています。


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