■毎日ブログを書くことの罠

こんにちは、石田久二です。


2004年5月から毎日ブログ(「宇宙となかよし」の方)を書いている私ですが、何度も言うように、毎日ブログを書くことの利点は計り知れないほどあります。もしもブログがなかったら今の私はないでしょうし、実際、毎日書くことでもはやブログは「資産」となってる気もしています。


ですが、今日はちょっと別の視点から「毎日ブログを書くこと」についてお話したいと思います。実は毎日書くことについて、確かにいい悪いで言えば「いい」には違いありません。しかしその一方で、「悪い」ところがあることにも言及しておく必要があるでしょう。


これは私自身の罪とも言えるのですが、毎日ブログを書くことを推奨し、実際、その通りにしている人も少なくないのでしょうが、時としてある種の「罠」にハマってしまうこともなきにしもあらず。それは何かと言うと、

「ブログを毎日書くことが目的化している」

ということ。ブログはあくまで手段であることを忘れてはなりません。それはお店への集客でもいいし、ブランディングでもいい。もちろん日記代わりでもいいし、人との連絡ツールでもいい。


だけど中には「ブログさえ書けばなんとかなる」と思いながら、なんとか書いてる人がいないわけじゃない。そして「毎日」にこだわるあまり、内容がカスカスになってることにも気が付かない。


ブログってのはあくまでアウトプットのツールです。正直、コンテンツのない人がどんなにアウトプットしても自己満足以上のものにはなりません。もちろんインプットを充実させるために、先にアウトプットする習慣として書くのはいい。


それでもなお、書くことが好きならいいのですが、単なる「目的」として、頑張って書いてるようでは本末転倒。もしそんな状況に陥ってしまってるなら、ブログをやめることを考えてもいい。そして本を読むなり、旅をするなり、セミナーに出るなり、映画を見るなり、そして体験を積むなり、「インプット」の量を増やすことに専念した方がいい。


カスカスのブログは100日書いてもカスカスです。「続ける」ことにこだわるあまり、「内容」をおろそかにするのも残念。今日はブログについて、いつもと違う角度から評価してみました。


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■気まぐれ瞑想のススメ

おはようございます、石田久二です。


私の周りには「瞑想」をする人がとても多いのですが、しばしば「瞑想しなきゃ」みたいな感じで、義務的にやってる人を見かけることがあります。これはどうも本末転倒に感じます。


今年、サッカー選手の長谷部誠さんの「心を整える」なる本がベストセラーになりましたが、彼は毎日、寝る前に30分ほど、ベッドに横になって何もしない時間を作るとのこと。それが心をリセットして、新たな活力を得るのに役に立っているそうです。これこそが瞑想です。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣/長谷部誠

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何事も形から入るのは確かに大切です。だけど、その形にこだわるあまり、瞑想の本質から離れてしまうのはとてももったいないこと。


瞑想の極意はあくまで自然に。義務にせず、やりたい時にやる。それでいいと思っています。もちろん形がダメと言うわけじゃなく、それが心地よいならそれでいい。自分にとって一番いいやり方を見つければいいと思っています。


ちなみに、私の最近の瞑想は、しばしば夜中に目が覚めた時など、ちょっと座って静寂を楽しむ。その場と一体になる。そして眠くなったらそのまま寝るし、目が冴えたら起きて一日をスタートさせてもいい。


その代り、起きている間は頭も身体もフルに使って楽しく動く。そうあるからこそ、瞑想も深く入れるのです。長谷部選手もそうですが、アスリート、ビジネスマン、学者、アーティストなどは、日中、すごいエネルギーを使う人が多いので、なおさら瞑想が効果的。


しかし、瞑想してる時まで「やらなきゃダメだ」「この形でないと意味がない」などと、自分を縛りつけるのは本末転倒ですもんね。動く時は動く。だけど、ちょっと身体と心を休める時間も必要。そして「気まぐれ」のスタンスが大切かなと思います。


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■ベテルギウスの話

こんばんは、石田久二です。広島出張以来の久々の更新です。アクセス的には元からやってる「宇宙となかよし」の方が多いのですが、こちらのブログをメインに読んでいらっしゃる方もいると聞き、できるだけ毎日更新したいな~と思っています。
ところで先ほど、ふと「ベテルギウス」なる言葉が頭に浮かんできました。少年時代、宇宙図巻を見るのが好きで、その中でベテルギウスなるバカでかい星に魅かれていました。太陽でさえこんなに大きいのに、その800倍もする星がこの宇宙にあるなんて。
$「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ
何となく気になったので、ネットで調べていると、面白い事実を知ることができました。実はベテルギウスなる星、でかすぎて寿命が短いのですが、実はすでにこの宇宙には存在しないそうなんです。もちろん今もオリオン座の右肩(左上)に光る、あの星がベテルギウスには違いありません。ちょっと赤く光るのがそれ。
しかし言うまでもなく、光が私たちの目に届くまでには時間がかかります。ベテルギウスはここから640光年先にあるので、今見ているベテルギウスは640年前の姿と言うことになります640年前と言うと、室町時代初期で足利義満の時代。
しかし、今、そのベテルギウスは爆発してこの宇宙に存在しないことがわかっています。640年前と言うと人間スケールでは、確かに大昔ですが、宇宙スケールではごく最近のこと。そして星が爆発すると100倍に輝くと言われており、もしかすると私が生きている間にでも、ベテルギウスの爆発を観測することができるかもしれないのです。
そして一説によると、それは来年2012年であるとも言われています。星が爆発するとそこから強力な放射能が降り注ぎ、もしもそれが地球を直撃したら人類は間違いなく絶滅しますが、幸いにも確度がずれていてその可能性はないでそうです。
ちなみに星の爆発ってのは、そんなに珍しいことではなく、超新星と呼ばれるものがそれで、今まで何度も観測されており、肉眼でも見えるもの。しかし、星の爆発はその近くの星に対して何らかの影響があるのも事実であり、これまで恐竜や三葉虫などが絶滅したのも、その影響であるとの説があります。
いずれにせよ、ベテルギウスの爆発が観測されるのは、来年かどうかはともかくとして、そんなに遠い将来のことではなさそう。そうなると、満月と同じくらいの明るさの超新星が空に輝くことになり、日中は二つの太陽、夜は満月のごとく煌々と照らし続けることになります。
いくら放射能の影響がないとは言え、異常現象であることには変わりなく、かなり大きな規模で人間社会に影響を及ぼすことは間違いないでしょう。その現象をどうとらえるかは人それぞれでしょうが、実のところ、アセンションだとかフォトンベルトなんかよりも、ずっとインパクトがあり、そして現実的なイベントがもうすぐ起ることは事実です。
だけど、私は割と楽しみにしています。だって、なんだか楽しいじゃないですか。そしてそんなレアな瞬間に生きていられるなんて嬉しいじゃないですか。少年時代にベテルギウスに魅かれたのは、そんな予感があったからかもしれません。
とにかく何かが起りそう。だけど、そんな話を肴に酒を飲むのもいとおかしじゃないでしょうか。少なくとも私はそんな話が大好きです。


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■『ボナペティート』(福岡県・那珂川町)

こんにちは、石田久二です。たまには完全な息抜き記事を。
今日は久々に外でランチをしてきました。近所、、、と言うか、徒歩1分にある「ボナペティート」というイタ飯屋です。今の家に住んで5年ほどになり、数え切れないほど横を通り過ぎてるのだけど、入ったことは一度しかありません。
いろんな人から「美味しい」と聞いていたので、夜の時間に夫婦で行ってみたのですが、いろんな意味ですごい店でした。ヨーロッパ風のお洒落な建物と内装ですが、とにかく客が少ない。ところどころ掃除が行き届いてない感を、照明を落とすことでごまかしてる感じ。一言で言うとさびれてる。何より特筆すべきが、オーナー(?)の愛想の悪いこと。初老の男性が一人か二人でやってて、接客としては最低ランク。
以前行った時、何かのパスタを注文したのですが、そのオーナー、「それは、感心しない」と言って別のパスタを勧めてきたのです。最初の注文に特別な思い入れもなかったので、言われるがままにオーダー。かなり待たされてようやく来たのですが、食べてビックリ。「美味しい」のです。その日は予算をケチって、パスタだけになりましたが、いつかちゃんと食べたいと思っていました。まずはランチからでも。
後日、妻が友達とランチをするのに、この店を訪れたそうですが、確か12月30日だったかで店はお休み。だけど、ドアは開いてるし、店内も照明がついてたので、それと知らずに入ったところ、いきなりオーナーから怒られたとのこと。「休みって書いてるでしょ」、と。ただ、書いてるかどうかは店内に入らないとわからなかったそうで、店内はオーナーのお孫さんらしき子どもがちょろちょろ遊んでいたそうです。とても感じが悪かったので、「もうあの店行かん!」となり、私もそれ以降、行こうと思わなくなりました。
ただ、ここ最近のこと。ウォーキング中に毎日その店の前を通るのですが、相変わらず薄暗い店内に、客が入ってる気配もなし。商売的には完全にダメだと思うのですが、それでも長くやってるのは、何かあるんじゃないかと気になってきて。
そんな好奇心も半分、今日、ついに行くことにしました。正直、めちゃくちゃ入りにくい雰囲気で、入った瞬間、思わず「店、開いてますか?」と聞いてしまったほど。「はい、開いてます。奥どうぞ」と相変わらず無愛想加減で通され、オーダー時はメニューもなく「ランチしかありませんけど」と一言だけ。
どんなランチかも知らされず、「はい」と返事。ただ、見るとお客はそれなりに入っています。外から見えないだけなんでしょう。そして例によってかなり待たされ、ランチのパスタがやってきます。何も言わずに無言で置くだけ。フォークだけでスプーンなしですが、私はパスタを食べる時にスプーンは邪道だと思ってるので、そこは気にしません。
スパゲティカルボナーラ。具はベーコンのみ。フォークを突き刺すと、パスタのもちもち加減が伝わります。クルクルとフォークに巻いて口に入れた瞬間、ふわ~と生クリームとコショウの香りが広がります。うまいじゃん。
そして、このパスタはもしかすると生パスタかもしれません。乾麺を茹でたものじゃ、このもちもち加減はあり得ませんから。味は濃い目だと思いますが、私は濃い味が好きなので嬉しいです。ボリュームもそこそこあります。
そして間もなく、パンとメインが運ばれてきたのですが、パンは普通のフランスパン。メインは鶏肉のディッシュ。料理の名前はわかりませんが、ハーブとオリーブオイルで味付けがされています。そして期待を裏切らず、うまいじゃん、です。また、パンですが、それ自体は何の味もない普通のパンですが、パスタとメインのソースにからめて食べると、これが絶品。おそらくこうやって食べるのが正解なんだろ思います。
デザートはティラミスとエスプレッソ。ティラミスが美味しいのは当然として、エスプレッソのビックリ。これまで、こんなに美味しいエスプレッソに出会ったことがない。通じゃないのでよくわかりませんが、とにかく香りがよく、味も濃厚。味も量も大満足で1,000円は安いです。
お店としては、接客とか悪いとこだらけかもしれませんが、もし「安くて美味いパスタが食いたい!」と思ったのであれば、絶対にお勧め。グーグルで「ボナペティート 那珂川」で検索したところ、同じように接客のまずさはあるものの、味については誰もが大絶賛でした。確かにその通り。
ネットで調べてみたところ、このオーナーは若い頃に空手の先生として南イタリアに住んでて、その時に料理の腕を磨いたそうです。私はイタリアには行ったことがありませんが、実のところ、日本の接客の良さは異常です。
アメリカのレストランではウェイトレスは基本的に無給で、客からのチップで生計を立てているそうですが、そうなると当然、接客も良いと思われるでしょう。しかし、日本の接客に慣れているので、そこまで感じません。ましては、ヨーロッパやアジアはチップで生計を立てることもないので、いい接客に出会ったことの方が稀。
そう考えると、この「ボナペティート」は味も接客も、忠実に「南イタリア」がコピーされてるのかもしれません。そう思うと、このオーナーの無愛想さも憎めないどころか、店の個性にさえ思えてきます。こんな近くにありながら、今まで寄らなかったことが悔やまれます。
おそらくこのオーナーで店も終わりだろうと思うので、できる限り足を運びたいと思います。できれば、ランチだけじゃなくディナーも。久々に料理に美味しさに感動。この店はきっと根強いファンに支えられ、今日まで20年以上も続いてきたのでしょう。私もちょっとファンになりました。

「ボナペティート」
〒811-1201 福岡県筑紫郡那珂川町片縄2丁目122


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■公式ブログは読みたくない

おはようございます、石田久二です。
先日、ブログについて話をしてた時、「公式ブログは読みたくないよね~」という話になりました。確かにそう。芸能人ならまだしも、お店なり一般人なり、公式とかオフィシャルのブログは、基本的にブックマークに入ることがありません。このブログも「公式ブログ」なのですが、元々やってる「宇宙となかよし」と比べるとアクセス数は5分の1~10分の1程度です。
「公式ブログ」は基本的に一般情報や案内が中心となっており、仕事の依頼を受ける上では必要ですし、実際に役に立っています。しかし、本当のところ、読者が読みたいのは「一般情報」でもなく、ましてはや「セールスレター」でもありません。その人の「本音」が読みたいのです。
「公式」と書かれると、読者は即座に「当たり障りのない内容」と反応してしまいます。時々、私の元に「営業の神様・加賀田晃先生」の情報を求めてメールや電話を頂くことがあるのですが、きちんとした公式サイトがあるのだから、本来はそちらに問い合わせるべき。
ただし、私は一個人として加賀田先生の話を書いていたに過ぎないのですが、実のところ、興味があるのは公式の見解ではなく、個人的な意見だったりします。それは商品なども同じ。販売元が自前の商品をよく見せるのは当たり前。消費者も、それが客観的な情報でないことは知っています。
だからこそ「口コミ」が重要となり、例えばホテルや飲食店など、その内容そのものよりも「口コミ」を消費者は重要視します。私の妻も、旅館などの予約をする際、内容や値段を見た上で、最終的な決め手が「料理が4.8やったよ(5点満点中)」となるわけですから。
ですのでもし、商品なりサービスなり、自分を売り込んでいく上でブログを活用したいのであれば、表題は仮に「公式」であったとしても、あくまで「個人的」な意見をより充実せた方が、読まれることは間違いないでしょう。
そしてその「個人的」な意見が書けるのがブログの良さであり、一般的な情報は表のホームページに任せておけばいいのです。その点で言うと、このアメブロの多くは「公式」的なものが多く、正直、読み応えのあるブログは割合的に多くありません。
それよりむしろ、ライブドア、FC2、GOO、エキサイトなどの方が、「読み物」として面白いものが多い。「アメブロ=公式→売込」の傾向が今では定着しつつある中、どのように差別化をはかるかは、まさにその人の「個人」をどこまで出せるかだと考えています。


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