■流れ星の法則

こんばんは、石田久二です。
昔から「流れ星に願いを3つ言うと叶う」と言われています。それは日本に限った話ではないそうです。結論から言うと、この話は「真実」です。当たり前の話。なぜか。
それは「流れ星」からエネルギーをもらうとか、そんな話ではありません。よくよく考えてみると、流れ星が流れる時間って、どんなに長くても一秒足らず。それも突然やってくる。そんな瞬間に、願いを言うなんて、3つどころか、1つでも難しいでしょ。
だけどもし、常に、常に、常に、それらの願いを心に抱いていたら、1つ2つなら言えるかもしれない。つまり、流れ星に願いを言えるってことは、常に、常に、常に、その願いに焦点をあてて、イメージングしていることを意味します。
となると、脳(視点、思考、無意識)は自然とその願望に向けて動いていることになり、そして「行動」そのものも自然と伴ってくるため、その願望は実現して当然なのです。
人間は常にフォーカスしていることを実現します。言い換えると、人生とはフォーカスそのもの。もし、自分にとって都合のよくないイメージにフォーカスしているのなら、それがそのまま人生に反映されます。もちろん逆もまたしかり。だったら、どちらにフォーカスしたいでしょうか。そしてどちらにフォーカスするかは、今、自分で決められることです。
流れ星を見た時、とっさに願いが言えなかったとしても、今一度、自分が何にフォーカスしたいのか(何を叶えたいのか)を思い出す機会になればいいと思います。


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■最低でも目標達成

こんにちは、石田久二です。


ネットである情報検索をしていたら、久々にガツンとくるフレーズに出会いました。それは、

「最低でも目標達成」

です。ここ数日、アマゾン総合一位を取り続けている本で、その著者については存知なかったのですが購入。調べていると、NLPを同じトレーナーから学んでいたりなど、親近感が湧きました。その方のことをさらに調べている時に出会った言葉です。


その本はまだ届いていません。それどころか、アマゾンから遅れるとの連絡が来たので、明日、書店に行って購入しようと思います。ですので、まだ読んでない分、なんとも言えないのですが、ワンフレーズでガツンと来るのは久々の経験。

「最低でも目標達成」

確かにそうなのです。「目標」とは「達成」するものであって、「目安」ではないのです。私自身、パーソナルコーチをしていながら、そのことをしばしば忘れることがあります。内心忸怩たる思いを持ちながら、クライアントを全面的に認めることを筋違いすることも。


コーチングのセッションでは、基本的に「コミットメント(宣言)」を促します。次回のセッションまでに絶対にやっておくこと、達成しておくことを決めてもらい、そこからスタートするのですが、その通りにならないこともある。


そして用意されているのは、できなかったことへの「言い訳」か、ここまではできたという「中途半端な報告」。途中であってもやったことの報告ならまだしも、セッションの大半が「言い訳」を聞くようなことでは本末転倒です。


また、能力的にできなかったことを素直に認めるならまだしも、「やっていて途中で違うと思った」などと、セッション時にコミットしたことを勝手に反故にして自分を正当化してしまう。もし「違うと思う」ならば、「正しいと思った別のこと」をしっかりやって欲しいけど、それもしない。


だけど、そうは言ってもクライアント自身が決めたことなので、それ以上踏み込むことは正しいことなのか。その辺の迷いをいつも持っていたのですが、ちょっと吹っ切れました。


クライアントの目的は「結果を出すこと」であって「コーチングを受けること」ではありません。そしてコーチは確実に「結果・達成」に向けてフォーカスする。そしてどうすればセッションに「言い訳」を持ちこませない仕組みを作ることができるのか。新しい課題、だけど、最低限の前提です。


そして言うまでもなく「最低でも目標達成」は私自身に対して向けられた言葉でもあります。コーチングやセミナーのあり方も含めて、この言葉を2012年(いや、今からの)スローガンにして進んでいこうと思います。まずは、壁に貼りました。

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■丿貫に学ぶ人生

こんにちは、石田久二です。
「美味しんぼ」ってマンガの中に好きな話があります。このマンガのテーマは「食べ物」ですが、しばしば「食」を巡って対決する話が出てきます。主人公の山岡史郎に対する敵は、実の父親である海原雄山。私の好きなのは「鍋対決」って話です。
この話には丿貫(へちかん)なる奇妙な人物が登場します。室町時代に実在した人物のようですが、稀代の茶人としてマンガでも描かれています。ほとんど、浮浪者のような世界で、日本各地を放浪しながら、行く先々で茶会を開いたりています。
ある日、行きつけの「岡星」に山岡たちが集まっている時、「水のにおい」に誘われ、ふらっと丿貫が入ってきました。山岡、岡星らは興奮して、丿貫の後を付けます。そこで繰り広げられていたのは、辰さんら本物のルンペンたちとの茶会。山岡一同、感動してそれを見届けます。
話は端折りますが、この話では丿貫の気に入るような鍋対決がテーマとなります。味云々よりも、丿貫の思想と言っていいのでしょうか。先手は山岡。日本全国の鍋料理のいいとこどりをした「万鍋(よろずなべ)」を披露。審査員のウケも上々。
対する海原雄山は蟹、ふぐ、松茸、すっぽんなど、鍋の王道をドカンと披露。山岡が手を尽くし足を走らせたのに対し、雄山は最高の料理人に命じて、最高の鍋を用意させただけ。
山岡がくんだ丿貫の心とは、、、「もてなしの心」。それを言った瞬間、丿貫はキョトンとし、京極さんは焦り、雄山は大笑い。山岡はとんだ間違いをおかしていたのです。
雄山いわく、丿貫の心とは、、、「こだわりのなさ」。山岡の鍋は、相手に気に入られようと、媚を売り、こだわりにこだわり心が濁っている。雄山は、とにかく最高の鍋を食べてもらおうと一番いいものを用意した。対決の結果は言うまでもありません。
この話を思い出した時、これは人生も同じだと思いました。人はとにかくこだわります。例えば夢や願望を叶える時。そんな欲を持つべきではない、努力してはいけない、願望は自然に叶えるもの、強く願い過ぎると叶わない、自分らしく、ありのままに、、、など、とにかくいろんな御託が並べられるだけ。
一言言いたい。結局どうしたいんだ、と。願望がないならないでいい。さながらに生きればいい。何の欲も持たず、草木のようにそよそよと生き、死んでいくのも一つの人生。
だけど、本当はどうなんですか。願望あるんでしょ。もっと言うと、お金欲しいでしょ、恋愛もしたいでしょ、人から認められたいでしょ、そしてもっと自由に、幸せに生きていきたいでしょ。だったら、こだわらずに求めていいじゃん、と思うのです。
「欲を持ってはいけない」って思う時点で、すでに欲にがんじがらめ。あーだこーだと理屈を言っては、自分を正当化しようとする。そして共感してくれる人のところに行って、自分を慰めようとする。挙句の果て、自我を敵視したりする。そんなに自我が嫌いなら、前頭葉にメスを入れて、一生、思考も感情もない、草木のような生活を送ればいい。
だけど、そんなこと誰も望んでないでしょ。自我があって当然、願望があって当然。だったらまずはそれを認めて、動き始めればいい。失敗しても、それもまた人生。とにかく前に進んでさえいれば、何かわかることだってある。
こだわらず、ストレートに。自分に正直に、ただ、素直に。これは丿貫から学びました(by山岡)。


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■来年いいことある

こんにちは、石田久二です。
昨日の夜、妻が突然、興奮した口調で言いました。
「そう言えば、昨日、博多駅ですごい人を見た」
とにかく、オーラがハンパなかったそうで、生まれて初めてオーラを見たとのこと。その人は外人さんで、ちょっと怖い顔。周囲にガタイのいい男たちが取り巻いている。見たら誰もが振り返る。
すごい人だと思いながら、でも、どこかで見たことがある。もしかしたら「アルマゲドン」の主題歌を歌った「エアロスミス」のスティーブン・タイラーではないかと。でも、なぜにその人が、日中に、しかも博多駅の構内を歩いているのだろうか。
とりあえず会社のデスクで「エアロスミス 来日」で検索すると、案の定と言っていいのか、昨日がエアロスミスの福岡講演だったのです。よほどのそっくりさんでない限り、スティーヴン・タイラーでガチってことになりました。
仮にそっくりさんでも、あそこまでのオーラを出せていたら、それはそれでいい。矢沢永吉のコンサートに無数に登場する、ちょっとくたびれた永ちゃん成り切りなんかとは比べものにならない。
「いや~、来年、いいことあるよ~、だってエアロスミスよ!」
とのことですが、妻は別にファンでもなんでもありません。「アルマゲドン」って映画は好きらしいですが、コンサートはおろか、アルバムを買ったことも借りたこともない。だけど、あのオーラを見れただけで「いいことある」を連発してるのです。
そして私も思いました。来年は本当にいいことがある、と。その辺のことに、根拠など不要です。本人が「いいことある」と感じ、思い、そのような臨場感を持つことができたら、その通りになるもの。
ファンでもなんでもないエアロスミスですが、世界的アーティストと「博多駅」で遭遇することの価値。これが「新宿」だったらさほどでもないかも。つまり「貴重」な機会に遭遇できたこと自体がラッキーで、「いいことある」と単純に考えてしまえばいいのです。
実は私はエアロスミスを知りませんでした。だけど、写真を見たらなるほど、と思いました。ちなみに私ならどうだろう。誰と遭遇したらテンション上がるかな。ジャズサックス奏者のソニー・ロリンズだったら、間違いなく興奮するかも。太宰府天満宮でエドハルミと遭遇した時は、全然興奮しませんでしたが、松本人志なら大興奮だったかな。
芸能人、アーティスト、有名人、、、彼らはいるだけでそこがパワースポットになるものです。来年は本当にいいことがありそうです。
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■心からの叫び

こんにちは、石田久二です。
ディール・カーネギーの「道は開ける」は読んだことあるけど、「人を動かす」は読んだことがなかったので、読んでみました。若き日の矢沢永吉が10回以上読んだ本らしい。
人を動かす 新装版/デール カーネギー

¥1,575
Amazon.co.jp
その中に、タイトルの通り「人を動かす」ための最大の秘訣が書かれてあります。それは確かによく聞く話。営業の神様・加賀田晃氏も同じことを言ってるし、考えてみれば確かにその通り。それは、
「相手の重要感を満たしてあげること」
です。人間には様々な欲求があり、生理的な本能として食欲、性欲、睡眠欲があげられますが、もしかしたらそれら以上に強いと思うことがあります。それが「自己重要感」に対する欲求。
会社の上司が怒るのはどういう時か。叱るではなく、怒る時。それは仕事に失敗した時とか、生意気な態度を取った時ではなく、自分が蔑にされた時。誘いに乗らない、相談に行かない、目を見ない、など。そんな時、上司は修復不可能なまでに怒りをぶつけてきます。
と言うことは、逆のことをすれば、上司から簡単に気に入ってもらえる。飲みの誘いに乗るばかりでなく、時々は催促する。ことあるごとに相談に行く。目を見てしっかり話す。これだけで、嫌われる要素はなく、どんな失敗をしても味方になってくれます。
セールスでもそう。いきなり商品の説明をするのは、たとえビジネスと言え失礼極まりない。上手なセールスマンは、まずは人間関係を構築するところから始めます。その際、やはりお客さんの重要感(自尊心)を満たしてあげることが鉄板。
聞く、質問する、そして驚く。お客さんは天にも舞い上がるごとく、自分を気に入るようになり、その後の商談が容易なのは言うまでもありません。
あと、友達が多い人の特徴もそれ。相手を直接褒めることはなかなか照れくさくてできないけど、第三者に対してすごく持ち上げて紹介する人などは、間違いなく友達が多いです。相手を直接褒めるのに、大げさだとわざとらしいですが、第三者に紹介する際は、どんなに大げさでも過ぎることはありません。
私には、4歳年の離れた弟がいるのですが、小学生の頃からパソコンが得意で、小一の頃から自分でプログラムを組んで遊んでいました。私はさっぱりですが、そんな弟を素直にすごいと思って、友達や先生にも自慢していたことがあります。
だからなのか、弟はいつも私と遊びたがるのです。同級生とではなく、私と遊ぶためにどこにでも付いてくる。今思うと、私が弟の「重要感」をものすごく満たす存在だったからなのかもしれません。もし、当時、私が商売人だったら、弟はかなり優良なクライアントだったことでしょう。
とにかく、人は黙っていますが、いつも叫び続けています。
「かまってくれ~」
「認めてくれ~」
「聞いてくれ~」
と。その強い「欲求」を満たすことができる人が、人から好かれ、そして人を動かすことができる人。人間の心理は皆同じ。会う人、会う人に「承認のシャワー」を降らすことができる人間になれば、人生はさらに楽しくなるでしょうね。


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