■ガンになる方法

おはようございます、行動強化コンサルタントの石田久二です。
マイミクさんの日記に「ガンになる方法」との話が紹介されてありました。それは、
1.ガン保険に入る
2.ガン検診を受ける
3.ガンを不安に思う
ことだそうです。ある講演者の話のようですが。
つまり、ガン保険やガン検診はガンにフォーカスすることになるので、ガンを引き寄せますよって話なのでしょう。言わんとすることはわかりますが、私は3については全面賛成ながら、1と2は反対です。
※ついでに言うなら、この話が本当なら、保険も検診もましてや概念もない時代にはガンが存在しなかったことになりますが、実際は有史以前からありました。
精神論を否定するつもりはありませんが、そのためには「正しい知識」を得ることが前提。この場合、
?ガンは長生きとともにリスクが高まる
?ガンは早期発見で完治できる
が、正しい知識です。もちろん例外はありますが、この日記を百人読んだとして、その百人が例外に属する確率は極めて低いです。
早期発見で完治できるならば、定期検診でリスクや不安を軽減させることができます。つまり、定期検診は3の「ガン不安」を解消できます。
そしてガン保険ですが、公的保険に入っていれば、「高度療養制度」で負担は月9万円以内にまでなり、それが問題なければガン保険に入る必要はありません。
しかし、ガンになった場合の治療費や所得のリスクがあるならば、月数千円の掛捨てでも入る価値はあります。
ですが、そもそも「保険」とは何かを知る必要が最初にあります。しばしば「保険」とはセーフティネット、つまりサーカスの安全ネットに例えられます。
サーカスの場合で言うと、ネットがあるのは落ちるためのものではなく、安心して演技をするためのもの。つまり、ネットを張ることで演技そのものにフォーカスできる。
保険も同様で、病気になること前提にあるのではなく、万一病気になったとしてもリスクを最小化できるため、安心して日常生活を送ることができるわけです。
つまり、保険に入ることによって、病気ではなく、むしろ健康にフォーカスできるため、「引き寄せの法則」から見ても「健康」を引き寄せるのです。
ちなみに、私は今まで海外旅行する時は必ず旅行保険に入ってきましたが、使ったことは一度もありません。額にして10万円は払ったと思います。ですが、このおかげで安心して旅行ができるため、すごく安い買い物だと思っています。まさにセーフティネットです。
もちろん過度に神経質になって、いくつも保険をかけまくるのは、その日記の通り、逆に不安にフォーカスすることにはなるでしょう。
小林正観さんの本に、交通安全のお守りを車にぶら下げている数が多いほど事故にあう確率が高くなるとの話が紹介されていました。統計的に事実かどうかわかりませんが、実感的には頷ける話。
しかし、一つ二つなら気休め効果は高いし、何より用心を思い出すのに効果的。
保険も同じで、月数千円で安心を買い、保険料引落しの記帳を見るたびに、生活を見直すのにいいかと思います。そして何より大切なのが、その記帳を見た時、
「今月も守って頂きありがとうございます」
と感謝できること。ガンを敵視することなく、ましてや保険や検診を否定するのでもなく、感謝しながら生活できればと思います。自戒も含めて。


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■わざと噛む

おはようございます、行動強化コンサルタントの石田久二です。
関西で活躍する芸能レポーター、タージンは時々全国ネットにも顔を見せることがあります。例えば「人志松本の◯◯な話」がそう。
タージンはとにかく話がうまい。プロ。ただ、千原ジュニアいわく、「流ちょう過ぎて(頭に)入って来ない!」とのこと。
言われてみれば確かにそうかもしれない。例えばアナウンサー。アナウンサーも流ちょうですが、話す内容はもっぱらニュースなど事実を伝えるのが中心。子どもにすると、アナウンサーの話は面白くない。頭に入って来ない。
そこから「流ちょう=頭に入って来ない」と言う条件付けがなされてるのであれば、ジュニアが言うこともうなずけます。
そう言えば、営業の神様、加賀田晃氏もトークは驚くほど流ちょう。しかし、時折噛む。後から聞いたのですが、あれは「わざと噛む」のだとか。
実は加賀田氏も流ちょう過ぎるトークの欠点を知っていて、「相手に伝える」という効果を最大化するために、「噛む」ところまで計算しているのです。プロと言わずしてなんと言う。
最近、バラエティ番組など見ていると、芸人が噛むとやたらと指摘するシーンを見ることがありますが、あれを見ると噛むことがまるで悪のよう。
しかし、相手に話を伝えるのが目的であれば、噛むことにそこまで神経質になることもないかもしれませんね。


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■スポット対ルート

こんばんは、石田久二です。


ビジネスの基本は「大量行動」と「人間関係」である。


今、この言葉が頭の中をずっとリフレインしています。先日、「龍馬がビジネスマンから愛される理由」なるエントリーをあげましたが、それはまさに龍馬が「大量行動」と「人間関係」というビジネスの基本を徹底していたからではないかと書きました。


昨今、インターネットを活用した「人と会わない営業」なんてのも登場して久しいですが、それであってもネットの向こうの人との「人間関係」を構築することには変わりません。では、この「人間関係」を良好に構築するにはどうすればいいのか。


「人間関係」がまともに響いてくる職種が「営業」であることに異論はないと思いますが、「営業」には大きく分けて「スポット型営業」と「ルート型営業」があります。「スポット型営業」は基本的に一期一会。初対面のお客さんに、再訪することなくその場で契約させる。飛び込み営業でも、極めてエキセントリックなものです。


それに対して「ルート型営業」とは、基本的に何度も訪問して、末永いお付き合いを通して、商品やサービスを購入して頂くスタイル。それぞれ「商材」によって向き不向きがありますが、例えば「スポット型営業」などは、昔であれば百科事典、今ならばなんだろう。白蟻駆除やリフォームも定番かな。ただ、一歩間違えると押売りか悪徳商法にも。


「ルート型営業」は多岐にわたりますが、どちらかと言うと企業相手(BtoB)が中心でしょう。消費者相手(BtoC)であれば、生命保険などが典型だと思います。
ただし、いずれのスタイルも「人間関係」の構築が不可欠。専門的には「ラポール」と言うのですが、ラポールを築く方法として「インパクト」と「回数」があります。「インパクト」については、初対面で一気に相手の「自己重要感」を劇的に満たして、一気に好きになってもらうこと。もう一つの「回数」は文字通り、何度も会って徐々に好きになってもらうこと。何度も会えば好意を寄せる。ザイアンス効果とも言われています。


そしてそれぞれ「スポット=インパクト」、「ルート=回数」に対応することはわかると思いますが、もしも実直に人間関係を築く、つまりビジネスとして最初にとる方法は、私は「ルート=回数」だと考えています。


インパクト重視の「スポット型営業」は、下手したら逆のインパクトを与える危険があります。つまり勢いが強すぎてドン引きされるパターンです。それに比べて「ルート型営業」はそのようなドン引きされるアプローチではなく、ごくごく自然な形で入っていけばいい。もちろん最低限の礼儀や清潔感は必要ですが、再訪が前提なのでちょっと顔見せるだけでもいい。


私が「ルート型営業」を勧める他の理由として、最近はスポット的なアプローチが難しくなっていることもあります。一番の理由はインターネット。百科事典ならばアマゾンで買うだろうし、白蟻やリフォームも悪徳がかなり入っているので、インターネット上でその手の情報をすぐに読めてしまう。


ただ、スポット型にはそれ独特の妙味もあるし、習得すれば、短期間にラポールを築くことが可能。ですので、今の私の関心は「ルート」のスタイルベースとして、部分的に「スポット」的なアプローチが導入できないかってことです。


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■12月16日は「超ブレイク塾」です

こんばんは、石田久二です。
12月15日から20日まで、東京と札幌に出張に出かけます。17日と18日は東京と札幌でそれぞれ自主セミナーですが、16日(金)は「超ブレイク塾」さんの主催でセミナーをさせて頂きます。
【まもなく開催】★12月16日(金)★石田久二★「願望実現☆超メンタル術」★結果が出るあなたになる2012年★
正直申し上げます。このセミナーはめちゃくちゃスゴイです。自分で言うなって?いやいや自分で言うのを憚れないほどにスゴイ自信があるのです。対象者はビジネスマン。根底にはスピリチュアルがありますが、その上にどのようなビジネスコンテンツを創り上げるのか。
その意味でも興味深いと思います。そしてその日に披露するコンテンツは、来年から商工会議所等で展開するセミナーをいち早くお届けする形になります。その内容の一部をお知らせしますね。以下のレジュメをすべてお話することはできないと思いますが、一つでもピンとくるモノがあればぜひ。そして当日、ご質問頂ければ優先的にお話させて頂きます。
テーマは「大量行動」の起こし方です。
1.無一文から6年間生き残った私を支えた「流れ星理論」とは何か?
 ・「流れ星」が願いを叶えるメカニズムは「脳の原理」にあった
 ・社員に抜き打ちで「数値目標」を聞くと、何割が即答できるか
2.なぜ、「大量行動」と「労働時間」は反比例するのか?
 ・25歳までまったくもてなかった男性が人気ホストになった話
 ・「大量行動」には、飲めば飲むほど美味しくなる「限界ストレス逓減の法則」が働く
3.なぜ、人はオバケを怖がるのか?
 ・目標必達には「空白の法則」を理解することが不可欠
 ・「なぜ?」と「どのようにして?」は着地点が180度違う
 ・13階建のビルの屋上から飛び降りても死なないための質問
4.目標達成を妨げる諸悪の根源とは何か?
 ・目標を8割達成する人にだけある共通点
 ・チームリーダーは不足分2割の正体をつかめ、そして操れ
 ・やる気を削ぐ「デーモン」の正体
5.目標必達する人は何が違うのか?
 ・100メートル走のゴール直前で歩く人、走り抜く人
 ・成果は行動の2倍に比例する(Y=2X,Y:成果,X=行動)
6.「大量行動」しなければ気持ち悪くなるメカニズムとは?
 ・「大量行動」の心理的ハードルを下げる方法
 ・「Y=2X」のXの内訳に「ビルの屋上理論」を活用する(Y:成果,X=行動)
 ・目標必達にはツイート式日報を活用する
7.人は「人間関係」において一番に何を求めているか?
 ・ブサイクホステスがナンバーワンになる秘訣
 ・お客様が三つ指をつきたくなる挨拶の仕方
 ・アプローチから成約に至るまでの黄金プロセス
8.なぜ、試合前には円陣を組み、試合後にはビールを飲むのか?
 ・朝礼は潜在能力を引き出すための儀式
 ・瞬時にお坊さんのような響く声を出す倍音発声法
 ・「羞恥心」を8時間だけ捨てる方法
 ・練習は本番以上に、本番は練習以下に
9.部下を無条件に動かす「魔法の言葉」とは?
 ・人はたいていたった一言で劇的に変わってしまう
 ・オレが凹むと、アイツが動く
 ・社長のビジョンが、社員一人一人の「目標達成度」を左右する
以上、どうぞお待ちしております。


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■龍馬がビジネスマンから愛される理由

こんばんは、石田久二です。
2004年からミクシィをやってて、今、マイミク(今はこの言葉はなくなり「友人」に統一)の数は920名までいたのですが、ここ数週間、申請はほとんどなくどんどんマイミクが減っています。解除もあるのでしょうが、辞めた人も多いようです。
一時期はミクシィ本もかなり出てて、ビジネスに使う人も多かった。そのためのツールもたくさん販売されていた。今は完全にフェイスブックに移り変わった感じですが(少なくともビジネス的には)、昨年はツイッター。そしてもうすでに、フェイスブックは古いとさえ言う人もいます。
つまり、サービスやツールってのは移り変わりが非常に激しく、多くの人はそれらをしっかりモノにする前に次のモノに手を出してします。結局、振り回されるだけ振り回されて疲れてしまった、なる声もしばしば聞きます。
だけど、考えてみると、例えば坂本龍馬の時代にはインターネットはありません。龍馬はおそらく日本で最初のビジネス成功者だと思いますが、彼の仲間の岩崎弥太郎なども、インターネットも画期的なマーケティング手法も使わず大成功を収めています。
だからなのか、龍馬は多くのビジネスマンのメンターのような位置におり、私の知り合いの社長さん連中の多くは龍馬なら抱かれていいと思うほど好き。社長室に等身大の龍馬の写真を貼ってる人もいた。
龍馬がこれほどまでにビジネスマンから愛される理由は、やはり彼が「ビジネスの基本」に忠実だからだと思うのです。つまり、いつの時代にも色あせないビジネスの普遍的原理。それは何かと言うと、「人間関係」と「大量行動」です。
龍馬の無尽蔵なまでの行動力。そして誰をも魅了する人間力。それはまさにビジネスの基本であり普遍的真理。確かにサービスやツールは、それなりの使い勝手はありますが、それらを使いこなすにしてもやはり「人間関係」と「大量行動」なくしてはあり得ない。
ネットを活用するにしても、ネットの向こうにいるのは人間。リアルな「人間関係」の構築能力なくてして、その人たちの心をつかむことはできません。また、ネットを使うにしても、その準備として「大量行動」は不可欠。と言うか、ネットで稼いでる人は、めちゃくちゃ地道な行動をしていたことを言おうとしない。
次から次へと、新しいツールが登場してくる今こそ、「ビジネスの基本」を見直す必要があるのではと常々感じています。


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