開催レポート

京都編

≪魔法使い養成講座ζ≫ チャリ旅トークライブ【金運の術編4】

2026年9月30日(水)
京都駅前貸会議室 K-office 3F

ツアー4日目、京都。20年前のブログ時代から知る顔もいる会場で、一人ひとりの話を聞くところから始めた。その話が、一本の軸につながっていった。前半はフリートーク、後半はテキストに沿って「金運の術」を話した。

その日のしゃべりを、まとめておく。

  1. 前半 フリートーク
  2. 一 調子が悪い時ほど、仕込む
  3. 二 「考え方で人生は決まる」を証明するために
  4. 三 天は、いつも助けてくれた
  5. 四 ノウハウは、効かなかった
  6. 五 天の助けが来ない2年間、天中殺
  7. 六 岩戸を開くプロジェクト
  8. 後半 金運の術
  9. 七 懐に、「日」と「禄」
  10. 八 「ある」に立つ
  11. 九 斎藤一人さんと、宇宙の真ん中
  12. 十 AIが仕事を奪い、ベーシックインカムが来る
  13. 十一 やめた人から、脱落する
  14. 十二 願望は、坂道だ

前半 フリートーク

その日その場で話したこと

一調子が悪い時ほど、仕込む

前日までのしゃべりは、まとめページにもう上がっている。だから今日は、前回とも前々回とも違う話をする。そう宣言して始まった。

こういう稼業を20年もやっていると、調子のいい時もあれば、そうでない時もある。これが面白いと言えば面白い。

調子が悪い時に、何をするか。
仕込むのだ。

仕込んだものが、その後パーンと跳ねるきっかけになる。20年やってきて、調子の悪い時への耐性もついた。いちいちクヨクヨしない。「よし、今は仕込みまくろう」。この2年は、まさにそういう時期だった。

20年前、セミナーという働き方があることすら知らなかった。オフ会で出会った人がセミナーをやっていて、「これなら自分にもできそうだ」と思った。あの頃、何かが流行るたびにセミナーをやる人は山ほどいた。20年生き残っている人は、ほとんどいない。

二「考え方で人生は決まる」を証明するために

2004年、会社員のままブログを始めた。もともとは旅や音楽のホームページを作りたかった。でもコードは書けない。ソフトで作ると、素人臭いぐちゃぐちゃのページになる。そこへブログというサービスが出てきた。

書いていると楽しくなり、読む人が増えた。1年後、会社を辞めた。「人生は考え方で決まる」と言われて、それを証明してやろうと思ったのだ。「何の資格もないのに、どうやって生きていくんだ」と言われた。現実的には、その通りだった。

ブログしかない時代だ。今ならnoteで有料記事も出せるし、マネタイズの方法はいくらでもある。当時あったのは、アフィリエイトくらいだった。

三天は、いつも助けてくれた

2005年5月に会社を辞めて、インドへ行った。6月、7月、8月と収入はゼロ。企業年金を解約しないかという通知がたまたま来て、それで9月の家賃は払えた。でも10月からは、払うあてがなかった。

その時に手に入ったのが、営業の神様・加賀田晃先生のDVDだ。見まくって、ブログに先生の話ばかり書いた。3年後、先生の教材を作る心斎橋の会社から「ブログを拝見しました」と研修に誘われた。しかも先生の家は、同じスーパーを使うほどの近所だった。

DVDを見て、営業とコミュニケーションの力があれば金に困ることはない、と目覚めた。でも、売るものがない。そこに現れたのが、あるパワーグッズのペンダントだった。本当はネット販売禁止だったのに、ブログに書いてしまった。それを当時のアルファブロガーが買って紹介し、買った人たちがまたブログに書く。ネットで売っているのは僕だけ。1本○万○,○○○円で、僕の取り分は○万円。それが毎月20本、30本と売れ続けた。○○万円の金のペンダントを、一度に5本買った人までいた。

オフ会でただニコニコ話を聞いていた女性から、数日後に連絡が来たこともある。「Qさんと会った翌日、余裕資金で買った株がいきなり爆上がりして、○百万になりました。Qさんに分けなさいと、天の声が聞こえたんです。口座を教えてください」。それから、○十万、○十万と勝手に振り込まれてきた。会ったのは2回だけだ。

こういう仕事をしたら、これだけ入る。
僕には、その因果関係がない。

四ノウハウは、効かなかった

マーケティングやビジネスのセミナーにも行ったし、コンサルも何度も受けた。それ自体は再現性のある、正しいやり方だと思う。でも、僕がやるとうまくいったことは一度もない。

僕の場合は、思いついた新しいことを、どんどんやっていく。それがなんとなく花開く。このパターンしかなかった。

都市伝説系のコンテンツが跳ねた時期もあった。都市伝説は、相変わらずキラーコンテンツだ。ただ、はっきり言えば基本的に嘘だ。「世間ではこう言われているが、実はこうなんだ」の「実は」は、たいてい誰かが勝手に思いついたことにすぎない。だから振り切れなかった。

五天の助けが来ない2年間、天中殺

僕の人生は、天に助けられっぱなしだった。DVDが来る。研修に呼ばれる。ペンダントが来る。ある著者が出版社を紹介してくれて、最初の本を出す。応援してくれる人がいて、Amazonで総合1位になる。それを見た大手の編集者とつながる。いつも、実力以上の奇跡が起こってきた。

ところが、去年と一昨年は、それがまったく来なかった。調べてみると、12年に一度巡ってくる「天の助けがない2年間」、天中殺に入っていた。12年前もそうだったかもしれない、と思ったら、すとんと納得できた。

それが明けかけた8月30日、ある人から突然連絡が来た。知人のライブのクラウドファンディングが、あと少しで目標に届くという。中身も見ずに、まず支援した。その流れで話しているうちに、天の声が聞こえた。「クラファンをやれ」。

六岩戸を開くプロジェクト

去年の1月末、東大阪の枚岡神社に連れて行ってもらった。天岩戸の神話で、岩戸開きを総合プロデュースした天児屋根命を祀る神社だ。ここには「笑いの神事」がある。宮司さんとお話しして、強烈なインパクトを受けた。

その直前、高校の先輩と飲んでいた。笑いが遺伝子のスイッチを入れる、という研究で知られた生物学者のもとで博士号を取った人だ。その先輩に聞かれた。「松下松蔵さん、知ってる?」。「よか」と言うだけで病を立ちどころに治したと伝わる、戦前の人だ。全国から毎日たくさんの人が訪ねたという記録が残っている。

なぜ「よか」で治るのか。僕の仮説はこうだ。病や不運のもとにあるのは、自分を責める心、つまり罪悪感ではないか。「よか」は、それを解き放つスイッチなのだ。

数日後、今度は高千穂神社に誘われ、後藤宮司のお話を聞いた。そこにも笑いと光の話が出てきた。「よし、光と笑いのプロジェクトをやろう」。ジャズの仲間に声をかけて音源ができ、サルサの先生に振付をしてもらった。それが「よか」だ。

そして先日、九州をめぐって松下松蔵さんのお墓参りをした。前日に行くはずが時間が押して翌日にずらした秋元神社に、たまたまお彼岸の祭りの日に居合わせた。そこにいたのが後藤宮司だった。直会にまで招かれた。同行していた「落ち武者インスタグラマー」の女性が、落ち武者の格好をすると大ウケした。あとで知ったのは、あの一帯が南北朝時代に敗れた南朝方の落人が逃げ込んだ里だったことだ。火を焚けば追っ手に見つかる。だから米を干して、湧き水でふやかして食べた。今もこの地区の9割は「飯干」さんだ。

8月にヨーロッパを走った時も、最終バスを逃して乗ったタクシーで、天照大御神を祀るサンマリノ神社に寄れた。全部つながっている。

乗船券を買ってもらう。
船がどこに行くかは、まだわからない。

CDは、データまでできている。「よか」のほかに、こういう時でなければ絶対に録らない「コーヒー・ルンバ」と「ラ・バンバ」も入れた。でも本丸は「よかプロジェクトのメンバーになりませんか」だ。ダンスチームか、イベントか。でっかい船を作りたい。昨日は韓国の出版社から「韓国でもやりましょう」と連絡が来た。船は韓国へ行くかもしれないし、キューバやメキシコへ行くかもしれない。

後半 金運の術

テキストに沿って

七懐に、「日」と「禄」

ここからは、お金の話だ。

懐紙という和紙がある。お菓子を載せたり、ちょっとしたメモに使ったりするあれだ。そこに「日」という字を書いて忍ばせておくと、お金がやってくる。日本の漢字で最もパワフルなのは「日」だという。大日如来の日、日本の日だ。

実際、「日」のつく自治体には、昔から豊かな町が多い。日立、日光、宮崎なら日向、日南。大分の日田は、江戸時代は幕府の直轄地だった。

さらにそれを膨らませて、「禄」と書く。昔の俸禄、つまりお給料の「禄」だ。置く場所は3か所。自分で持ち歩く、トイレに置く、机などお金に関わる場所に置く。このトライアングルを作れば、お金には困らないと言われている。

本当に効くのかはわからない。
でも、お守り効果は、めちゃくちゃ強い。

「トライアングルがあるから大丈夫だ」と思えた瞬間、人は守られる。

八「ある」に立つ

お金を引き寄せる最も基本的なマインドセットは何か。今この瞬間にお金が「ある」ことに、感謝すること。これ以外にない。

YouTubeで臨時収入の話をすると、よくこう聞かれる。「アファメーションをやっているんですが、いつ入ってくるんですか」。知らんがな。そう聞いている時点で、不平不満の側に立っている。そこに立つ限り、お金は減っていく。

日本にいる限り、明日食えないという心配は、まずない。そんな国は、世界にそう多くない。「ある」という地点に立つ。それが最強なのだ。独立したばかりの頃に教わったことで、今もそれ以上の答えはない。

九斎藤一人さんと、宇宙の真ん中

感謝の話をするなら、この話をしないわけにはいかない。2016年、斎藤一人さんに会った。

本の販促をしていた知人から、夜10時に連絡が来た。「明日、斎藤一人さんに会うことになりました」。お弟子さんでも年に一度、千人のホールで遠くに見るくらいの人だ。翌朝8時、新小岩。福岡にいたら絶対に間に合わない。でもその日、僕はたまたま東京にいた。帰りの飛行機は午後3時。午前中はむしろ暇だった。

一人さんが話し始めた瞬間、いつもテープで聴いている声だと、涙があふれた。1時間ほどで質問が尽きると、「Qさん、何かないですか」と振られた。そこから一人さんがどんどん乗ってきた。

「俺はな、神様がいることを
証明するために生きてるんだよ」

神様はどこにいるんですか、と聞いた。「半分は、ここにいるんだよ」。もう半分は?「宇宙の真ん中にいるんだよ」。宇宙の真ん中って、どこなんですか。「それがわかんねえんだよ」。

僕は、一人さんは本当は知っているんじゃないかと思っている。ここからは僕の仮説だ。宇宙の真ん中も、ここなのではないか。半分がここで、真ん中もここなら、「自分が神だ」ということになる。そう言ってしまえば、神を外に置く宗教はなくなる。だから今は言えないのではないか。もう一つは、宇宙の真ん中は大日如来、つまり太陽だという説だ。

そして、一番しびれた言葉がこれだ。

「俺は宇宙がどんどん良くなることを知ってるんだよ。
その俺が考えるアイデアが、悪いはずねえだろ」

目の前を、ふわっと神様が通り過ぎたようだった。気づけば、お弟子さんたちまで一緒に号泣していた。「今日はいい話ができたなあ。このムードがそうさせるんだろうなあ。もう11時か。おい、そば食っていく時間あるだろ」。連れて行ってもらった店で「これ食ってみろ」と出されたカレー丼は、めちゃくちゃ甘かった。「だろ。これはなあ、デザートなんだよ」。

その話をブログに書きまくったら、お弟子さん筋からクレームが来て、「なかったことにしてくれ」と言われた。もう10年たった。時効だろう。

十AIが仕事を奪い、ベーシックインカムが来る

今しゃべっているこの話も録っている。そのままAIに投げれば、一瞬でホームページになる。最新のAIなら、ちょっとした指示でショート動画までできてしまう。動画の編集をしていた人の仕事は、ゴロッとなくなる。AIは完全に仕事を奪う。これはもう不可逆だ。

翻訳は完成した。自転車でかけているスマートグラスは、ナビもすれば、相手のスペイン語を日本語にもしてくれる。この春、中米のバスでアナウンスが聞き取れず、グアテマラの出国手続きを危うく逃すところだった。あれがあれば、そんなこともなくなる。来年には東京で無人のタクシーが走る。空飛ぶタクシーも、10年後にはあるかもしれない。

AIが仕事を奪う。でもAIはお金も生み出す。それが税金になり、財源になる。その先にあるのがベーシックインカムだ。2028年には本格的に議論が始まると言われている。月に7、8万円あれば、居酒屋でバイトしているジャズの若手は、一日中練習も作曲もできる。

この時代に、この日本に生きている。
それだけで、もう勝ち組だ。

十一やめた人から、脱落する

「とりあえず1億円」と言うと、それがゴールになる。「まずは1億円」と言えば、次に進む。1,000万円でいい。それがあったら何をするか、パッと浮かぶはずだ。

クラウドファンディングがいいのは、お金を集めることが目的ではないからだ。会場にも、ライブを開くためにクラファンをやり切った人がいた。ライブがメタアウトカムで、目標金額はその手前のアウトカムにすぎない。

YouTubeは、登録者0から1,000人まで8か月かかった。でも1,000人を超えた1か月後には、2万人になっていた。それまで上げてきた動画が、一気に回収されたのだ。

急にバーンとなる。必ずなる。
ただし、そこでやめないことだ。

知人のクラファンに協力したことがある。達成率が伸びず、本人は告知をやめてしまい、7%ほどで「なかったこと」のような空気になった。それは協力した人に失礼だ。残り2、3日で10%しかなくても、死ぬ気で走る。それまでの頑張りは、そこで全部回収される。

ワークあなたの究極の願望は?

お金が究極の願望だという人は、ほとんどいない。お金が入ったら何をしたいのか。それを、自分との約束として書いておく。

十二願望は、坂道だ

お金を目標にしている人ほど、お金が貯まらない。「お金さえあれば不安が消える」と言う。でもその不安は、自分で勝手に作り出しているだけだ。

何もしなければ、人生は水平線のまま続く。願望とは、必ず坂道を登ることだ。今とは違う自分に行くのだから、ストレスがかかる。頭では叶えたいと言いながら、叶ったら大変だな、嫌だなという思いが必ずある。

そのストレスを避けたい気持ちこそが、
願望を妨げるブロックなのだ。

だからといって、不安がゼロになるのがいいとも限らない。「この先どうしよう」というちょっとしたストレスが、人を動かすこともある。

大切なのは、何にフォーカスするかだ。後藤宮司に会えたのも、前日の予定をずらして「今行こう」と動いたインスピレーションがあったからだ。人の悪口や不平不満にフォーカスすれば、それを引き寄せる。毎朝「24時間以内にすごいことが起こる」と宣言している。本当に起こり続けている。

スピリチュアルとAIの組み合わせは、ハイヤーセルフだ。AIと話し続けていると、自分をわかってくれて、ふっと気づかされることを言ってくる。一人一台ドラえもんの時代だ。そして今年、AIがAIを育てる段階に入った。2040年と言われていたことが、2026年に起きた。人類史の転換点として、教科書に載るレベルだと思う。来年また京都に来る時には、もっと進んだ話をしているはずだ。

ENDING

最後は、浄化・封入・結界。願望を妨げるブロックを浄化し、「私は常に自由です」を封入する。参加者のリクエストで、般若心経を唱えながら、それぞれの願望を思い描いてもらった。嫌なイメージは、すべて消しておく。最後に結界を張った。
困った時にだけ開ける守巻物を手に、京都の夜は終わった。

調子が悪い時ほど、仕込む。

天の助けが来ない時期にも、終わりはある。
来年また、京都で。

ツアーはこのあと、東京まで続く。
前半のフリートークは、毎回ちがう話になる。

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