≪魔法使い養成講座ζ≫ チャリ旅トークライブ【金運の術編3】
ツアー3日目、奈良。20年来の顔なじみもいる会場で、この20年をふり返るところから話が始まった。前半はフリートーク、後半はテキストに沿って「金運の術」を話した。
その日のしゃべりを、まとめておく。
前半 フリートーク
その日その場で話したこと
初めてセミナーをしたのは2007年。セミナーというものがあることすら知らなかった。流れで東京でやってみたら「これ、いけるんちゃうか」。それから20年たった。
はっきり言う。
しゃべっているだけだ。
もちろん勉強もするし、いろんな場所に行って研鑽も積んでいる。でも形としては、しゃべっているだけ。だから、やりたがる人は多い。自分で値段を決めて、旅をしながら好きに話す。憧れる。でも、ほぼ全員が途中でいなくなる。
いい時もあれば、悪い時もある。いい時の空気を覚えている人ほど、悪い時に頑張れない。僕は逆だ。低迷している時にこそ、いろいろやる。お椀に、ずっと溜めていく。溜まったものが、ある時パーンとあふれる。あふれた後にサボる人は、昔の貯金を食いつぶしているだけだ。
2004年にブログを始め、1年後に会社を辞めた。読む人が増えてセミナーが広がり、今では47都道府県すべてと海外でやってきた。本がまあまあ売れた。するとすぐ、低迷が来た。
そこで、誰もやっていなかったYouTubeを始めた。2018年8月。8か月後にパーンと跳ねた。気がつけば、スピリチュアルYouTuberの先駆けになっていた。完全なブルーオーシャンだった。
その後、コロナ禍にはタロットYouTuberが大量に出てきた。今はほとんど残っていない。一方で、都市伝説系は相変わらず強い。最近はベーシックインカムの話をすると再生数が伸びる。
正直に言うと、同世代や60代の人に、ギラギラした願望実現の話はあまり受けない。今回の「まずは1億円」もタイトルにすぎない。中身は、いつものスピリチュアルだ。
YouTubeが伸びた半年後、ワクチンを打つか打たないかで世の中が割れた。スピリチュアル界隈には「ワクチンは否定しなければならない」という掟のような空気があった。僕は「それは大丈夫だ」と言った。かなり叩かれた。でも、仕事上打たなければならない看護師さんから「Qさんだけが肯定してくれて、救われました」と言われた。
その頃、高校の先輩にあたるある人物が、セミナーやツアーに来るようになった。都市伝説系の話をする人だ。2019年2月、熱海の合宿で「来年の東京オリンピックはありません」と言った。本当になかった。「コロナが来ることも知っていた」と言う。僕は思いっきり食いついて、YouTubeで紹介した。
ある国内の大手株と、ある海外のIT株を「買いましょう」と何度も言っていた。海外のほうは、あの時100万円買っていたら今は2,000万円になっている。実際に得をした人もたくさんいた。
なぜあれほど人が集まったのか。
具体的に、断定するからだ。
そして、ボロが出はじめた。大手広告代理店の出身だと言っていた。ある大物政治家の選挙を手伝った時、選挙区で毎日雪かきをしていたら有力者のリストをもらえた、という武勇伝もあった。雪かきをしているだけの若者に、自分の命ともいえる有権者リストを渡す人はいない。突っ込むと「だから奇跡なんですよ」。問い詰めたら「正確には内定をもらっただけ」と言い出した。それも嘘だった。情報のネタも、元官僚のある情報通の受け売りだった。
ついでに言えば、特定の株を勧めること自体、本来は問題になるらしい。僕もあの人も、そんなことすら知らなかった。
あのまま続けていたら、人がもっと集まり、嘘をつつかれて大炎上していた。本人は最初から、10億稼いだら引退するつもりだったようだ。離れてよかった。
「来年の東京オリンピックはありません」。2019年の2月に、そう断言されたら驚く。しかも本当に、予定どおりには開かれなかった。コロナが来て、100年に1度のパンデミックになった。それを予言していたとなれば、その人は一気に祭り上げられる。
でも、種明かしをすると、こういうことだ。
大きなイベントがあるたびに、
必ず誰かが「ない」と言っている。
大阪万博もそうだった。「万博はありません」と言っている人は何人もいた。あの人も言っていた。ふたを開ければ、経済効果も規模も中身も、大成功だった。
では、「万博はない」と言っていた人の顔を覚えているだろうか。誰も覚えていない。外れた予言は印象に残らない。当たった予言だけが残って、言った人はしばらく祭り上げられる。
予言が当たったのではない。たくさん投げられた予言の中から、当たったものだけが残って見えているのだ。
この20年を振り返ると、僕は何もしていないのに、急に来たことがいくつもある。
2005年、知り合ったばかりの人から「僕には合わないけど、石田さんには合いそう」とDVDを借りた。営業の神様・加賀田晃先生の研修だった。「これや」と思い、ブログに加賀田先生の話ばかり書いた。ネットで検索すると濃い情報が出てくる。見たら、自分のブログだった。
2008年、心斎橋の会社の社長から連絡が来た。ブログを読んだ、今度加賀田先生の研修をやるから来ませんか、と。先生が第一声を発した瞬間、毎日DVDで聴いていた声だと涙が出た。後でわかったのは、先生の家が同じ郵便局、同じダイソーを使うほどの近所だったことだ。
雨が降っているのに、傘がない。うまくいかない時期は、よくそう例えられる。だから家でおとなしくしていろ、と言われる。
逆だ。上の守りがない時は、
さらにその上の天に、直接つながる。
その時期にやることは決まっている。スピリチュアルな生き方をすることだ。
この前のチャリ旅でサンマリノに行った時、最終バスを逃してタクシーに乗った。途中で、天照大御神を祀るサンマリノ神社を思い出して寄ってもらった。バスで行っていたら、まず行けなかった場所だ。九州では秋元神社で、高千穂神社の後藤宮司にお会いできた。あの旅は祈りの旅だったのだ。こういう営みをする人はほとんどいない。だから、やれば一気に来る。
来月、バリ島に行く。きっかけは去年の話だ。知人が持ってきたある香りを嗅いだ経営者の男性が、突然バリの精霊を見てしまった。一人ひとりの後ろに、柱が立っているのが見えたという。本人は「オーバードーズしたのか、これは麻薬じゃないか」と騒いでいた。
その後、彼は本当にバリ島でヴィラの事業を始めた。地鎮祭に同行した、名古屋の30代のマーケターがつぶやいた。「バリは逆なんですね」。日本の地鎮祭では神様が上から降りてくるのに、バリでは下から上がってくるという。昔から見える人だった。
経営者がAIで、自分の見た精霊の姿を画像にして見せた。「これです、これ」。同じものを見ていたのだ。見えるのはつらくないのか、と聞くと、彼は大祓詞の巻物を取り出した。「だからこれが手放せないんです」。唱えると、精霊たちが喜んで静まるのだという。
見えない世界は、ある。
見えている人が、実際にいる。
最近、ダンスをやっている。天岩戸の神話では、天宇受売命が踊って岩戸が開いた。その話と、「よか」と言うだけで病を治したと伝わる松下松蔵さんの話がつながって生まれたのが「よか」という歌だ。
来月あたりから、よかプロジェクトをみんなで盛り立てる取り組みを始める。クラウドファンディングの形で、乗船券のような参加の権利をつくる。オープンチャットでつながり、ダンスユニットを結成して合宿で練習し、撮影して世界に配信する。今日も韓国の方から「韓国でも流行らせますよ」と連絡が来た。何かに火がついたら、いよいよ岩戸が開く。
後半 金運の術
テキストに沿って
日本人の半分近くは、貯金が100万円ないらしい。不思議な話だ。でも100万円を貯めてしまえば、その後は早い。
ある有名人が「NISAなんかやるやつは」と言って話題になった。意味がわからない。NISAは、証券口座の中の非課税の枠にすぎない。利益が出ても税金を取られない。それ以上でも以下でもない。NISAを否定するのは、投資そのものを否定するのと同じだ。
2年前のセミナーでNISAの話をした時、投資にまったく興味のなかったスタッフの女性が、言われた通りに月3万円の積み立てを始めた。2年後に見たら、元本72万円が約108万円。セミナーに出ただけで、30万円以上増えたわけだ。まずは頭の片隅に置いておく。そこから、お金との距離が縮まる。
前に伸ばした腕を、上から押さえる。下がらないように頑張る。これが「とりあえず」の願望だ。本気で体重をかけられたら、いつかは下がる。
次に、腕が向こうの壁まで、ビームのようにぐーっと伸びていくとイメージする。先の先を見る。すると腕は、まったく下がらない。「とりあえず1億円」では、目標はそこで止まる。手にしたら何をするのか。そこを見る。
来年9月、必ずまたアクティ奈良に来る。
その時、爆上がりしている姿を見せる。
75カ国を旅してきた。100カ国までは死ねない。100カ国に行ったら、次は150カ国と言いそうだ。『キングダム』も、始皇帝が統一するところまで読むまで死ねない。夢ばかり追っていたら夢ジャンキーになる、と言われたことがある。なったっていいじゃないか。叶えたら、それでおもろいやんけ。
お金そのものを目標にしても、力は入らない。お金を得た後に何をするか。それを書いて取っておく。何年か後に見返して「わー」となる。
バスケットボールのパスを数えることに集中していると、画面を横切るゴリラが見えない。一歩引いて「何かあるんちゃうか」と疑う人には見える。真剣な人ほど見えない。
目の前を黒い点がちらつくのも同じだ。眼科で「気にしなければ見えなくなります」と言われた。脳は、興味のないものを消す。逆に言えば、フォーカスしたものは入ってくる。
24時間以内に、すごいことが起こる。
毎朝そう宣言している。本当に起こりまくっている。
ついでに、年を重ねたら大事なのは目と歯だと教わった。目はむき出しの臓器なのに、無頓着な人が多い。外に出る時はサングラスをかける。気取っているわけじゃない。それをするかしないかで、年を取ってからの見え方がまるで違うらしい。歯のためには肉を食べる。肉が苦手なら魚でもいい。動物性のたんぱく質が要る。
AI各社が、しのぎを削っている。こっちが出たと思えば、あっちが出る。そしてついに、人間がAIを育てるのではなく、AIがAIを育てる段階に入った。昨日は一言で、ショート動画ができてしまった。5秒だ。
翻訳はもう完成した。ホームページも、ソースを貼って「これを元に作って」と言えばできる。会場にも、ホームページの外注をやめた人がいた。7月に怒涛のように作ったホームページも、全部AIで作った。
1年前、AIに算命学の鑑定をさせたら、ぼろぼろだった。それがこの1年で、驚くほどいい感じになった。ただし、わかっている人が使うのと、何もわからない人が使うのとでは、深さがまるで違う。
来年には東京で、運転手のいないタクシーが走る。2035年くらいかと思っていた。30年前、「俺は絶対に携帯電話を持たへん」というおじさんがいた。今スマホがなければ、海外の入国審査で詰む。
「AIは苦手」と言った瞬間、取り残される。
まずは課金しろ。払えば、使いたくなる。
ENDING
最後は、浄化・封入・結界。1億円のエネルギーを集めて浄化し、「私は常に自由です」を封入して、結界を張った。
困った時にだけ開ける守巻物を手に、奈良の夜は終わった。
お椀がいっぱいになれば、あとはあふれるだけだ。
来年の9月、また奈良で。