売れるコーチ?売れないコーチ

私がコーチングを仕事として始めてから五年が経過しました。昨年は新規の受付を休止していましたが、今年から新たなプログラムを作成して新規もスタート。
現在22 名の方のコーチングをさせて頂いております。ただし、私はコーチングの資格を保有しておりません。それどころか本格的な養成コースで学んだこともありません。
一方で資格を保有していても、仕事としてコーチングができるとは限りません。ですので、資格は関係ないとは言わないまでも、資格を持つことがプロコーチになるための絶対条件ではないのです。
それでは、いわゆる「売れるコーチ」と「売れないコーチ」との違いはどこにあるのでしょうか?
それは、次の三つの要素に集約されます。それは、
「ロゴス」
「パトス」
「エトス」
の三つです。「ロゴス」は知識や論理性のこと。「パトス」は感情や情熱のこと。「エトス」は相手に与える影響力、存在感、オーラのようなもの。
この三つが完成されて初めて「プロ」としての魅力が備わるのです。コーチングの養成コースで身に付けられるものは、この中では主に「ロゴス」です。
つまり「売れないコーチ」には「パトス」と「エトス」の欠如がその原因と考えられます。
ではその二つはいかにして身に付けられるのか。それらについてはまた別の機会に。


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契約社員で派遣業務145万円の年収

「人生相談」のカテゴリーを作りました。メールでもしばしば人生相談・お悩み相談を頂くのですが、よかったら本ブログのコメントで頂けると幸いです。その際、エントリーの中でご返答させて頂きますね。もちろん匿名でも構いません。ご返事は100%です。どうしても秘密にしたい場合はメールでどうぞ。秘密は厳守します。
さて「スピ系&ビジネス系のコーチング」のエントリーから次のようなコメントを頂きました。

すでに45歳になろうとしているが、契約社員で派遣業務145万円の年収。人生の目標もなく、無為に過ごしている。スピリチュアル~なのかビジネス~なのか、最初の職を辞し13年になります。出勤し給料を頂きそれ以外はこれといって出かけもせず。
このまま一生を終えるのかと思うと寂しいものがある。なにかは分からないがヒントを求めにこのブログへ来たと思うが、何を求めに来たのかもはっきり言って分からない。
自分は何なのだろう

実はこのような相談はとても多い。特別企画で無料コーチング(カードリーディング付)などをしても、同じような状態でどうすればいいのかわからない、、、とおっしゃる方が何名か必ずいらっしゃいます。
シビアな言い方かもしれませんが、「このまま」であれば「このまま」です。2012年に至福が開けることもなければ、宇宙人が助けに来ることもありません。経済的な条件を始めとして、環境はどんどん悪化するでしょう。でも、日本には生活保護があるので、最低限の生活は一応保障されるので恵まれています。そしてそのような人は統計的にもどんどん増えていっています。
ただ、その多くの人たちの中で、このブログを見つけたのは、決して偶然ではないと思います。だからと言って、私が教祖だなんてことは口が裂けても言いません。三本の線香でも救われません。正直、世の中の愚痴をこぼしながら、安酒で晩酌するだけの人生よりは、真摯な気持ちで「自分とは何か」を考えることは、とても素晴らしいと思っています。
一応、現実的な裏技から教えますね。それは「新興宗教」に入ることです。S学会でも、R公正会でも、T教でも、P教でもいいです。新興宗教の多くは、それがカルトかどうかは別として、内部においてはとても心休まる場が用意されていて、みんなからとても優しくされます。そこで奉仕活動したり、いろんな行事に参加することは、日々の生活に潤いをもたらすでしょう。そして似たような仲間とも出会えます。
ただ、私自身は新興宗教とは何の関係もありませんし、今後も関わるつもりはありません。だけれでも、もうどうしようもないところまで言ってしまえば、柔軟に門を叩いてみるのもいいと思います。もちろん新興宗教ではなく、仏教やキリスト教系の伝統的宗派でもいいです。
これが最も現実的な救われ方です。しかし、それには抵抗があるのであれば、自分でどうにかするしかありません。「このまま」を受け入れるか、「このまま」を自らの意思と覚悟で打ち破るか。結論から言うと、そんなのはどちらでもいいのです。どちらにしても人は100%宇宙から愛されているので、あの世に旅立つ時に後悔することはないでしょう。
そしてそもそも「このまま」があなたにとっての一番心地いいのです。意識ではいろいろ望むかもしれませんが、無意識(潜在意識)ではその現状が最も心地いいと思っているので、ムリして悩む必要も本当はないんです。
だけど、やっぱり「このまま」は嫌だと思うのであれば、一回しかない人生ですので、思いきることも大切。もし私があなたの立場であればそうします。私ならこうします。まず、ある程度お金を貯めて(30万程度)で会社を辞めます。そして一番安い季節に「タイ」に飛びます。往復5万で行けるでしょう。そして残りの25万円がなくなるまで、一言も日本語を話さずに、海外を放浪します。おススメはタイから南下してインドネシアの山奥を目指すのです。
正直、全然面白くないでしょう。だけど、少なくとも今の悩みからは解放され、ある時、「自分」が見える瞬間に立ち会えるでしょう。これは私の経験談。私の場合はそれがインドでしたが、もちろんインドでもいい。
そして日本に帰国します。無一文だと思いますので、とりあえず日雇いの仕事をしながら、安アパートを借りて、インターネットの環境を作ります。そして旅で気づいたことを一気にブログに書きます。ですので、日本語をしゃべらないと言っても、日記だけは忘れずに。
誰も読んでなくてもいいのです。とにかく書きまくる。するとどんどん「自分」が見えてきて、ある時、ぽか~ん!!!と啓ける時が来るでしょう。100%保証します。だけど、私は責任を負いませんので、あしからず。
その頃になると「一度は死んだ人生」と思うようになるので、飛び込み営業でもなんでもできます。それこそ死んだ気になってるので、売れないはずがない。覚悟が違うんですよ。自分は死ぬ気で売っている。相手(客)は死ぬ気で断ってくることはない。勝てるに決まってるじゃないですか。
そしていつの間にか売れ始め、高額商品もバンバン売れ始め、月収が150万円を超えます。その頃には「顧客心理」も体感としてわかるようになるので、インターネットを使った営業もできるようになり、システムを作ります。すると、ほとんど何もしなくても、月収100万円以上が入るようになり、後は若くてイイオンナをつかまえて、セックスしまくりの人生です。
ですが、そんな生活にもちょっと飽きてきて、本当に好きな女性と一緒に、再びインドネシアの山奥に行って「ウルルン」のように現地の人と再会します。
あの時は人生に絶望していた。でも今は、、、おかげでこんな素敵なパートナーと一緒に最高の人生を満喫している。ああ、、、あの時、石田さんのブログに出会ったおかげだ。感謝しかない、、、と涙を流すのです。
・・・てな人生はいかがでしょうか。まとめますと、「このまま」であれば「このまま」です。でも一回しかない人生だし、誰だっていつかは死ぬのですから、もう「死んだ気」になって新たな世界に足を踏み入れてもいいじゃないですか。
なんてことないですよ。だって宇宙は全力であなたのことを愛しているのですから(真実)、何も恐れる必要はないのです。何やってもいい。何をやらなくてもいい。あなたは何をやってもやらなくても、100%の愛を受けているのですから、よかったらそれだけは信じてください。、
あなたはどんなことがあっても愛されている。何があっても大丈夫だったことだけは!!!


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私のメルマガ開封率

昨日、メルマガを配信しました。一年ちょいやってますが、今回で43回目となりました。読者数は2,621名。まだまだメディアとしての力は強くないですが、それでもこれだけたくさんの人に読んで頂いて感激しています。
そしてメルマガタイトルも今回から変えました。前回は、、、「宇宙となかよし・プレミアムレター」でしたが、さすがにこれではね、怪しいし(笑)、、、そもそも初めての人には何が何だかわからない。ですので、直感にて、次のようにタイトル変えさせて頂きました。
「石田久二の『自分らしくステキに生きようゼ!』」
これだと、とりあえず日本語として言いたいことはわかりますよね。しばらくはこれで行きたいと思います。
ところで、昨今はブログ、ツイッター、ミクシィ、フェイスブックなど、様々なソーシャルメディアが盛んですが、それだけにメルマガの読者を集めるのは決して容易じゃないそうです。実際、ある有名メルマガ作家の話によると、メルマガが届いてそれを開封する率としては、なんと3%程度なんだそうです。
でも、この数字は実感としても理解できます。私自身もいくつか有名無名のメルマガを取っていますが、ほとんどが開かずにゴミ箱に入ってしまいます。ごく特定のメルマガか、またはよほど読みたくなるタイトルでなければ、有名メルマガであっても開くことはほとんどありません。
ただ、この3%との低率の背景には、いわゆるスパムとか、レポート読んだり、モノ買ったり、名刺交換しただけで勝手に登録されてた、、、などが含まれているからでしょう。さすがに自らの意思で登録したものであれば、もっと率は高いと思います。
では、私のメルマガはどうか。先日、メルマガの中に「不思議な絵」なるJPEG画像をプレゼントしました。ビットリーの短縮URLを使ったので、クリック数がわかるようになっています。今はダウンロードできないようになっているのですが、そのクリック数、、、なんと2,293もありました。何度もクリックする人もいるでしょうから、正確な数ではありませんが、メルマガの講読者数からすればかなりの高率だと思います。
そして何より嬉しいのは、メルマガの解除数が圧倒的に減っていることです。ここ最近、週に2回配信しているのですが、解除されても一回3件程度。その代りに一日で4~5件の登録がありますので、地道ではありますが、確実に増えているわけです。
次回、もう少しメルマガの話をしますね。


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スピ系&ビジネス系のコーチング

今朝も5時から2件のコーチングセッションでした。今晩はNLPセミナー。仕事してます(笑)
ところで私は2004年から書いている「宇宙となかよし」ってブログにスピリチュアルのブランドができているため、そっち系と思われがちですが、確かにそうであるものの、基本路線はあくまで「地に足着いたスピリチュアル」です。
ですので、当然、そのようなクライアントさんが集まることになります。私としてはとてもやりやすい。ブログで私の人となりを知って頂き、「この人なら」とお申込み頂くので、お互いのストレスがないです。
ただ、方向性としては大きく2通りのタイプに分かれます。一方が「スピリチュアルに疲れた現実路線の人(スピ系)」であり、もう一方が「現実に疲れたスピリチュアル路線(ビジネス系)」の人です。
着地点は確かに同じなのですが、コーチングのアプローチはそれぞれ異なります。それはNLP四天王の一人であるロバート・ディルツ氏が開発した「ニューロロジカルレベル」から見るとわかりやすいです。
$「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ
このモデルの特徴は「下位概念は上位概念に影響はあるが、一方で上位概念は下位概念に対して絶対的に影響する」と言う点です。
例えば「ピアノを弾く環境にある(家にあるなど)」という「環境」はピアニストであるための条件の一つかもしれませんが絶対ではありません。それに対して「ピアニストである」という「アイデンティティ」はピアニストである絶対条件であり、「アイデンティティ」が整うと、それ以下の「信念・価値観」「能力」「行動」「環境」のすべてが同時に整うことになります。
ですので、アプローチとしては「アイデンティティ」及び「信念・価値観」を変えればすべてが上手くいくのですが、そう簡単にはいきません。上位概念を変えることは下位に比べて圧倒的に難しいからです。
そこでコーチングについて言えば、いわゆる「スピ系」の人は目標はあっても「行動」が伴っていない傾向があるようです。そのタイプの人に対しては、いかにして「行動」を積み重ねるかのコーチングを徹底します。そこから「能力」を高め、ボトムアップ式に「アイデンティティ」へと結実させます。
一方、「ビジネス系」の人はもともと「行動」はしっかりしているので、メンタルなコーチングを徹底します。それがこのブログのサブタイトルでもある「信念が人生を創る!」の「信念アプローチ」です。「信念(ビリーフとも言う)」を整えることで、「行動」と「信念・価値観」が調和し、結果として「アイデンティティ」へと結実します。
ですので、私のコーチングでは最初のセッションで大まかなタイプを判断し、そこからコーチングのアプローチを決めて行きます。人によっては「毎日机の上を片付けるようにしましょう」との「環境」「行動」のアプローチもあれば、禅の公案にある「『父母未生以前に於ける本来の面目如何』について考えて置いてください」など「信念・価値観」「アイデンティティ」からのアプローチもあります。
それはクライアントによって異なります。その判断、そしてアプローチの目安として「ニューロロジカルレベル」はとても役に立ちます。ちなみに私のコーチングのバイブルの一つにディルツ博士の「NLPコーチング」があります。とても整理されてはいるのですが、あくまで概要。これを元に実践することが重要です。
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忙しくてもHはする

「忙しくて会う時間がない」


デートの誘いを断るための常套フレーズ。または冷めてしまったカップルにありがちな言葉。実は時々なんですが、女性から恋愛相談を受けることがあります。ただし、私の返事はわりとシビアです。


相談する時点で意中の男性とはあまり見込みないことはわかってるのですが、それでも一縷の望みでブラスの材料を力説する。「会う時間がない」からと言われてその言葉通りに信じようとする。でもそれがありふれた断り文句であることを知っていながらも、彼だけは特別であることを力説する。


「でもね、男はどんなに忙しくても、好きな女とセックスするためなら無理やり時間作って会おうとするものよ」、、、と昔ラジオで松任谷由実が言ってました。


男として納得。でも女はそれを信じようとしない。男の性欲については頭では理解しても、それは普通の男のことであって、彼だけはあてはまらないと力説する。でも本当のこと言うと、男は好きな女とセックスすることで、かえって疲れを吹き飛ばす生き物。得に若いうちはそう。


つまり「忙しくて会う時間がない」って言われたら、彼に活力を与えるだけの魅力が自分にはないだけのこと。相談されてここまでハッキリ言うことはないけど、これが本音。これはもちろんある程度は男から女にも当てはまる。


「忙しくて会う時間がない」と言われて一か月以上会わないようだったら、ほとんど見込みないので次に行った方がいいでしょう。もちろん本当に忙しい場合もあるけど、「忙しくてメールする暇もない」は好きな女に対しては「ない」と思います。切ない話だけど、人生いろいろ。あなたのことを待っている人がいるので、さあ、次のステージです


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