概要
受け継ぎ、究める人
天中殺で空いている二支が、午と未。六つに分けた宿命の方位のうち、南が留守になっている人です。南は、子供や目下、未来へ受け渡していく方向。そこが空いているので、午未天中殺は、子供や目下との縁が、やや薄めです。自分の築いたものを、そのまま下の世代へ引き継がせることが、少し難しい(引き継ぐ形が変わっていきます)。
そのぶん恵まれるのが、反対側です。南が欠けるとエネルギーは北 ―― 親・目上・先祖へと傾きます。だから午未天中殺は、親や先祖の恩恵を受け、財産や家業を受け継ぐ。親からどんなに助けられても、それがちゃんと力になって伸びていく星です。
役割は、末代運。家系の最後を受け持ち、先祖から受け継いだものを、自分の代でまとめ、究めていく。前へ広げるより、受け継いだものを深めることに、この星の本領があります。
下へ渡すより、受け継いで、究める。
それが、午未天中殺です。
天中殺のしくみ
空いているのは、南の場所
天中殺は六種とも、六つの方位 ―― 天上・北・東・南・西・中央 ―― のどこか一つが留守になります。どの場所が空くかで、留守になる縁も、生き方の傾向も変わってきます。
午未天中殺で留守になるのは、南。子供や目下へ渡す方向が空くぶん、力は反対の北 ―― 親・目上・先祖へと傾きます。だから親の恩恵を受け継ぎ、それを究める生き方が向きます。ほかの天中殺は、この図の別の場所が空きます(天上は辰巳、中央は戌亥)。空く場所が変われば、物語もまるで変わります。
四つのキーワード
午未天中殺を表す、四つの言葉
01末代運
家系の最後を受け持つ。受け継いだものを、自分の代でまとめる。
02親の恩恵
親・目上・先祖の恩恵を受け、財産や家業を受け継いで伸びる。
03追究
学術的・理屈的で、一芸に秀でる。ひとつの道を深く掘り下げる。
04格調
格調高いもの、伝統的なものを究めることが、将来の開運につながる。
活かし方
受け継ぎ、格調高い一道を究める
午未天中殺は、受け継ぎ、究める星です。ゼロから広げるより、親や先祖から受け継いだもの ―― 財産、家業、伝統、知識 ―― を、自分の代で深め、まとめていくことに向いています。親の恩恵を、遠慮なく受け取ってよい星です。助けられるほど伸びるのですから。
そして、この人は学問や理屈の世界に強く、一芸に秀でます。あれこれ手を広げるより、ひとつの分野を深く追究する。とりわけ、格調高いもの、伝統的なものを究めることが、将来の開運につながります。古典、伝統文化、専門の学術。時間をかけて深めるほど、この星は輝きます。
外から見ると明るくても、内面は思索的で、静かに深いものを抱えています。その内面の深さこそ、追究の力の源です。にぎやかに広げる場所より、じっくり究める場所を選ぶと、持ち味が生きてきます。
受け継いだものを、深く究める。
格調高い一道を、まっすぐに。
注意点
目上がいなくなったとき
気をつけたいのは、目上がいなくなったときです。若いうちは、親や目上の恩恵に恵まれて順調ですが、その目上がいなくなると、一時期、苦労することがあります。恩恵に頼りきりにならず、早いうちから自分の「究める一道」を持っておくこと。それが、支えを失ったときの足場になります。
また、子供や目下との縁が薄めなので、自分の築いたものを、そのまま下へ引き継がせようとすると、形が変わっていきます。思いどおりに継がせることに、こだわらないこと。継ぐ形が変わるのは自然なこと、と受け止めると、気持ちが楽になります。
内面が思索的なぶん、ひとりで抱え込みやすい面もあります。究める世界を持ちつつ、信頼できる相手には心を開くと、深さに風が通ります。
久宗式・金運アップ術
受け継いだものと、究めた一道から
午未天中殺のお金は、受け継いだものと、究めた一道から実ります。親や先祖から受け継ぐ財産・家業は、この星にとって素直な追い風です。遠慮せず受け取り、それを土台にする。そのうえで、格調高い専門分野を深く究めることが、長く続く価値と収入を生みます。
稼ぎ方の軸は「継承と追究」。広く浅く稼ぐより、ひとつの専門を深めて、替えのきかない存在になること。伝統・学術・格調の高い世界と好相性です。目上の恩恵があるうちに、自分の一道を育てておくと、生涯の財の柱になります。
開運アクション
受け継ぎ、格調高い一道を究める
親や先祖の恩恵を素直に受け取り、それを土台に、伝統的で格調高い専門分野を深める。究めた深さが、そのまま午未天中殺の財になります。
広げるより、受け継いで究める。深く究めた人に、実りが宿る。
あなたの天中殺は、どこが空いているでしょう。
生年月日から命式を出せば、六種のどれにあたるかがわかります。