概要
心の次元を、高める人
天中殺で空いている二支が、戌と亥。六つに分けた宿命の方位のうち、まん中の中央が留守になっている人です。中央は、自分自身や家系、心の支えの場所。そこが空いているので、戌亥天中殺は、心の芯によりどころのなさ、不安を抱えやすく、とても繊細で、人の気を受けやすいところがあります。
現実の扱いも、少し苦手です。夢はあっても、それを現実の形にするのが不得意な傾向があります。けれど、それは欠点ではありません。中央が欠けるぶん、この人のエネルギーは、いちばん上の天上 ―― 精神へと傾きます。だから戌亥天中殺は、生まれながらの精神主義。夢を追いかけ、目に見えない世界に心を寄せる星です。
役割は、家系のはみ出し運(独立運)。家の枠に収まるより、精神的な世界で、自分の道を歩んでいきます。精神的に教育され、精神的な生き方を重んじるほど、運勢が伸びる。心の次元を高めることが、この星の生き方の軸になります。
現実より、心。精神の世界で、高くのぼる。
それが、戌亥天中殺です。
天中殺のしくみ
空いているのは、中央の場所
天中殺は六種とも、六つの方位 ―― 天上・北・東・南・西・中央 ―― のどこか一つが留守になります。どの場所が空くかで、留守になる縁も、生き方の傾向も変わってきます。
戌亥天中殺で留守になるのは、中央。心の支えの場所が空くぶん、力は上の天上 ―― 精神へと傾きます。だから精神的な生き方を重んじると運勢が伸びます。ほかの天中殺は、この図の別の場所が空きます(天上は辰巳、北は子丑)。空く場所が変われば、物語もまるで変わります。
四つのキーワード
戌亥天中殺を表す、四つの言葉
01精神主義
心や精神の世界に価値を置く。夢を追いかけ、目に見えないものを大切にする星。
02独立運
家系のはみ出し運。枠に収まらず、精神的な自分の道を歩む。
03繊細
心の支えが空くぶん、繊細で人の気を受けやすい。感受性が豊か。
04心の次元
読書や尊敬できる人との交流で、心の次元を高めることが開運の秘訣。
活かし方
心の次元を、高めていく
戌亥天中殺は、精神の世界に生きる星です。現実の損得や実務で勝負するより、心・精神・目に見えないものを扱う場所でこそ、力を発揮します。宗教、哲学、芸術、学び。夢を追い、心の世界を深めていくことに、この星の本領があります。
いちばんの開運の道は、心の次元を高めることです。良い本を読み、尊敬できる人と交わり、精神的に自分を育てていく。精神的な生き方を重んじるほど、この星の運勢はぐんと伸びていきます。逆に、現実の損得ばかりに引きずられると、持ち味がしぼんでしまいます。
そして、この人には周囲を活用できる力があります。自分ひとりで現実を回すのが苦手なぶん、人に恵まれ、人の力を借りて進んでいける。夢を語り、周りを巻き込み、支えてもらう。それは弱さではなく、この星の生き方の知恵です。
心の次元を、高めていく。
夢を語り、人に支えられて進む。
注意点
心のよりどころを、持つ
気をつけたいのは、心の支えが空くぶん、不安を抱えやすいことです。とても繊細で、人の気を受けやすいので、周りの空気に左右されて、心が揺れることがあります。だからこそ、自分の心のよりどころを持つことが大切です。信じられる教え、尊敬できる人、打ち込める精神的な世界。芯になるものがあると、繊細さが強みに変わります。
現実を形にするのが苦手な点も、無理に一人で抱えないこと。実務が得意な人と組み、自分は夢と方向を示す役に回ると、弱点が弱点でなくなります。周囲を活用できるのが、この星の持ち味です。
繊細で人の気を受けやすいぶん、不特定多数の中で揉まれすぎると疲れます。信頼できる相手にだけ深く心を開き、静かに心を養う時間を持つと、この星は安定します。
久宗式・金運アップ術
心を高めた先に、巡ってくる
戌亥天中殺のお金は、現実を追うより、心の次元を高めたところから巡ってきます。損得の計算で稼ぐより、精神的な価値 ―― 学び、教え、癒し、表現 ―― を深めるほうが、この星には合っています。現実の実務は、得意な人の力を借りればいい。夢と精神性で人を惹きつけ、支えられて回っていくのが、この星の巡り方です。
稼ぎ方の軸は「精神性と人の縁」。心を高める世界に身を置き、尊敬できる人とつながること。周囲を活用できるのが強みなので、一人で抱え込まず、人に恵まれる道を選ぶ。心の次元が高まるほど、不思議と必要なものが巡ってきます。
開運アクション
心の次元を高め、人に支えられて進む
良書を読み、尊敬できる人と交わり、精神的な生き方を重んじる。現実の実務は人の力を借りる。心を高める人のもとに、巡りがやってきます。
現実を追うより、心を高める。夢を語る人に、人と巡りが集まる。
あなたの天中殺は、どこが空いているでしょう。
生年月日から命式を出せば、六種のどれにあたるかがわかります。