陽 占 の 世 界 ・ 十 大 主 星

司 禄 星(しろくせい)

こつこつ、貯める家庭を守り、財を蓄える星

引力本能・陰土性・中央石田久宗

概要

内へ深く、こつこつ貯める

本能引力(陰)五行方向中央正妻

十大主星の六番目、司禄星。禄存星とおなじ「引き寄せる」星 ―― 引力本能ですが、こちらは陰。禄存星が外へ広く愛を回す星なら、司禄星は、内へ深く愛を注ぎ、こつこつ貯める星です。

引き寄せた愛も財も、外へ回すのではなく、自分のもと ―― とりわけ「家族」という、いちばん小さくて温かい輪のなかに、大切にためていく。司禄星にとっての引力の世界は、なによりまず家庭です。暖かい家庭に恵まれ、家族を中心に物事を考える、良妻賢母・良き家庭人の星です。

性格は、堅実そのもの。地味でも一歩ずつ着実に積み重ね、約束を守り、まわりから厚い信頼を得ます。お金や物をこつこつ集めて手元に残す、蓄積・蓄財の才も抜群。派手さはないけれど、世の中の「標準」をきちんと築ける、安心と信用の人です。

五大本能は引力本能の陰。五行は土、方向は中央。家族の型でいえば正妻、徳目は信。大地が一年かけて実りをたくわえるように、日々の積み重ねを、確かな豊かさに変えていく星です。

外へ回すのが、禄存星。

内へ貯めるのが、司禄星。

四つのキーワード

司禄星を表す、四つの言葉

堅実を表すイラスト

01堅実

地味でも、コツコツ。一歩ずつ確実に積み上げ、足元を固めていく着実さ。

蓄積を表すイラスト

02蓄積

ためる才能。お金も物も知識も、こつこつ集めて手元に残す。富を築く力。

家庭愛を表すイラスト

03家庭愛

愛は、内へ深く。家族を何より大切にし、温かい家庭を守り育てる。

信頼を表すイラスト

04信頼

常識的で誠実。派手さはないが、約束を守り、まわりから厚い信用を得る。

活かし方

毎日の一歩を、着実に

司禄星は、コツコツ積み重ねるほど強い星です。一発逆転を狙うより、毎日の一歩を着実に。地道に続け、足場を固め、信頼を貯金していく ―― そのうちに、誰も追いつけない確かな財産が築かれます。経理や総務、財務、暮らしまわり、堅実な蓄財 ―― 着実さが信用になる場所でこそ、力を発揮します。

ひとつだけコツがあります。目先だけで動くと、コツコツが目標からずれていく。先に大きな絵を描いて、向かう先を決めてから積み上げる。広い視野と日々の積み重ね、その両方がそろったとき、司禄星の堅実さは最大の武器になります。

派手な一発より、毎日の一歩。

それが、司禄星の強さ。

弱点と注意点

守りすぎ、抱え込みすぎに

堅実さは、行きすぎると頑なさに転びます。発想の転換が苦手で、状況が変わっても、これまでのやり方に固執しがち。うまくいかなくなる原因は、たいてい「これまでの蓄積」と「変わった状況」のズレにあります。古いやり方をいったん手放す勇気が、流れを変える鍵になります。

そしてもうひとつ。ためる才能も、行きすぎると抱え込みになります。守りに入りすぎると、世界が少しずつ狭くなる。家族を守る気持ちが強いぶん、内向きになりすぎないこと。ときには外の風を入れ、新しいものを取り込む余白も、残しておきたいところです。

人体星図

五つの場所と、その意味

陽占(人体星図)は、心を「頭・胸・腹・左手・右手」の五か所に分けて映し出します。同じ司禄星でも、座る位置で、その「ためる」力が働く場面が変わります。

父親・目上・ルーツ 子供・目下・夢 右手西 配偶者・補佐役・家庭 左手 兄弟・友人・社会 中央 自分自身・本質
人体星図の概念図 ―― 十大主星は、心を五つの場所に映し出す。中心の「胸」がその人の本質を表す。

胸(中央)自分自身・本質

中心が司禄星なら、根っからの堅実家で家庭人。こつこつ積み上げ、家族を大切にし、信頼を貯めながら生きていきます。派手ではないけれど、いちばん頼れる人です。

頭(北)父親・目上・ルーツ

目上に対して、誠実でまじめ。常識をわきまえ、きちんと立てます。古くからの縁や家のしきたりを重んじ、受け継いだものを堅実に守り継いでいくタイプです。

左手(東)兄弟・友人・社会

社会では、信用第一の堅実派。地味でも約束を守り、こつこつ実績を積む。派手な人脈づくりより、確かな信頼関係を、少しずつ着実に広げていきます。

右手(西)配偶者・補佐役・家庭

ここは司禄星のホーム。家庭をこの上なく大切にし、温かい家を築く良き伴侶・親です。家族のためなら粘り強く、守りに徹します。蓄えも家庭運営も、抜かりありません。

腹(南)子供・目下・夢

子供や目下を、堅実に育てます。こつこつと、地に足のついた接し方。未来も「積み上げていくもの」ととらえ、着実に準備する。夢も、現実的に一歩ずつ組み立てていきます。

久宗式・金運アップ術

こつこつ貯めて、着実に殖やす

司禄星は、禄存星と並ぶ「財の星」。ただし、禄存星が“回す財”なら、司禄星は“貯める財”です。気前よく動かすより、こつこつためて、確実に増やす。堅実な貯蓄・積立・不動産など、地道に殖やしていく方法と、相性は抜群です。

稼ぎ方の軸は「堅実」と「継続」。一攫千金より、毎月の積み重ね。家計を整え、無駄を省き、整理整頓して残す ―― その地道さが、いつのまにか大きな財になります。

開運アクション

「ためる仕組み」を整える

司禄星の五行は土、方向は中央。暮らしの土台を固めることが、何よりの開運です。新しい口座を作って積み立てを始める、家計簿をつける、家やまわりを整理整頓する ―― 土台が固まるほど、財はそこに根を張ります。ただし、貯めること自体が目的になって小さくまとまらないよう、大きな目標だけは持っておきましょう。

足元を固め、日々を積み上げる。こつこつ貯めて着実に殖やすことが、いちばんの金運アップ術です。

あなたの司禄星は、心のどこにありますか。
生年月日から命式を出せば、人体星図のどの場所にこの「ためる」星が宿っているかがわかります。

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