概要
時を超え、自在にめぐる星
墓を過ぎ、人生は魂の世界へ ―― 天馳星は、あの世を飛び回るように、時間も空間も超えて自在に動く段階にあたります。
エネルギーは1。十二大従星でいちばん小さい数字ですが、ここ一番の瞬間の力量は、最強とされる天将星をしのぐとも言われます。点数は現実での行動量を表すもので、大小に優劣はありません。
気が一つの形に限定されないため、何にでも溶け込み、何でも受け入れる大らかさを持ちます。過去も未来もなく「いま」だけを生きる ―― だからこそ、もっとも現実的な世界とも言えます。感情と行動が、まっすぐ一体になる星です。
鋭いひらめきと感性で一芸に秀でますが、持続は得意ではなく、思いつきで終わりがち。動きを止めると調子を崩しやすいので、いつも動いているほうが冴える星です。
持続より、瞬発。
いまを駆け抜ける人。
四つのキーワード
天馳星を表す、四つの言葉
01瞬発力
ここ一番の集中力は随一。瞬間に、最大の力を出す。
02多忙
いつも動いている。動き続けるほど冴える、止まらない星。
03直感
鋭いひらめきと感性。理屈より先に、本質をつかむ。
04寛容
何にでも溶け込み、何でも受け入れる。垣根のない大らかさ。
活かし方
動きながら、力を出す
天馳星は、じっとしているより、動き続ける中で力を発揮する星です。瞬発力とひらめきを生かせる場所 ―― 変化の多い仕事、専門技術、ここ一番で集中する役割に向いています。
鍵は、「持続より瞬発」と割り切ること。長く一定でいるより、短く強く動くほうが性に合う。動き続けることそのものが、この星の健康法でもあります。
止まると、調子が出ない。
動き続ける人が、いちばん冴える。
弱点と注意点
走りっぱなしに、注意
瞬発力の裏返しで、持続は苦手。ひらめきだけで終わったり、多忙のなかで空回りしたり、人に利用されてしまうこともあります。一方で、動きを止めすぎると、かえって不調になりやすい星です。
だからこそ、ひらめきを形に残す仕組み(記録・仲間・締切)を持つこと。軽やかさを保ちながら、瞬間の力を成果につなげる工夫があると、その自在さが大きく生きてきます。
三つの時期
初年・中年・晩年、三つの場所
陽占では、十二大従星は人生の三つの時期に配置されます ―― 年支から出る星が初年期(右上・左肩)、月支から出る星が中年期(右下・左足)、日支から出る星が晩年期(左下・右足)。同じ天馳星でも、どの場所に入るかで、その「自由さ」の働き方が変わります。
初年期右上・左肩
じっとしていない、活発で多才な子。興味があちこちに飛び、ひらめきに満ちています。一つにしぼるのは少し苦手かもしれません。
中年期右下・左足
多忙に動き回る時期。瞬発力とひらめきで、ここ一番の場面に強さを見せます。立ち止まるより、動き続けるほど冴える時期です。
晩年期左下・右足
年を重ねても身軽で、フットワークは軽やか。枠にとらわれず、最後まで自在に動き続ける人です。
久宗式・金運アップ術
動いた先に、巡ってくる
天馳星のお金は、じっと貯め込むより、動かし回す中で生まれる星です。瞬発力を生かしたここ一番の働きや、フットワークの軽さが、実りを呼び込みます。
稼ぎ方の軸は「軽さと瞬発」。守って溜めるより、好機を逃さず動く。変化を楽しめる仕事、ひらめきを生かせる仕事と好相性です。
開運アクション
動き続け、ここ一番に賭ける
立ち止まって守るより、軽やかに動き、好機を逃さずつかむ。動き続ける人のもとに、巡りはやってきます。
貯めるより、回す。動き続ける人に、運がめぐる。
あなたの天馳星は、どの時期にありますか。
生年月日から命式を出せば、初年・中年・晩年のどこにこの星が宿るかがわかります。