概要
すべてを受け入れる星
病人期を過ぎ、人生は死人の段階へ ―― 天極星は、時間も役割もない「無」の世界、すべてから解き放たれた境地にあたります。
エネルギーは2。点数は現実での行動量を表すもので、大小に優劣はありません。天極星は、押す力ではなく、すべてをそのまま受け入れる、深い受容の星です。
善悪も上下も、隔てなく受けとめる。純粋で、逆らわず、人の無理も聞き入れる。柔軟すぎて信念がないように見られることもありますが、それは自我に縛られない、悟りに近い境地から来ています。
霊感や哲学、宗教、技術的な学問への才を持ち、無欲ゆえの強さがあります。真に燃え上がった天極星は、この世で最強とされる天将星をしのぐ ―― そう言われるほど、静かで深い力を秘めた星です。
逆らわないことは、弱さじゃない。
すべてを受け入れる、静かな強さ。
四つのキーワード
天極星を表す、四つの言葉
01霊性
目に見えない世界とつながる直感。哲学や宗教に親しむ心。
02受け身
逆らわず、人の無理も聞き入れる。すべてをそのまま受けとめる。
03無欲
役割や欲から解き放たれた境地。執着しないからこその、静かな強さ。
04悟り
善悪も上下も超えた、自我に縛られない境地。達観したような落ち着き。
活かし方
受け入れる力を、強さに変える
天極星は、勝ち負けや自己主張の世界では本領を発揮しません。むしろ、こだわりを手放し、すべてを受け入れたところに力が生まれる星です。霊性・哲学・研究・技術など、一つの世界を静かに究める場所が向いています。
鍵は、「受け入れる力」を強みと知ること。執着を手放すほど、かえって深い力がわいてくる。それが天極星の、逆説的な強さです。
手放すほど、強くなる。
受け入れる人が、いちばん自由。
弱点と注意点
流されすぎないために
何でも受け入れる柔らかさは、行きすぎると自分の軸を見失わせます。強い相手に流されたり、善悪の区別がつきにくくなったりすることも。だからこそ、教養と学びで、芯を養うことが大切です。
また天極星は、中年期に一度すべてを手放すような大きな転機(転職・離婚・再婚など、人生の「一度の死」)を経験しやすい星です。恐れず受け入れれば、その先により自由な境地が開けます。
三つの時期
初年・中年・晩年、三つの場所
陽占では、十二大従星は人生の三つの時期に配置されます ―― 年支から出る星が初年期(右上・左肩)、月支から出る星が中年期(右下・左足)、日支から出る星が晩年期(左下・右足)。同じ天極星でも、どの場所に入るかで、その「受け入れる力」の働き方が変わります。
初年期右上・左肩
おっとりして逆らわない、手のかからない子。直感が鋭く、年齢以上に不思議な落ち着きをまとっています。
中年期右下・左足
一度すべてを手放すような、大きな転機を迎えやすい時期。それを越えると、より自由で深い境地に至ります。変化を恐れないことが鍵です。
晩年期左下・右足
執着が薄れ、すべてを受け入れる穏やかな境地に。霊性や精神性が深まり、達観したような落ち着きをまといます。
久宗式・金運アップ術
手放すほど、巡ってくる
天極星のお金は、追えば逃げ、手放すと巡ってくる、不思議な性質を持つ星です。欲を張らず、自然の流れに任せるほど、必要なものは満たされていきます。
稼ぎ方の軸は「執着しないこと」。お金そのものを追うより、霊性・研究・技術など心惹かれる世界に身を置き、人や縁に恵まれて生きるほど、不思議と困らない巡りが訪れます。
開運アクション
執着を手放し、流れに任せる
お金に縛られず、与えられたものを素直に受け取る。欲を手放した人のもとに、かえって必要な巡りがやってきます。
追えば逃げ、手放せば巡る。執着しない人に、与えられる。
あなたの天極星は、どの時期にありますか。
生年月日から命式を出せば、初年・中年・晩年のどこにこの星が宿るかがわかります。