概要
穏やかに、人を包み込む星
壮年の働き盛りを過ぎ、人生は晩年へ ―― 天堂星は、年を重ねた「老人」の段階にあたります。
エネルギーは8。決して小さくはない、落ち着いた中堅の力を持つ星です。点数は現実での行動量を表すもので、大小に優劣はありません。天堂星は、力で押すのではなく、穏やかさと蓄えた知恵で人を包み込む星です。
おっとりとして、温厚で、争いを好まない。表に出て先頭を走るより、一歩引いたところから全体を見て、まわりに安心を与えます。長い時間をかけて蓄えられた知恵があり、年齢以上に落ち着いた、人生の達人のような雰囲気をまといます。
困っている人がいれば、そっと手を差しのべる。前に出ずとも、いることで場がやわらぐ ―― 福祉・教育・カウンセリングなど、人を受けとめ支える分野で、その温かさが生きる星です。
急がず、争わず。
穏やかさが、いちばんの強さになる。
四つのキーワード
天堂星を表す、四つの言葉
01老成
年齢以上に落ち着いた円熟。人生の機微を知る、達人のような成熟。
02自制
出しゃばらず、わきまえる。出処進退を心得た、節度の心。
03脇役
前に出ず、裏方で支える。きらびやかを好まない、控えめな強さ。
04中身重視
名誉や地位より、中身。外面より実質を見つめる、確かな目。
活かし方
受けとめる場所で、生きる
天堂星は、競争で前に出るより、人を支え受けとめる場所でこそ生きてくる星です。勝ち負けの土俵で無理に戦うとすり減ってしまいますが、相談される、頼られる、まとめ役になる ―― そんな立場に身を置くほど、その穏やかさが大きな安心になります。
鍵は、「受けとめる力」を価値として自覚すること。目立たなくても、人の話をじっくり聞ける人、争いをおさめられる人は、何より得がたい存在です。前に出ない優しさは、弱さではなく、まわりを生かす知恵そのものです。
前に出なくていい。
受けとめる人が、いちばん深い。
弱点と注意点
ときには、意志をはっきりと
穏やかさは、行きすぎると「のんびりしすぎ」「優柔不断」と見られることがあります。争いを避けるあまり、決めるべき場面で決めきれなかったり、流されてしまったりすることも。
だからこそ、ときには自分の意志をはっきり示すこと。受けとめるだけでなく、ここぞという場面で一言を添える。穏やかさに芯の強さが加わると、天堂星の優しさは、より頼れるものになります。
三つの時期
初年・中年・晩年、三つの場所
陽占では、十二大従星は人生の三つの時期に配置されます ―― 年支から出る星が初年期(右上・左肩)、月支から出る星が中年期(右下・左足)、日支から出る星が晩年期(左下・右足)。同じ天堂星でも、どの場所に入るかで、その「穏やかさ」の働き方が変わります。
初年期右上・左肩
子供のころから穏やかで、聞き分けのよいおっとりした子。年齢以上に落ち着いていて、まわりを和ませます。手のかからない、おとなびた幼少期です。
中年期右下・左足
働き盛りでも、競争より調和を選ぶ時期。先頭に立つより、まとめ役・相談役として人を支え、信頼を集めます。やわらかな存在感が光ります。
晩年期左下・右足
天堂星が最も自然に輝く場所。年を重ねるほど知恵と落ち着きが増し、人生の達人のような穏やかさで、まわりに安心を与えます。
久宗式・金運アップ術
巡らせる人に、巡ってくる
天堂星のお金は、人とのつながりと信頼の中から、穏やかに巡ってくる星です。ガツガツ稼ぐより、人に喜ばれ、頼られることが、めぐりめぐって実りになります。
稼ぎ方の軸は「支えと信頼」。競争で奪い合う仕事より、人を受けとめ世話をする仕事、知恵や経験を分け与える仕事と好相性です。蓄えた知恵そのものが、財を呼ぶ資産になります。
開運アクション
人を受けとめ、惜しみなく与える
見返りを求めずに差しのべた優しさは、まわりまわって自分のもとへ返ってきます。与えることが、そのまま豊かさの種を蒔くことになります。
奪うより、与える。巡らせる人のところに、巡ってくる。
あなたの天堂星は、どの時期にありますか。
生年月日から命式を出せば、初年・中年・晩年のどこにこの星が宿るかがわかります。