陰陽五行運命哲学
十干 | 其の三

ひのえ(へいか) ・ 陽の火 — 太陽

丙は、十干の三番目に置かれる干です。五行の「火」を陽に振り分けたもので、自然界では空に輝く太陽にたとえられます。誰に頼まれなくても、ただ昇り、ただ照らす。特別なことをしなくても、いるだけで周りを明るくする――これが丙という人を理解する出発点になります。

丙の性格 ― 4つのキーワード

丙の人柄は、太陽そのものの姿に表れます。次の4つの場面が、丙という性質をいちばんよく言い当てています。

大地を照らしながら昇る太陽
明るい昇るだけで世界を照らす太陽のよう。いるだけで、その場がぱっと明るくなります。
どこまでも広がる青空と草原
おおらか広い空のように、細かいことにこだわらない。分け隔てのない大きさがあります。
砂塵を上げて駆ける馬
行動力・バイタリティ思い立ったら一気に駆け出す。あふれる熱量で周りを巻き込んでいきます。
船を導く灯台
目立つリーダー気質灯台のように、ひときわ高く輝いて人を導く。自然と中心に立つ人です。

丙の強み

いるだけで場が明るくなることが、丙の最大の財産です。太陽のように、特別なことをしなくても存在そのものが目立ち、人を惹きつけます。

丙の弱み

太陽は、加減ができません。同じように丙も、やりすぎ・言いすぎ・照らしすぎになりがちで、こまやかな気配りはあまり得意ではありません。

また、ぱっと燃え上がるぶん飽きっぽく、熱が冷めるのも早いところがあります。目立つがゆえに気を張って疲れたり、知らないうちに敵をつくってしまったりすることも。明るさの裏側にある「休めなさ」には、意識して気を配りたいところです。

丙の最大限の活かし方

丙は、表に立って発信したり、人を励ましたりする場で、いちばん輝きます。新しいことの口火を切る「火付け役」は、まさに天職です。

大切なのは、細部は得意な人に任せること。丙は全体を照らすのが役目で、こまかい管理は不向きです。灯火タイプ(丁)のように細やかな人と組むと、明るさが長持ちします。熱を一気に出しきらず、こまめに休んで「燃料」を残しておくと、長く照らし続けられます。

久宗式・現世利得に直結するお得情報

丙のための、今日からできる開運メモ
丙は「火」、方角は「南」、季節は「夏」、色は「赤」。太陽の性質を、日々の行動に落とし込みましょう。
  • 勝負は、朝より「日中」に。太陽が高く昇る時間帯が丙の本領。大事な発信・人前の仕事は午後の早い時間に。
  • 赤を一点、身につける。火の気を補う色。ネクタイ・小物・差し色に赤を入れると、持ち前の華やぎが出ます。
  • 苦味で、火を整える。コーヒーやゴーヤなど少しの苦味が火性を養います。赤い食べ物も相性◎。
  • こまめに休んで、燃え尽きを防ぐ。丙は出しきりがち。意識して休む時間をつくると、長く明るくいられます。
  • 人前に出る予定を、積極的に入れる。注目される場でこそ運が回ります。発表・登壇・主役の役を引き受けて吉。

おわりに

丙は、ただ昇り、ただ照らす太陽。その明るさと行動力は、まわりの人を元気づけ、前へ進ませる力になります。加減のきかない不器用さも含めて、丙の魅力です。

あなたの「本質の干」は、どれ?

生年月日からつくる「命式」を見れば、自分がどの十干なのかがわかります。命式表の左上に出てくる干が、あなたの本質をあらわします。

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